小金丸です。

9.1-RELEASE のリリースは、12 月 5 日に予定されているようですが、
cvs は、固定されており、この後変更は、ほとんどないと思われます。

前のメールで、
>9.1-RC2 と 9.1-RELEASE のソースの変更がほとんどないなら、
>9.1-RELEASE の日本語インストーラも作成できます。
と書きましたが、ソースの版数以外変更は、ありませんでしたので、9.1-RC2 の
ものでも、同様に作成できます。
今回のファイルは、内容は、同じですが、cvs のファイルをベースにしましたの、
リリースのソースとは、版数のみが異なっています。
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日本語インストーラは、ソースファイルを修正して、自分で作成します。

次の tar ファイルを /usr/src で展開して、
make buildworld ; make buildkernel
を行ってから
cd /usr/src/release 
make release TARGET_ARCH=i386 TARGET=i386 NODOC=YES NOPORTS=YES
を行ってください。
CPU が複数ある PC では、make -j 2 buildworld ; make -j 2 buildkernel
を行えば、より速く実行できます。
/usr/obj/usr/src/release に
メモリスティックイメージファイル memstick と
CD イメージファイル release.iso が作成されます。

http://home.jp.freebsd.org/%7Ekogane/BSDINSTALL/9.1/Jp.bsdinstall.20121202.tgz

チェックサムは、
http://home.jp.freebsd.org/%7Ekogane/BSDINSTALL/9.1/CHECKSUM.MD5
にあります。

make release は、昔と違って現在の普通の PC では、30 分ほどで終ります。
make buildworld は、約 3 時間ほどかかります。
make buildkernel は、30 分ほどかかります。

USB メモリ (メモリステック) の書き込みは、
http://home.jp.freebsd.org/%7Ekogane/BSDINSTALL/DDMEM.sh
が便利です、USB メモリ を PC に差し込んだ後に、DDMEM.sh memstick
のように使用します。書き込みが終了すれば、そのまま外します。

当然、9.1-RELEASE の環境で行うのですが、9.1-RELEASE の環境がない人は、
オリジナルのインストーラで 9.1-RELEASE 環境を構築するか、
9.0-RELEASE から csup または cvsup 等でソースを取得し
make buildworld ; make installworld
make buildkernel ; make installkernel
を行ってください。
媒体ができれは、それで 9.1-RELEASE をインストールできるようになります。

現在、インストーラが起動することだけ、確認しましたが。実際のインストールは
まだ、行っていません。

tzsetup は、日本語化されています。
日本語でキーボードを選択することができず、英語版のキーボード選択となります。
デフォルトで jp.106.kbd にしています。
これは、kon の実行中にキーボードに対する ioctl が実行できないためです。

キーボード選択以外の日本語化されていない画面、問題点、不具合があれば、
お知らせください。

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小金丸コンピュータエンジニアリングサービス (福岡県大野城市)
        小金丸 信幸 (Nobuyuki Koganemaru)
E-Mail: n-kog...@syd.odn.ne.jp
E-Mail: kog...@jp.freebsd.org
E-Mail: kog...@koganemaru.co.jp
URL: http://www.koganemaru.co.jp

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