Author: matakagi
Date: Sat Sep 15 16:19:21 2007
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translated "Recognizing Rudeness".


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 <!-- ======================== subsection ============================== -->
 <sect2 id="rudeness">
+<!--
 <title>Recognizing Rudeness</title>
+-->
+<title>何が失礼にあたるのか</title>
 
+<!--
 <para>One of the defining characteristics of open source culture is
 its distinctive notions of what does and does not constitute rudeness.
 While the conventions described below are not unique to free software
@@ -834,10 +838,26 @@
 boundaries and constant influx of newcomers, is an environment where
 these conventions are especially likely to be encountered by people
 unfamiliar with them.</para>
+-->
+<para>
+  オープンソース文化の特性のひとつに、
+  何が失礼で何が失礼でないかということに関する独特の基準があります。
+  以下で説明する内容は、ソフトウェア開発やソフトウェア全般に特有のものではありません
+  (数学や自然科学、工学にかかわっている人たちならおなじみのものでしょう)。
+  しかし、フリーソフトウェアの世界は人材の出入りが頻繁に行われ、
+  新しい人たちが常に流入してきます。
+  こういう考え方になじみのない人たちが流入してくることも大いにありえるでしょう。
+</para>
 
+<!--
 <para>Let's start with the things that are <emphasis>not</emphasis>
 rude:</para>
+-->
+<para>
+  まずは、失礼では <emphasis>ない</emphasis> ことについて説明します。
+</para>
 
+<!--
 <para>Technical criticism, even when direct and unpadded, is not rude.
 Indeed, it can be a form of flattery: the critic is saying, by
 implication, that the target is worth taking seriously, and is worth
@@ -846,7 +866,19 @@
 take the time to criticize it (unless the critique descends into an
 <foreignphrase>ad hominem</foreignphrase> attack or some other form of
 obvious rudeness, of course).</para>
+-->
+<para>
+  技術的な批評については、
+  たとえそれが直接的で歯に衣着せぬものであっても失礼にはあたりません。
+  実際のところ、逆にそれはほめ言葉ともとれるかもしれません。
+  批評するということは、
+  それが時間をかけて真剣に議論する価値があるものだと暗に認めているわけです。
+  そして、それがうまく成長すると、批判よりも賞賛のほうが多くなってくるわけです
+  (もちろん、その批評が個人攻撃に成り下がってしまったり
+  その他の明らかに失礼な内容になってしまうこともありえます)。
+</para>
 
+<!--
 <para>Blunt, unadorned questions, such as Shane's questions to me in
 the previously quoted email, are not rude either.  Questions that in
 other contexts might seem cold, rhetorical, or even mocking, are often
@@ -869,9 +901,40 @@
 not anyone's fault.  Explain amiably that your question (or criticism)
 had no hidden meanings; it was just meant to get (or transmit)
 information as efficiently as possible, nothing more.</para>
+-->
+<para>
+  ぶっきらぼうで素っ気ない質問、たとえば先ほど引用した Shane
+  のメールのような質問は失礼にはあたりません。
+  状況によってはちょっと非情に見えたり馬鹿にしているように感じられるような質問であっても、
+  それは真剣になされたものであり、
+  必要な情報をできるだけ手早く引き出したいという以外に隠された意図はありません。
+  サポートセンターの有名な質問である「コンピュータのコンセントはちゃんとささっていますか?」
+  というのは典型的な例です。サポート係の人は、
+  ただ単にコンセントがささっているかどうかを知りたいだけです。
+  仕事を始めたばかりのころはこの質問の前にいちいち丁寧な前置き
+  ("すみませんが、いくつかの可能性を排除するために少々質問させていただいてよろしいでしょうか?
+  中には基本的すぎるものもありますが、我慢してくださいね……")
+  をしていたのでしょうが、それにも疲れてきたのでしょう。
+  今や、彼女は単刀直入に「ささっているのかいないのか」を聞くだけになっています。
+  フリーソフトウェアのメーリングリストでも、同様の質問が散々行われています。
+  これは決して相手を侮辱しているのではありません。
+  最も明らかな (そしておそらく最もありがちな)
+  可能性をできるだけ早い段階で排除しておきたいというだけのものなのです。
+  それをよくわかっている人は、文句も言わずにその質問に従い、
+  よりよい結果を得ることになります。
+  しかし、もし文句を言う人がいてもそれをけなしてはいけません。
+  これは、単なる文化の相違であり、どちらが悪いとかいうものではありません。
+  あなたの質問 (あるいは批評) には隠れた意味はまったくないということを説明してあげましょう。
+  単に情報を効率的に取得したかった (あるいは伝えたかった) だけであり、
+  それ以上でも以下でもないと言えばいいのです。
+</para>
 
+<!--
 <para>So what is rude?</para>
+-->
+<para>では、何が失礼にあたるのでしょう?</para>
 
+<!--
 <para>By the same principle under which detailed technical criticism
 is a form of flattery, failure to provide quality criticism can be a
 kind of insult.  I don't mean simply ignoring someone's work, be it
@@ -893,13 +956,48 @@
 saying the topic (and those participating in it) was not worth much
 of your time.  Better to show that your time is valuable by being
 terse than by being lazy.</para>
+-->
+<para>
+  先ほど、技術的な批評をすることは一種のほめ言葉にあたると言いました。
+  その観点から言うと、真剣な批評をしないということは一種の侮辱になるかもしれません。
+  これは、誰かの作業 (何らかの提案やコードの変更、バグの報告など)
+  を単に無視することを言っているのではありません。
+  あとできちんと返事をすると約束したのでない限り、
+  何も反応しなくても一向に問題はありません。
+  周りの人も、単に何か言うだけの時間がなかったんだとみなしてくれるでしょう。
+  しかし、もし何か反応を返すのなら、決して手抜きをしてはいけません。
+  時間をかけてしっかり分析し、必要なら適切なサンプルを用意し、
+  過去ログのアーカイブから関連する議論を探すといった作業を欠かさないようにしましょう。
+  そんなことをしている時間はないが、でも一言だけいっておきたいという場合は、
+  メッセージの中に釈明をいれておきましょう
+  ("これ、たしかバグとして報告されていたはずなんだけど、
+  今ちょっと探しているヒマがないんだ。ごめんね" といった具合に)。
+  大事なのは、文化的な基準の存在を認識することです。
+  その基準は守ること。そしてもし守れない事情があるときは、
+  守れないことを認識していると知らせること。
+  いずれにせよ、基準が大切です。
+  この基準を守れなかった上にその理由も説明していないとなると、その話題 (そして関係者たち)
+  に対して十分に時間をかけるだけの価値がないと考えているように思われてしまいます。
+  怠け者であると思われるよりも、
+  単に時間がないだけなんだということを率直に説明しておくほうがいいでしょう。
+</para>
 
+<!--
 <para>There are many other forms of rudeness, of course, but most of
 them are not specific to free software development, and common sense
 is a good enough guide to avoid them.  See also
 <xref linkend="prevent-rudeness"/><phrase output="printed"> in
 <xref linkend="getting-started"/></phrase>, if you haven't
 already.</para>
+-->
+<para>
+  もちろんこれ以外にも失礼にあたることは多々あるでしょう。
+  しかしその多くはフリーソフトウェア開発に限ったものではありません。
+  一般常識の範囲で判断できるはずです。
+  もしまだご覧になっていないのなら、<phrase output="printed">
+  <xref linkend="getting-started"/></phrase> の
+  <xref linkend="prevent-rudeness"/> もせひ参照してください。
+</para>
 
 </sect2>
 

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