Hello community, here is the log from the commit of package man-pages-ja for openSUSE:Factory checked in at 2017-06-16 10:54:19 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ Comparing /work/SRC/openSUSE:Factory/man-pages-ja (Old) and /work/SRC/openSUSE:Factory/.man-pages-ja.new (New) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Package is "man-pages-ja" Fri Jun 16 10:54:19 2017 rev:29 rq:503730 version:20170515 Changes: -------- --- /work/SRC/openSUSE:Factory/man-pages-ja/man-pages-ja.changes 2016-11-22 18:58:27.000000000 +0100 +++ /work/SRC/openSUSE:Factory/.man-pages-ja.new/man-pages-ja.changes 2017-06-16 10:54:20.243265989 +0200 @@ -1,0 +2,6 @@ +Wed Jun 14 10:59:14 UTC 2017 - [email protected] + +- Update to 20170515 + * added and improved manual pages + +------------------------------------------------------------------- Old: ---- man-pages-ja-20161115.tar.gz New: ---- man-pages-ja-20170515.tar.gz ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ Other differences: ------------------ ++++++ man-pages-ja.spec ++++++ --- /var/tmp/diff_new_pack.tvL1Wp/_old 2017-06-16 10:54:21.303116791 +0200 +++ /var/tmp/diff_new_pack.tvL1Wp/_new 2017-06-16 10:54:21.303116791 +0200 @@ -1,7 +1,7 @@ # # spec file for package man-pages-ja # -# Copyright (c) 2016 SUSE LINUX GmbH, Nuernberg, Germany. +# Copyright (c) 2017 SUSE LINUX GmbH, Nuernberg, Germany. # # All modifications and additions to the file contributed by third parties # remain the property of their copyright owners, unless otherwise agreed @@ -17,46 +17,37 @@ Name: man-pages-ja -Version: 20161115 +Version: 20170515 Release: 0 Summary: LDP Manual Pages (Japanese) -# Summary(ja): Linux 日本語マン・ページ +Summary(ja): Linux 日本語マン・ページ License: GPL-2.0 and BSD-3-Clause and GFDL-1.1 and GFDL-1.2 and GFDL-1.3 Group: Documentation/Man -BuildRoot: %{_tmppath}/%{name}-%{version}-build Url: http://linuxjm.sourceforge.jp/download.html Source: http://linuxjm.sourceforge.jp/man-pages-ja-%{version}.tar.gz -BuildArch: noarch # Some manpages are only shipped if the programs exist.. BuildRequires: cdparanoia BuildRequires: fdupes Provides: locale(man:ja) -# %description -l ja -# このパッケージは linux のための日本語のマン・ページを提供するものです。 -# 現在はまだ alpha 配布なので、不十分な点が多々ありますがご了承ください。 -# -# Authors: -# -------- -# JM Project <[email protected]> +BuildRoot: %{_tmppath}/%{name}-%{version}-build +BuildArch: noarch + +%description -l ja +このパッケージは linux のための日本語のマン・ページを提供するものです。 +現在はまだ alpha 配布なので、不十分な点が多々ありますがご了承ください。 %description These are the Japanese man pages of the Linux Documentation Project. Note that they are normally older than the English versions. For reference, you should use the English versions. - - -Authors: --------- - JM Project <[email protected]> - %prep %setup -q %build %install -mkdir -p $RPM_BUILD_ROOT%{_mandir}/ja +mkdir -p %{buildroot}%{_mandir}/ja # There are some duplicates. # Adjust the following list of subdirectories # so that the preferred versions of the man pages come @@ -190,22 +181,22 @@ do SUB_DIR=`dirname $i` SUB_DIR=${SUB_DIR##*/} - mkdir -p $RPM_BUILD_ROOT%{_mandir}/ja/$SUB_DIR - install -m 644 $i $RPM_BUILD_ROOT%{_mandir}/ja/$SUB_DIR + mkdir -p %{buildroot}%{_mandir}/ja/$SUB_DIR + install -m 644 $i %{buildroot}%{_mandir}/ja/$SUB_DIR done done -cd $RPM_BUILD_ROOT%{_mandir}/ja +cd %{buildroot}%{_mandir}/ja for i in */* ; do if [ -e %{_mandir}/ja/$i ] || [ -e %{_mandir}/ja/$i.gz ] ; then echo %{_mandir}/ja/$i already exists. Deleting it. rm -f $i fi done -%fdupes -s %buildroot/%_prefix +%fdupes -s %{buildroot}/%{_prefix} %files %defattr(-,root,root) -%doc %{_mandir}/ja +%{_mandir}/ja %doc README %changelog ++++++ man-pages-ja-20161115.tar.gz -> man-pages-ja-20170515.tar.gz ++++++ diff -urN '--exclude=CVS' '--exclude=.cvsignore' '--exclude=.svn' '--exclude=.svnignore' old/man-pages-ja-20161115/manual/GNU_grep/man1/grep.1 new/man-pages-ja-20170515/manual/GNU_grep/man1/grep.1 --- old/man-pages-ja-20161115/manual/GNU_grep/man1/grep.1 2016-11-14 17:03:15.000000000 +0100 +++ new/man-pages-ja-20170515/manual/GNU_grep/man1/grep.1 2017-05-14 18:03:18.000000000 +0200 @@ -9,17 +9,17 @@ . if \w'\(rq' .ds rq "\(rq . \} .\} -.ie t .ds Tx \s-1T\v'.4n'\h'-.1667'E\v'-.4n'\h'-.125'X\s0 -. el .ds Tx TeX -.de Id -. ds Yr \\$4 -. substring Yr 0 3 -. ds Mn \\$4 -. substring Mn 5 6 -. ds Dy \\$4 -. substring Dy 8 9 -. \" ISO 8601 date, complete format, extended representation -. ds Dt \\*(Yr-\\*(Mn-\\*(Dy +. +.ie \n[.g] .mso www.tmac +.el \{\ +. de MTO +\\$2 \(laemail: \\$1 \(ra\\$3 +.. +. de URL +\\$2 \(laURL: \\$1 \(ra\\$3 +.. +.\} +. .. .\" .\" About Japanese translation @@ -30,8 +30,10 @@ .\" .Id %Id: grep.1,v 1.3 2000/06/09 21:58:50 horikawa Exp % .\" Updated and Modified (grep-2.6.3) Thu Nov 11 11:44:47 JST 2010 .\" by Chonan Yoichi <[email protected]> +.\" Updated and Modified (grep-2.27) Thu Feb 25 2017 +.\" by Masakazu Takahashi <[email protected]> .\" -.TH GREP 1 \*(Dt "GNU grep 2.6.3" "User Commands" +.TH GREP 1 \*(Dt "GNU grep 2.27" "User Commands" .hy 0 . .SH 名前 @@ -56,71 +58,56 @@ .B grep は .IR FILE -で名前を指定されたファイル (ファイルが指定されていない場合や、 -ファイル名の代わりに 1 個のマイナス記号 -.RB ( \- ) -が指定されている場合は標準入力) を検索して、与えられた +で名前を指定されたファイルを検索して、与えられた .IR PATTERN にマッチする部分を含む行を探します。 +ファイルが指定されていない場合や、 +ファイル名の代わりに 1 個のマイナス記号 +.RB "\*(lq" \- "\*(rq" +が指定されている場合は、 +.B grep +は標準入力から検索します。 デフォルトでは、 .B grep はマッチした行を表示します。 .PP -さらに、2 つの兄弟プログラム +さらに、兄弟プログラム .B egrep と .B fgrep -が利用可能です。 -.B egrep -は +は、それぞれ .BR "grep\ \-E" -と同じです。 -.B fgrep -は +と .BR "grep\ \-F" と同じです。 -.B egrep -や -.B fgrep -を直接その名前で呼び出すのは、お勧めできません。 -それが可能になっているのは、こうしたコマンドの存在を前提とする -昔のアプリケーションが、プログラムを修正しないでも -動くようにするためなのです。 +これらの兄弟プログラムは非推奨ですが、後方互換性のために用意されています。 . .SH オプション .SS "プログラムについての一般情報" .TP .B \-\^\-help -以下に述べるコマンドラインオプションについて簡潔にまとめた使用法と、 -バグレポートのためのアドレスを表示して、終了します。 +使用法を出力して終了します。 .TP .BR \-V ", " \-\^\-version .B grep -のバージョン番号を標準出力に表示します。バグレポート -には、必ずこの番号を付記してください (下記参照)。 +のバージョン番号を出力して終了します。 .SS "正規表現の選択" .TP .BR \-E ", " \-\^\-extended\-regexp .I PATTERN を拡張正規表現 (ERE) として扱います (下記参照)。 -.RB ( \-E -オプションは \s-1POSIX\s0 で規定されています) .TP .BR \-F ", " \-\^\-fixed\-strings .I PATTERN -を改行で区切られた固定文字列 (訳注: すなわち、正規表現ではない -ただの文字列) のリストとして扱い、 -その文字列のどれかとマッチするかを調べます。 -.RB ( \-F -オプションは \s-1POSIX\s0 で規定されています) +を改行で区切られた固定文字列 (正規表現のかわりに) のリストとして扱い、 +その文字列のいずれかとマッチするかどうかを調べます。 .TP .BR \-G ", " \-\^\-basic\-regexp .I PATTERN を基本正規表現 (BRE) として扱います (下記参照)。これがデフォルトです。 .TP .BR \-P ", " \-\^\-perl\-regexp -.I PATTERN -を Perl の正規表現として扱います。 +パターンを Perl 互換の正規表現 (PCRE) として扱います。 きわめて実験的なものなので、 .B "grep \-P" を使うと、その機能は実装されていませんという @@ -130,32 +117,30 @@ .BI \-e " PATTERN" "\fR,\fP \-\^\-regexp=" PATTERN .I PATTERN をパターンとして指定します。 -このオプションを使用すれば、多数の検索パターンを指定したり、 -ハイフン -.RB ( \- ) -で始まるパターンを保護したりすることができます。 -.RB ( \-e -オプションは \s-1POSIX\s0 で規定されています) +このオプションを複数回使ったときや、 +.B \-f +.RB ( \-\-file ) +オプションと組み合わせたときは、与えられたすべてのパターンを検索します。 +このオプションは、ハイフン \*(lq\-\*(rq +で始まるパターンを保護するのにも使えます。 .TP .BI \-f " FILE" "\fR,\fP \-\^\-file=" FILE パターンを .IR FILE から 1 行 1 パターンとして読み込みます。 +このオプションを複数回使ったときや、 +.B \-e +.RB ( \-\-regexp ) +オプションと組み合わせたときは、与えられたすべてのパターンを検索します。 空のファイルはパターンを含まないので、何にもマッチしません。 -.RB ( \-f -オプションは \s-1POSIX\s0 で規定されています) .TP .BR \-i ", " \-\^\-ignore\-case .I PATTERN と入力ファイルの双方で、アルファベットの大文字と小文字を 区別しないようにします。 -.RB ( \-i -オプションは \s-1POSIX\s0 で規定されています) .TP .BR \-v ", " \-\^\-invert\-match マッチの意味を逆にして、マッチしない行を抜き出して表示します。 -.RB ( \-v -オプションは \s-1POSIX\s0 で規定されています) .TP .BR \-w ", " \-\^\-word\-regexp マッチする部分が完全な単語を形成するときにのみ、その行を選択します。 @@ -169,16 +154,21 @@ 完全な単語を形成しません)。 単語構成文字とは、アルファベット、数字、アンダスコアです (訳注: 実は漢字や仮名も単語構成文字として扱われます)。 +このオプションは、 +.B \-x +が同時に指定されたときには無効になります。 .TP .BR \-x ", " \-\^\-line\-regexp パターンが行全体とぴったりマッチしたときにのみ、その行を選択します。 -.RB ( \-x -オプションは \s-1POSIX\s0 で規定されています) +正規表現でいうと、これはパターンを括弧で囲み、前後に +.B ^ +と +.BR $ +を付けるようなものです。 .TP .B \-y .BR \-i と同じ意味を持つ旧式のオプションです。 -\"O .SS "General Output Control" .SS "一般的な出力の制御" .TP .BR \-c ", " \-\^\-count @@ -186,8 +176,6 @@ .BR \-v ", " \-\^\-invert-match オプション (上記参照) と共に指定した場合は、 マッチしなかった行数を表示します。 -.RB ( \-c -オプションは \s-1POSIX\s0 で指定されています) .TP .BR \-\^\-color [ =\fIWHEN\fP "], " \-\^\-colour [ =\fIWHEN\fP ] マッチした (空文字列ではない) 文字列、マッチする行、前後の文脈行、 @@ -221,8 +209,6 @@ \fB\-v\fR オプションを同時に指定しない場合は、パターンにマッチする 文字列を含む行が存在するファイルの名前を列挙するということです)。 個々のファイルに対する走査は、最初のマッチで終了します。 -.RB ( \-l -オプションは \s-1POSIX\s0 で規定されています) .TP .BI \-m " NUM" "\fR,\fP \-\^\-max\-count=" NUM マッチした行数が @@ -271,45 +257,10 @@ や .B \-\^\-no\-messages オプションも参照してください。 -.RB ( \-q -オプションは \s-1POSIX\s0. で規定されています) .TP .BR \-s ", " \-\^\-no\-messages ファイルが存在しないことや読み込みめないことを示す エラーメッセージを抑止します。 -移植に関する注意: \s-1GNU\s0 -.BR grep -とは異なり、 -Unix 第 7 版の -.B grep -は \s-1POSIX\s0 の規格に沿っていませんでした。なぜなら、それには -.B \-q -オプションがなく、 -.B \-s -オプションも \s-1GNU\s0 -.BR grep -の -.B \-q -オプションのように動作したからです。 -\s-1USG\s0 系の -.B grep -にも -.B \-q -オプションがありませんでしたが、 -.B \-s -オプションの方は \s-1GNU\s0 の -.BR grep -と同じように動作しました -(訳注: USG は Unix Support Group の略。USG Unix と言うと、 -Unix 第 7 版以後の AT&T 系の商用 Unix を指します)。 -移植性を考慮したシェルスクリプトでは、 -.B \-q -と -.B \-s -のどちらも使用することは避けて、標準出力や標準エラーを /dev/null に -リダイレクトするべきです。 -.RB ( \-s -オプションは \s-1POSIX\s0 で規定されています) .SS "出力する行の前に付ける情報の制御" .TP .BR \-b ", " \-\^\-byte\-offset @@ -342,8 +293,6 @@ .TP .BR \-n ", " \-\^\-line\-number 各出力行の前に、その入力ファイル内での 1 から始まる行番号を表示します。 -.RB ( \-n -オプションは \s-1POSIX\s0. で規定されています) .TP .BR \-T ", " \-\^\-initial\-tab 行の実際の内容をなす最初の文字が、必ずタブ・ストップの位置に @@ -434,28 +383,37 @@ オプションと等価です。 .TP .BI \-\^\-binary\-files= TYPE -ファイルの最初の数バイトが、 -ファイルの内容がバイナリデータであることを示す場合、 +ファイルのデータやメタデータが、 +ファイルにバイナリデータが含まれていることを示す場合に、 ファイルのタイプを .IR TYPE -であると仮定します。 +だと見なします。 +テキストではないバイトが見つかれば、バイナリデータです。 +テキストではないバイトが、 +現在使用しているロケールに不適切にエンコードして出力されたバイトや、 +.B \-z +オプションが指定されていないときの入力中のヌルバイトだということもあります。 +.IP デフォルトでは .I TYPE は .BR binary -であり、通常 +であり、 .B grep -は、マッチする部分がバイナリファイルに存在する場合は、その旨一行メッセージで -表示します。マッチする部分がない場合には何も表示しません。 +はファイルがバイナリだとわかると、 +その先の出力を抑制します。そのかわりにバイナリファイルにマッチしたという +1 行のメッセージを表示します。マッチする部分がない場合には何も表示しません。 +.IP .I TYPE が .BR without-match の場合、 .B grep -はバイナリファイルはマッチしないものと決めてかかります。 +はファイルがバイナリだとわかると、残りはマッチしないものと仮定します。 これは .B \-I オプションと等価です。 +.IP .I TYPE が .BR text @@ -465,12 +423,55 @@ これは .B \-a オプションと等価です。 +.IP +.I type +が +.BR binary +の場合、 +.B grep +は +.B \-z +がなくてもテキスト以外の文字を行の区切りとして扱う場合があります。 +これは、 +.B binary +を選ぶか +.B text +を選ぶかによって、 +パターンがファイルにマッチするかどうかに影響があることを意味します。 +たとえば、 +.I type +が +.B binary +の場合は +.B q$ +というパターンが +.B q +の直後に NULL 文字が続く箇所にマッチする可能性があるのに対し、 +.I type +が +.BR text +の場合にはマッチしません。 +逆に、 +.I type +が +.B binary +の場合、 +.B .\& +(period) というパターンは NULL 文字にはマッチしないかもしれません。 +.IP .I 警告: -.B "grep \-\^\-binary-files=text" -はバイナリのゴミを出力するかもしれません。 +.B \-a +オプションはバイナリのゴミを出力するかもしれません。 出力先が端末であり、しかも 端末ドライバがゴミの一部をコマンドだと解釈する場合には、 このゴミが厄介な副作用を起こす可能性があります。 +一方、テキストのエンコーディングが不明なファイルを読み込むとき、 +マッチした結果をそのまま表示するのが安全でなくても、 +より多くのマッチを探すために、 +.B \-a +を指定するか、環境変数で +.B LC_ALL='C' +を指定するのが役に立つ場合があります。 .TP .BI \-D " ACTION" "\fR,\fP \-\^\-devices=" ACTION 入力ファイルがデバイス、FIFO、ソケットのいづれかである場合に、 @@ -507,17 +508,31 @@ .B grep は各ディレクトリの下にあるすべてのファイルを再帰的に読み込みます。 +ただし、シンボリックリンクはコマンドラインで指定されたときにのみたどります。 これは .B \-r オプションと等価です。 .TP .BI \-\^\-exclude= GLOB -ベースネーム (訳注: パスなしのファイル名) が -.I GLOB -にマッチするファイルをスキップします (ワイルドカードのマッチングを -使用します)。 -.I GLOB -で指定するファイル名には、 +コマンドラインで指定されているファイルについては、 +その名前の尾部が、 +ワイルドカードによるマッチングでパターン +.IR GLOB +にマッチするファイルをスキップします。 +ここで言う「名前の尾部」とは、 +ファイル名の全体か、 +.B / +の直後に始まり +.B / +以外の文字で終るファイル名の最後の部分のことです。 +また、ディレクトリを再帰検索しているときに出会うファイルについては、 +ベースネームが +.IR GLOB +にマッチするファイルをスキップします。 +ベースネームとは最後の +.BR / +より後の部分です。 +パターンには、 .BR * , .BR ? , .BR [ ... ] @@ -534,9 +549,17 @@ .RB ( \-\^\-exclude の項で説明したワイルドカードのマッチングを使用します)。 .TP -.BI \-\^\-exclude-dir= DIR -.I DIR -というパターンにマッチするディレクトリを再帰検索から除外します。 +.BI \-\^\-exclude-dir= GLOB +コマンドラインで指定されているディレクトリのうち、 +名前の尾部がパターン +.IR GLOB +にマッチするディレクトリをスキップします。 +また、ディレクトリを再帰検索しているときに出会うサブディレクトリについては、 +ベースネームが +.IR GLOB +にマッチするサブディレクトリをスキップします。 +.IR GLOB +末尾の余分なスラッシュは無視されます。 .TP .BR \-I バイナリファイルをマッチするデータを含んでいないものとして @@ -551,38 +574,33 @@ .RB ( \-\^\-exclude の項で説明したワイルドカードのマッチングを使用します)。 .TP -.BR \-R ", " \-r ", " \-\^\-recursive +.BR \-r ", " \-\^\-recursive 各ディレクトリの下にあるすべてのファイルを再帰的に読み込みます。 +ただし、シンボリックリンクはコマンドラインで指定されたときにのみたどります。 +検索対象のファイルが指定されなかった場合には +grep は現在のディレクトリを探すことに注意してください。 これは .B "\-d recurse" オプションと等価です。 +.TP +.BR \-R ", " \-\^\-dereference\-recursive +各ディレクトリの下にあるすべてのファイルを再帰的に読み込みます。 +.BR \-r +と異なり、すべてのシンボリックリンクを追跡します。 .SS "その他のオプション" .TP .BR \-\^\-line\-buffered 行ごとに出力を行います。 実行速度が落ちるかもしれません。 .TP -.B \-\^\-mmap -可能ならば、デフォルトの -.BR read (2) -システムコールの代わりに -.BR mmap (2) -システムコールを使って入力を読み込みます。 -場合によっては -.B \-\^\-mmap -を指定すると、性能が上がることがあります。 -しかし、 -.B grep -の動作中に入力ファイルがほかのプロセスによって切り詰められたり、 -I/O エラーが生じたりすると、 -.B \-\^\-mmap -は (コアダンプを含む) 未定義の動作を引き起こす可能性があります。 -.TP .BR \-U ", " \-\^\-binary -ファイルをバイナリとして扱います。MS-DOS や MS-Windows の環境下で、 +ファイルをバイナリとして扱います。 +MS-DOS や MS-Windows の環境下で、 .BR grep -はデフォルトでは、ファイルから読み取った最初の 32KB -の内容を見て、ファイルタイプを推測します。 +はデフォルトでは、 +ファイルがテキストかバイナリかを +.B \-\^\-binary\-files +オプションで記述された方法で推測します。 .BR grep はファイルをテキストファイルと判断した場合、オリジナルのファイル内容から .RB ( ^ @@ -599,10 +617,10 @@ 効果がありません。 .TP .BR \-z ", " \-\^\-null\-data -各行が改行ではなく、値が 0 の 1 バイト (\s-1ASCII\s0 -.B NUL -文字) で区切られる、そういう行の集まりとして入力を処理します。 -.B -Z +入力と出力のデータを、 +改行のかわりに、 +値が 0 のバイト (ASCII NULL 文字) で区切られた一連の行として扱います。 +.B \-Z や .B \-\^\-null と同様、このオプションは @@ -615,16 +633,16 @@ 使い、小さな表現を組み合わせて構成するのです。 .PP .B grep -は、「基本」正規表現、「拡張」正規表現、「Perl の」正規表現という -3 種類の正規表現文法を扱うことができます。 +は、「基本」正規表現 (BRE)、「拡張」正規表現 (ERE)、「Perl の」正規表現 +(PCRE) という 3 種類の正規表現文法を扱うことができます。 .RB "\s-1GNU\s0\ " grep では、「基本」と「拡張」の文法の間で、利用できる機能に違いはありません。 他の実装では、基本正規表現は拡張正規表現ほど強力ではないものです。 ここでは、拡張正規表現について説明し、 基本正規表現との相違については、後で簡単にまとめることにします。 -なお、Perl の正規表現は機能がさらに増加しており、 +なお、Perl 互換の正規表現にはより多くの機能があり、 pcresyntax(3) や pcrepattern(3) で詳細に解説されていますが、 -どのシステムでも利用できるとはかぎりません。 +PCRE が用意されているシステムでしか利用できません。 .PP 正規表現を構成する基本単位は、1 文字にマッチする正規表現です。 アルファベットや数字を含むほとんどの文字が、自分自身にマッチする正規表現です。 @@ -693,10 +711,11 @@ たとえば、 .B [[:alnum:]] は -.BR [0-9A-Za-z] -と同じです。ただし、後者が C ロケールや -\s-1ASCII\s0 文字コードに依存しているのに対して、 -前者はロケールや文字集合に依存しません。 +現在のロケールの文字クラスで数字と文字を意味します。 +C ロケールや \s-1ASCII\s0 文字集合のエンコーディングの場合、 +これは +.BR [0\-9A\-Za\-z] +と同じです。 (こうしたクラス名に使用されている角括弧は、シンボル名の一部なので、 角括弧式の前後に付く角括弧とは別に指定する必要があることに 注意してください。) @@ -737,12 +756,12 @@ シンボル .B \ew は -.B [[:alnum:]] +.B [_[:alnum:]] と同じ意味で、 シンボル .B \eW は -.BR [^[:alnum:]] +.BR [^_[:alnum:]] . と同じ意味です。 .SS "繰り返し" 正規表現の後には、繰り返し演算子のどれかが続くことがあります。 @@ -771,6 +790,7 @@ 直前の項目が .I m 回以下マッチするということ。 +これは \s-1GNU\s0 拡張です。 .TP .BI { n , m } 直前の項目が @@ -819,42 +839,6 @@ .BR \e( , .BR \e) を代わりに使用してください。 -.PP -元々の -.B egrep -は、 -.B { -をメタ文字としてサポートしていませんでしたし、 -.B { -の代わりに -.B \e{ -をメタ文字としてサポートする -.B egrep -の実装も存在します。 -ですから、移植を考慮したスクリプトでは、 -.B "grep\ \-E" -のパターンで -.B { -を使用することは避けるべきです。 -.BR { -という記号そのものにマッチさせたいときは -.B [{] -を使うとよいでしょう。 -.PP -\s-1GNU\s0 -の -.B "grep\ \-E" -は、 -.B { -が繰り返し回数指定の始まりとして意味をなさない場合、 -それを特殊文字ではないと見なし、従来の用法のサポートを試みます。 -たとえば、コマンド -.B "grep\ \-E\ '{1'" -は、正規表現に文法エラーがあると報告するかわりに、2 文字からなる文字列 -.B {1 -を検索するのです。 -この動作は、\s-1POSIX.2\s0 によって拡張として認められていますが、 -移植を考慮したスクリプトでは使用しない方がよいでしょう。 . .SH "環境変数" .B grep @@ -885,26 +869,21 @@ .B grep が各国語サポート (\s-1NLS\s0) を有効にしてコンパイルされていなかったり した場合は、C ロケールが使用されます。 +シェルの +.B "locale \-a" +コマンドによって現在利用できるロケールが一覧できます。 .TP .B GREP_OPTIONS -この変数ではデフォルトのオプションを指定しますが、そうしたオプションは -コマンドラインで明示的に指定するオプションの前に置かれることになります。 -たとえば、 -.B GREP_OPTIONS -が -.BR "'\-\^\-binary-files=without-match \-\^\-directories=skip'" -ならば、 +この変数ではデフォルトのオプションを指定します。そうしたオプションは +コマンドラインで明示的に指定するオプションの前に置かれます。 +これが移植性の高いスクリプトを書くときに問題となるため、 +この機能は +.BR grep +の将来のリリースで削除されることになっており、 +使用すると .B grep -は、 -コマンドラインで明示的に指定するオプションの前に -.B \-\^\-binary\-files=without-match -と -.B \-\^\-directories=skip -の 2 つのオプションがすでに指定されているかのように振舞うわけです。 -オプションを複数指定するときは、空白 (whitespace) で区切ります。 -バックスラッシュは次に来る文字をエスケープするので、 -空白 (whitespace) やバックスラッシュを含むオプションを指定するのに -使うことができます。 +が警告を表示します。 +かわりにエイリアスやスクリプトを使ってください。 .TP .B GREP_COLOR この変数は、パターンにマッチした (空文字列ではない) テキストを強調するために @@ -1138,6 +1117,12 @@ .B LC_CTYPE は文字のタイプ、たとえば、空白 (whitespace) に当たるのは どの文字とどの文字か、といったことを決めるものです。 +このカテゴリーは、文字のエンコーディングも決定します。 +つまり、テキストのエンコーディングが UTF-8 か、ASCII か、 +それ以外のエンコーディングかということです。 +ロケールが C か POSIX の場合は、 +すべての文字が 1 バイトとしてエンコードされ、 +すべてのバイトが有効な文字となります。 .TP \fBLC_ALL\fP, \fBLC_MESSAGES\fP, \fBLANG\fP こうした変数は @@ -1152,16 +1137,16 @@ .B POSIXLY_CORRECT これが設定されていると、 .B grep -は \s-1POSIX.2\s0 が要求するとおりの動作をします。 +は \s-1POSIX\s0 が要求するとおりの動作をします。 設定されていない場合の動作は、ほかの \s-1GNU\s0 のプログラムに より近いものです。 -\s-1POSIX.2\s0 の規定では、ファイル名の後にオプションが現れた場合、 +\s-1POSIX\s0 の規定では、ファイル名の後にオプションが現れた場合、 それをファイル名として扱わなければならないことになっています。 これに対して、 .B grep のデフォルトでは、そうしたオプションを引き数リストの前の方に移動して、 オプションとして扱います。 -また、\s-1POSIX.2\s0 の規定では、理解できないオプションは +また、\s-1POSIX\s0 の規定では、理解できないオプションは \*(lqillegal\*(rq (違法) と判断するようになっていますが、 そうしたオプションも法律に違反しているわけではないので、 .B grep @@ -1197,27 +1182,18 @@ .\" bash 2.01 で削除されたとのことです。それ故、ユーザからは man .\" コマンドで見えないようにしておきます。getopt(3) を参照してください) . -.SH "返り値" -通常では、選択する行が見つかったときの終了ステータスは 0 であり、 -見つからなかったときは 1 です。エラーが起きた場合は、 +.SH "終了ステータス" +通常では、選択される行が見つかったときの終了ステータスは 0 であり、 +見つからなかったときは 1 であり、エラーが起きた場合は 2 です。 +ただし、 .B \-q , .B \-\^\-quiet , .B \-\^\-silent -といったオプションが使われていて、しかも、選択する行が見つかったときを -除いて、終了ステータスは 2 です。 -しかしながら、\s-1POSIX\s0 は -.BR grep , -.BR cmp , -.BR diff -のようなプログラムに対して、 -エラーが起きた場合の終了ステータスは 2 以上でなければならない、 -としか要求していないことに注意してください。 -ですから、移植性のためには、終了ステータスが 2 と厳密に一致することを -調べるよりも、この一般的な条件をテストするロジックを使用した方が -よいでしょう。 +といったオプションが使われていて、選択される行が見つかったときは、 +エラーが起きたときでも終了ステータスは 0 です。 . .SH "著作権" -Copyright 1998-2000, 2002, 2005-2010 Free Software Foundation, Inc. +Copyright 1998-2000, 2002, 2005-2016 Free Software Foundation, Inc. .PP This is free software; see the source for copying conditions. @@ -1227,16 +1203,12 @@ .SH "バグ" .SS "バグの報告" バグ報告は -.RB < bug\[email protected] > -宛に E メールで送ってください。これはメーリングリストで、 -下記がその Web ページです。 -.br -.RB < http://lists.gnu.org/mailman/listinfo/bug\-grep > -.br -.BR grep -の Savannah バグ・トラッカーは下記にあります。 -.br -.RB < http://savannah.gnu.org/bugs/?group=grep > +.MTO [email protected] "バグ報告アドレス" +宛に E メールで送ってください。 +.URL http://lists.gnu.org/mailman/listinfo/bug-grep "メールアーカイブ" +と +.URL http://debbugs.gnu.org/cgi/pkgreport.cgi?package=grep "バグトラッカー" +も用意されています。 .SS "既知のバク" .BI { n , m } を使って何度も繰り返しを行うと、 @@ -1253,15 +1225,15 @@ .SS "標準のマニュアルページ" awk(1), cmp(1), diff(1), find(1), gzip(1), perl(1), sed(1), sort(1), xargs(1), zgrep(1), -mmap(2), read(2), +read(2), pcre(3), pcresyntax(3), pcrepattern(3), terminfo(5), glob(7), regex(7). .SS "\s-1POSIX\s0 プログラマーズ・マニュアルページ" grep(1p). -.SS "\*(Txinfo 文書" -.B grep -のための充実した文書が、\*(Txinfo マニュアルの形で保守されています。 +.SS "完全版の文書" +.URL http://www.gnu.org/software/grep/manual/ "完全版のマニュアル" +が用意されています。 .B info と .B grep @@ -1271,13 +1243,12 @@ .PP とコマンドを打ち込むことで、完備したマニュアルが読めるはずです。 .SH "注記" -\s-1GNU\s0's not Unix, but Unix is a beast; -its plural form is Unixen. +このマニュアルは断続的にメンテナンスされるため、 +完全版の文書のほうが最新であることがよくあります。 .SH "訳者謝辞" この翻訳は、FreeBSD jpman Project <http://www.jp.freebsd.org/man-jp/> から Linux JM project に寄贈していただいたマニュアルを元にし、 -GNU grep-2.6.3 所収のマニュアルに合わせて、増補・改訂したものです。 -作業に当たっては、FreeBSD jpman Project の新しいマニュアルの翻訳も -参考にしました。上記の文書を翻訳なさった方々にお礼を申し上げます。 +GNU grep の新しいマニュアルに合わせて、増補・改訂しています。 +この場を借りて、FreeBSD jpman Project の翻訳者の方々にお礼を申し上げます。 .\" Work around problems with some troff -man implementations. .br diff -urN '--exclude=CVS' '--exclude=.cvsignore' '--exclude=.svn' '--exclude=.svnignore' old/man-pages-ja-20161115/manual/GNU_grep/translation_list new/man-pages-ja-20170515/manual/GNU_grep/translation_list --- old/man-pages-ja-20161115/manual/GNU_grep/translation_list 2016-11-14 17:03:13.000000000 +0100 +++ new/man-pages-ja-20170515/manual/GNU_grep/translation_list 2017-05-14 18:03:15.000000000 +0200 @@ -1,3 +1,3 @@ -@:GNU grep:2.6.3:2008/02/07:egrep:1:grep:1: -@:GNU grep:2.6.3:2008/02/07:fgrep:1:grep:1: -○:GNU grep:2.6.3:2008/02/07:grep:1:2010/11/11::[email protected]:Chonan Yoichi: +@:GNU grep:2.27:2016/11/21:egrep:1:grep:1: +@:GNU grep:2.27:2016/11/21:fgrep:1:grep:1: +○:GNU grep:2.27:2016/11/21:grep:1:2017/02/25::[email protected]:Masakazu Takahashi:
