naota 14/11/28 05:46:42 Modified: hb-install-stage.xml Log: Translation update
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- -<ul test="not(contains('AMD64 x86', func:keyval('arch')))"> -<li><uri link="#doc_chap2">一般的な選択: インターネットからダウンロードしたstageを使う</uri></li> -<li><uri link="#doc_chap3">もう一つの選択: Universal CDのstageを使う</uri></li> -</ul> - </body> </subsection> </section> <section> -<title>一般的な選択: インターネットからダウンロードしたstageを使う</title> +<title>インターネットからダウンロードしたstage3アーカイブを使う</title> <subsection> -<title>stagetarballのダウンロード</title> +<title>stage3アーカイブのダウンロード</title> <body> <p> Gentooをインストールしようとしているファイルシステムのマウントポイントに移動してください。 -(大概は、次の場所です。<path>/mnt/gentoo</path>) +(大抵は<path>/mnt/gentoo</path>でしょう) </p> -<pre caption="インストール先のマウントポイントに移動"> +<pre caption="マウントポイントに移動 +"> # <i>cd /mnt/gentoo</i> </pre> <p> -インストールに使用している媒体によりますが、stageをダウンロードするツールが2、3用意されています。 -もし<c>links</c>が使用可能なら、すぐにでも<uri link="/main/en/mirrors.xml">the Gentoo mirrorlist</uri>にアクセスして、最寄のミラーを選択することができます。 -<c>links http://www.gentoo.org/main/en/mirrors.xml</c>と入力してエンターを押してください。 +インストールに使用しているメディアによりますが、stage3アーカイブをダウンロードするツールがいくつか用意されています。 +もし<c>links</c>が使用可能なら、すぐにでも<uri link="/main/en/mirrors.xml">ミラーリスト</uri>にアクセスして、最寄のミラーを選択することができます。 +<c>links http://www.gentoo.org/main/en/mirrors.xml</c>と入力してEnterを押してください。 </p> <p> -もし<c>links</c>が使えない場合には、<c>lynx</c>を一時的に使用できるでしょう。 -proxyを使う必要がある場合には、<c>http_proxy</c>と<c>ftp_proxy</c>を設定してください。 +もし<c>links</c>を使えない場合には、<c>lynx</c>が使用できるでしょう。 +プロキシを使う必要がある場合には、環境変数の<c>http_proxy</c>と<c>ftp_proxy</c>を設定してください。 </p> - -<pre caption="lynxでのproxy情報の設定"> + +<pre caption="lynxのプロキシ設定"> # <i>export http_proxy="http://proxy.server.com:port"</i> # <i>export ftp_proxy="http://proxy.server.com:port"</i> </pre> - + <p> -ここから先は<c>links</c>が使用できると仮定して説明してきます。 +ここから先は<c>links</c>が使用できると仮定して説明します。 </p> <p> -お近くのミラーを選んでください。通常はHTTPのミラーで十分ですが、他のプロトコルのミラーもあります。 -<path><keyval id="release-dir"/></path>ディレクトリにアクセスしてください。あなたのアーキテクチャ(もしかしたら、それらは個別のサブアーキテクチャ名のディレクトリ配下に置かれているかもしれません) -ひとつを選んで、<c>D</c>をおしてダウンロードしましょう。ダウンロードが完了したら、<c>Q</c>を押してブラウザを終了させます。 +近場のミラーを選択してください。通常はHTTPミラーで問題ありませんが、他のプロトコルも同じように利用できます。 +<path><keyval id="release-dir"/></path>ディレクトリにアクセスしてください。 +あなたのアーキテクチャ向けのstageファイル(もしかしたら、それらは個別のサブアーキテクチャ名のディレクトリ配下に置かれているかもしれません)を見ることができるはずです。 +その中から一つを選び、<c>D</c>をおしてダウンロードしましょう。ダウンロードが完了したら、<c>Q</c>を押してlinksを終了させます。 </p> <p test="'x86'=func:keyval('arch')"> -ほとんどのPCユーザは<b><keyval id="stage3"/></b>stage3アーカイブを使うでしょう。 -最近のPCはすべてi686と見なされます。もし古いマシンを使っているなら、 -WikiPediaの<uri link="http://en.wikipedia.org/wiki/I686">i686互換のプロセッサー一覧</uri>でチェックできます。 +ほとんどのPCユーザーは<b><keyval id="stage3"/></b> stage3アーカイブを使います。 +最近のPCはすべてi686です。もし古いマシンを使っているなら、 +Wikipediaの<uri link="http://ja.wikipedia.org/wiki/I686">i686互換のプロセッサー一覧</uri>で確認できます。 Pentium、K5、K6やVia C3のような古いプロセッサーはさらに一般的な<b>x86</b> stage3が必要です。 <b>i486</b>より古いプロセッサーはサポートされていません。 </p> <pre caption="linksでミラーリストを見る"> # <i>links http://www.gentoo.org/main/en/mirrors.xml</i> + <comment>(linkでproxyが必要な場合)</comment> # <i>links -http-proxy proxy.server.com:8080 http://www.gentoo.org/main/en/mirrors.xml</i> </pre> <p> -<b>stage3</b>のtarballをダウンロードするようにして下さい。今後stage1またはstage2を用いたインストールはサポートされません。 -</p> - -<p> -ダウンロードしたstage tarballの正当性を評価したいなら、 -<c>md5sum</c>を使って、その出力とミラーで配布されているMD5チェックサムを比較してください。 +<b>stage3</b>アーカイブをダウンロードするようにして下さい。今後stage1やstage2のtarballを用いたインストールはサポートされません +(もっとも、正規のダウンロードミラーでstage1やstage2のtarballを見つけることはまずないでしょう)。 </p> -<pre caption="stage tarballの正当性のチェック"> -# <i>md5sum -c <keyval id="stage3"/>.DIGESTS</i> -<keyval id="stage3"/>: OK -</pre> - -</body> -</subsection> -<subsection> -<title>stage tarballの展開</title> -<body> - -<p> -さぁ、それではダウンロードしたstageをシステムに展開しましょう。 -もっとも簡単な方法として、<c>tar</c>を使います。 -</p> - -<pre caption="stageの展開"> -# <i>tar xvjpf stage3-*.tar.bz2</i> -</pre> - -<p> -上記と同様のオプション(<c>xvjpf</c>)を必ず使うようにしてください。<c>x</c>は<e>アーカイブの展開</e>、 -<c>v</c>は<e>展開中に何が起こっているのかを表示</e>(これは、任意です)、<c>j</c>は<e>bzip2の解凍</e>、 -<c>p</c>は<e>パーミッションの保存</e>、そして<c>f</c>は、標準入力からではなく、ファイルから展開することを表しています。 -</p> - -<!-- MIPS は専用のhb-install-stage.xmlを使用、他のarchは? -<note> -いくつかのアーキテクチャ(例えばMIPS)では、 -インストールCDとbootイメージはBusyBoxに組み込まれたtarを使用します。 -このtarは現在のところ<c>v</c>オプションをサポートしてません。 -代わりに<c>xjpf</c>オプションを使用して下さい。 -</note> ---> - -<p> -これでstageはインストールされました。<uri -link="#installing_portage">Portageのインストール</uri>へ進みましょう。 -</p> - -</body> -</subsection> -</section> -<section test="not(contains('AMD64 x86', func:keyval('arch')))"> -<title>もう一つの選択: インストールCDのstageを使う</title> -<subsection> -<title>stage tarballの展開</title> -<body> - <p> -stageは、CD内の<path>/mnt/cdrom/stages</path>ディレクトリにあります。 -どんなstageがあるかは、<c>ls</c>コマンドを使って見ることができます。 -</p> +ダウンロードしたstage3アーカイブの完全性を確認したいなら、 +<c>openssl</c>を使って、その出力とミラーで配布されているチェックサムを比較してください。 +digestsファイルにはいくつかの異なったアルゴリズムで計算されたチェックサムが載っています。 +その中で推奨されているのはSHA512とWhirlpoolです。</p> -<pre caption="どんなstageがあるか調べる"> -# <i>ls /mnt/cdrom/stages</i> -</pre> +<pre caption="stage3アーカイブのチェックサムを計算する"> +<comment>## SHA512チェックサムを計算</comment> +# <i>openssl dgst -r -sha512 <keyval id="stage3" /></i> +<comment>or</comment> +# <i>sha512sum <keyval id="stage3" /></i> -<p> -もし、システムがエラーを返してきたら、CD-ROMを先にマウントする必要があるかもしれません。 -</p> - -<pre caption="CD-ROMをマウントする"> -# <i>ls /mnt/cdrom/stages</i> -ls: /mnt/cdrom/stages: No such file or directory -# <i>mount /dev/cdroms/cdrom0 /mnt/cdrom</i> -# <i>ls /mnt/cdrom/stages</i> +<comment>## Whirlpoolチェックサムを計算</comment> +# <i>openssl dgst -r -whirlpool <keyval id="stage3" /></i> </pre> <p> -それでは、Gentooのマウントポイントに移動しましょう(通常は<path>/mnt/gentoo</path>です)。 +そしてこれらのコマンドの出力とミラーサイトの.DIGESTSファイルに書かれた値を比較します。 +もし値が一致しなければ、ダウンロードしたファイルが壊れている(もしくはdigestsファイルが壊れている)かもしれません。 </p> -<pre caption="/mnt/gentooにディレクトリを移動する"> -# <i>cd /mnt/gentoo</i> -</pre> - <p> -あなたが選択したstage tarballを展開します。 -これには <c>tar</c>を使います。次の例と同様のオプション(<c>xvjpf</c>)を必ず使うようにしてください。 -<c>v</c>オプションは任意ですし、使用する<c>tar</c>のバージョンによってはサポートされていません。 -次の例では、stage taballとして<path>stage3-<subarch>-<release>.tar.bz2</path>を展開しています。 -あなたが選んだstage tarballのファイル名に適宜読み替えてください。 -</p> +ISOファイルをダウンロードしたときと同様に、 +<path>.DIGESTS.asc</path>ファイルの署名を<c>gpg</c>で検証することで、 +チェックサムが改ざんされていないことを確認することもできます。</p> -<pre caption="stage tarballの展開"> -# <i>tar xvjpf /mnt/cdrom/stages/stage3-<subarch>-<release>.tar.bz2</i> +<pre caption="gpgでチェックサムを検証する"> +# <i>gpg --verify <keyval id="stage3" />.DIGESTS.asc</i> </pre> -<p> -これでstageがインストールされました。<uri -link="#installing_portage">Portageのインストール</uri>へ進みましょう。 -</p> - </body> </subsection> -</section> -<section id="installing_portage"> -<title>Portageのインストール</title> <subsection> -<title>Portageスナップショットの展開</title> +<title>stage3アーカイブの展開</title> <body> <p> -ここでPortageスナップショット(これは、どのようなソフトウェアをインストールできるか、またどのようなprofileがあるのか、と言った情報が入った複数のファイルのことです)をインストールする必要があります。 -</p> - -</body> -</subsection> -<subsection id="installing_from_Internet"> -<title>Portageスナップショットをダウンロードし、インストール</title> -<body> - -<p> -あなたのファイルシステムにマウントした場所へ行ってください(多くの場合<path>/mnt/gentoo</path>)。 +さあ、それではダウンロードしたstage3アーカイブをシステムに展開しましょう。 +もっとも簡単な方法として、<c>tar</c>を使います。 </p> -<pre caption="マウントポイントへ移動"> -# <i>cd /mnt/gentoo</i> +<pre caption="stage3アーカイブの展開"> +# <i>tar xvjpf stage3-*.tar.bz2</i> </pre> <p> -<c>links</c>(または<c>lynx</c>)を起動し、 -<uri link="/main/en/mirrors.xml">Gentoo mirror list</uri>へ行ってください。 -そしてあなたのいる場所に近いミラーを選択してから、<path>snapshots/</path>ディレクトリを開いてください。 -そこで、最新のPortageスナップショット(<path>portage-latest.tar.bz2</path>)を選択して、<c>D</c>キーを押してダウンロードしてください。 +上記と同様のオプション(<c>xvjpf</c>)を必ず使うようにしてください。<c>x</c>は<e>アーカイブの展開</e>、 +<c>v</c>は<e>展開中に何が起こっているのかを表示</e>(任意)、<c>j</c>は<e>bzip2の解凍</e>、 +<c>p</c>は<e>パーミッションの保存</e>、そして<c>f</c>は、標準入力からではなく、ファイルから展開することを表しています。 </p> -<pre caption="Gentooミラーリストの参照"> -# <i>links http://www.gentoo.org/main/en/mirrors.xml</i> -</pre> - -<p> -次に、<c>Q</c>キーを押してブラウザを終了させます。 -これで、Portageスナップショットが<path>/mnt/gentoo</path>に保存されているでしょう。 -</p> +<!-- MIPS uses its own hb-install-stage.xml file, any other arch? +<note> -<p> -ダウンロードしたスナップショットの完全性を確認したい時は、<c>md5sum</c>を使用し、 -その出力と、ミラーから提供されているMD5チェックサムとを比較します。 -</p> +Some architectures (e.g. MIPS) Installation CDs and boot images rely upon the +<c>tar</c> built into BusyBox which doesn't currently support the <c>v</c> +option. Use the <c>xjpf</c> options instead. +</note> +--> -<pre caption="Portageスナップショットの完全性の確認"> -# <i>md5sum -c portage-latest.tar.bz2.md5sum</i> -portage-latest.tar.bz2: OK -</pre> <p> -次にこのPortageスナップショットをあなたのファイルシステム上で展開します。 -次のコマンドを実行する際には、最後のオプションが小文字の<c>c</c>ではなくて、 -大文字の<c>C</c>であることに注意してください。 +これでstage3アーカイブがインストールされました。<uri +link="#compile_options">コンパイルオプションの設定</uri>へ進みましょう。 </p> -<pre caption="Portageスナップショットの展開"> -# <i>tar xvjf /mnt/gentoo/portage-latest.tar.bz2 -C /mnt/gentoo/usr</i> -</pre> - </body> </subsection> @@ -307,29 +207,29 @@ <p> Gentooを最適化するために、Portageの振る舞いに影響を与えるいくつかの変数を設定することができます。 これらの変数は、すべて(<c>export</c>を使用して)環境変数として設定することも可能ですが、 -環境変数は永続的なものではありません。設定を保存しておくために、Portageの設定ファイル<path>/etc/make.conf</path>があります。 +環境変数は永続的なものではありません。設定を保存しておくために、Portageの設定ファイル<path>/etc/portage/make.conf</path>があります。 これが今から編集するファイルです。 </p> <note> 設定可能なすべての変数は、<path>/mnt/gentoo/usr/share/portage/config/make.conf.example</path>にコメント付きで列挙されています。 -Gentooのインストールを成功させるには、次に挙げられている変数を設定するだけでよいです。 +Gentooのインストールを成功させるには、次に挙げられている変数を設定するだけで大丈夫です。 </note> <p> -あとで話題にする最適化のための変数を編集するために、 -好みのエディタを立ち上げてください(このガイドでは<c>nano</c>を使います)。 +このあとで説明する設定を編集するために、 +お好みのエディタを立ち上げてください(このガイドでは<c>nano</c>を使います)。 </p> -<pre caption="/etc/make.confを開く"> -# <i>nano -w /mnt/gentoo/etc/make.conf</i> +<pre caption="/etc/portage/make.confを開く"> +# <i>nano -w /mnt/gentoo/etc/portage/make.conf</i> </pre> <p> -おそらく気づいていると思いますが、<path>make.conf.example</path>ファイルは、 -他の設定ファイル同様の構造をしています(訳注:bashスクリプトと同じ作法です)。 +おそらく気づいていると思いますが、<path>make.conf.example</path>ファイルは +一般的な文法で書かれています。 "#"で始まる行はコメントで、その他の行には、<c>VARIABLE="content"</c>という構文で変数を定義します。 -いくつかの変数については、次の節で話題にします。 +いくつかの変数については、次の節で解説します。 </p> </body> @@ -340,11 +240,7 @@ <p> <c>CFLAGS</c>と<c>CXXFLAGS</c>変数には、それぞれ、CおよびC++コンパイラである<c>gcc</c>に対する最適化のためのフラグを定義します。 -ここでは、一般的なものを定義しますが、それぞれのプログラムごとに最適なフラグを使うことで、 -最高のパフォーマンスを出すことが可能となります。 -これは、それぞれのプログラムが異なっていることによります(訳注:プログラムごと、 -アーキテクチャごとにパフォーマンスへの考慮や設計が異なり、フラグによってどれだけ最適化されるかということは、プログラムによって異なると言うこと。) -</p> +各々のプログラムに合わせてこれらのフラグを最適化することで、最大のパフォーマンスを得る事が出来ますが、ここではおおまかに設定します。その理由は、全てのプログラムは別物だからです。</p> <p> <path>make.conf</path>には、<e>一般的には</e>システム全体の動作を損なわない範囲で最善の最適化フラグを定義すべきです。 @@ -354,69 +250,75 @@ <p> すべての最適化オプションを説明はしません。 -そのすべてを知りたいなら、<uri link="http://gcc.gnu.org/onlinedocs/">GNU -Online Manual(s)</uri>や<c>gcc</c>のinfo(<c>info gcc</c> -- このコマンドは既に稼動しているLinuxシステムでのみ動作します)を読んでください。 +そのすべてを知りたいなら、<uri link="http://gcc.gnu.org/onlinedocs/">GCCのオンラインドキュメント</uri>や +<c>gcc</c>のinfo(<c>info gcc</c> -- このコマンドは既に稼動しているLinuxシステムでのみ動作します)を読んでください。 <path>make.conf.example</path>ファイルにもたくさんの例や情報が含まれています。 こちらも忘れずに読んでください。 </p> <p test="not(contains('AMD64 x86', func:keyval('arch')))"> -始めに<c>-march=</c>か<c>-mtune=</c>フラグを設定してください。 +はじめに<c>-march=</c>もしくは<c>-mcpu=</c>フラグを設定してください。 これには、ターゲットとするアーキテクチャの名前を指定します。 -どんなオプションを設定できるかは、<path>make.conf.example</path>ファイルに(コメントとして)書かれています。 +どんなオプションを設定できるかは、<path>make.conf.example</path>ファイルにコメントとして書かれています。 +よく使われる値に<e>native</e>があり、これはコンパイルを実行するマシンに合ったアーキテクチャを選ぶようコンパイラに指示します。 </p> <p test="contains('AMD64 x86',func:keyval('arch'))"> -始めに<c>-march=</c>か<c>-mtune=</c>フラグを設定してください。 +はじめに<c>-march=</c>もしくは<c>-mtune=</c>フラグを設定してください。 これには、ターゲットとするアーキテクチャの名前を指定します。 -どんなオプションを設定できるかは、<path>make.conf.example</path>ファイルに(コメントとして)書かれています。 +どんなオプションを設定できるかは、<path>make.conf.example</path>ファイルにコメントとして書かれています。 +よく使われる値に<e>native</e>があり、これはコンパイルを実行するマシンに合ったアーキテクチャを選ぶようコンパイラに指示します。 </p> <p> -次に、<c>-O</c>フラグ(これは、大文字のOで、ゼロではありません)を設定します。 +次に、<c>-O</c>フラグ(これは大文字のOで、ゼロではありません)を設定します。 これは、<c>gcc</c>の最適化クラスのフラグです。 -<c>s</c>(サイズの最適化)、<c>0</c>(最適化なし)、そして、スピードの最適化フラグ<c>1</c>、<c>2</c>、さらに<c>3</c>までが指定できます(各クラスは、この順番により強い最適化を行います。より強い最適化をするクラスは、弱い最適化クラスと同様の効果を持ちつつ、追加の最適化を行います)。 -<c>-O2</c> が推奨されたデフォルト指定です。<c>-O3</c>をシステム全体で使用した場合には、問題が発生することが分かっていますので、<c>-O2</c>にとどめておくことをお勧めします。 +<c>s</c>(サイズの最適化)、<c>0</c>(最適化なし)、そして、スピードの最適化フラグ<c>1</c>、<c>2</c>、さらに<c>3</c>までが指定できます +(各クラスは一つ前のクラスの最適化に加え、さらに追加の最適化を行います)。 +<c>-O2</c> が推奨の指定です。<c>-O3</c>をシステム全体で使用した場合には +問題が発生することが分かっていますので、<c>-O2</c>にとどめておくことをお勧めします。 </p> <p> -他の人気がある最適化フラグとして<c>-pipe</c>(コンパイル時の様々な段階間の情報のやり取りに、テンポラリファイルではなくパイプを使うようにします)があります。 -これは生成されるコードには影響しませんが、より多くのメモリが使われます。メモリが少ないシステムでは、gccが終了してしまうかもしれません。 +他の人気がある最適化フラグとして<c>-pipe</c>(コンパイル時の様々な段階間の情報のやり取りに、テンポラリファイルではなくパイプを使う)があります。 +これは生成されるコードには影響しませんが、より多くのメモリが使われます。メモリが少ないシステムでは、gccが異常終了してしまうかもしれません。 そういった場合には、このフラグを使わないでください。 </p> <p> -<c>-fomit-frame-pointer</c>(必要ない関数に対するレジスタ内のフレームポインタを保持しません)を使うと、 +<c>-fomit-frame-pointer</c>(フレームポインタを必要としない関数に対しては、これをレジスタに保存しない)を使うと、 アプリケーションのデバッグが非常に困難になります。 </p> <p> <c>CFLAGS</c>と<c>CXXFLAGS</c>を定義するとき、 -それぞれの最適化オプションは同じものを使うべきです。 +いくつかの最適化フラグを組み合わせることになるでしょう。 展開したstage3アーカイブに含まれるデフォルトの設定は十分に最適化されています。 下記の例は、あくまで例です。 </p> -<pre test="not(contains('AMD64 arm',func:keyval('arch')))" caption="CFLAGS変数とCXXFLAGS変数の設定"> +<pre test="not(contains('AMD64 arm', func:keyval('arch')))" caption="CFLAGSとCXXFLAGSの設定"> CFLAGS="<keyval id="CFLAGS"/>" -<comment># 両方の変数に同じ値を使います</comment> +<comment># 両方とも同じ値を使います</comment> CXXFLAGS="${CFLAGS}" </pre> -<pre test="func:keyval('arch')='AMD64'" caption="CFLAGS変数とCXXFLAGS変数の設定"> +<pre test="func:keyval('arch')='AMD64'" caption="CFLAGSとCXXFLAGSの設定"> CFLAGS="<keyval id="CFLAGS"/>" <comment># Intel EM64Tユーザーは-march=core2を使用します</comment> -<comment># 両方の変数に同じ値を使います</comment> +<comment># 両方とも同じ値を使います</comment> CXXFLAGS="${CFLAGS}" </pre> -<pre test="func:keyval('arch')='arm'" caption="CFLAGS変数とCXXFLAGS変数の設定"> +<pre test="func:keyval('arch')='arm'" caption="CFLAGSとCXXFLAGSの設定"> CFLAGS="<keyval id="CFLAGS"/> <comment># -marchをCPUの種類にあわせて必ず変更してください</comment> -<comment># 両方の変数に同じ値を使います</comment> +<comment># 両方とも同じ値を使います</comment> CXXFLAGS="${CFLAGS}" </pre> <note> -様々なコンパイルオプションがどのようにシステムに影響を及ぼしうるかしるために、<uri>link="/doc/en/gcc-optimization.xml">Compilation Optimization Guide</uri>(未訳)を見てみるのもよいでしょう。 +様々なコンパイルオプションがシステムに与える影響について、 +<uri link="https://wiki.gentoo.org/wiki/GCC_optimization">Compilation Optimization Guide</uri> +<uri link="https://wiki.gentoo.org/wiki/GCC_optimization/ja">(日本語訳)</uri>を見てみるのもよいでしょう。 </note> </body> @@ -428,10 +330,11 @@ <p> <c>MAKEOPTS</c>には、パッケージをインストールするときに、 いくつ平行してコンパイルを走らせるかを定義します。 -あなたのシステムのCPU数(またはCPUコア数)に1を加えた数を指定するのが賢明ですが、これは目安であり常にそれが最善であるというわけではありません。 +あなたのシステムのCPU数(またはCPUコア数)に1を加えた数を指定するのが賢明ですが、 +これは目安であり常にそれが最善であるというわけではありません。 </p> -<pre caption="一般的な、CPUが1個のシステムに対するMAKEOPTSの設定"> +<pre caption="一般的な、CPUが1個のシステムに対するMAKEOPTS"> MAKEOPTS="-j2" </pre> @@ -442,7 +345,7 @@ <body> <p> -<path>/mnt/gentoo/etc/make.conf</path>をあなたの好みに応じて編集し、保存してください。 +<path>/mnt/gentoo/etc/portage/make.conf</path>をあなたの好みに応じて編集し、保存してください。 (<c>nano</c>ユーザは、<c>Ctrl-X</c>を押します) それでは、<uri link="?part=1&chap=6">Gentooベースシステムのインストール</uri>へ進んでください。 </p>
