梅本です。

>>> Thu, 31 Aug 2006 11:16:22 +0900 の刻に「kouji」、すなわち
>>> Kouji Ito <[EMAIL PROTECTED]> 氏曰く

kouji> 私の添付したパッチは、5.5R(sh.sem.c,v 3.60)に対するパッチです。
kouji> 5.5Rの、sh.sem.c 3.60 の上記の部分を、CURRENTのsh.sem.c 3.69に置き換えた物との
kouji> diff -urNを添付しました。

  了解です。パッチが 6.14.00 --> 6.13.00 の差分になっていたので、あれっ
と思いました。今晩帰宅したら commit しておきます。

kouji> このパッチは、ディスクプリタリークのみを修正するパッチで、CURRENTのsh.sem.cと、
kouji> 5.5Rのsh.sem.cの間でdiffを取るともっと沢山のdiffが出力されます。

kouji> CURRENTのtcshには問題ありません。
kouji> CURRENT上での確認とCURRENTのtcshと同じバージョン(6.14.00)のtcshを5.5Rで
kouji> コンパイルしての動作確認を行いました。

  了解です。

kouji> CURRENTの/usr/src/contrib/tcsh/Fixes によると、V6.13は、V6.13.00から、
kouji> V6.13.10までのマイナーバージョンがあるようで、どこかのタイミングで、上記修正が
kouji> 入っています。

kouji> tcshの本家で、それぞれのマイナーバージョンのパッチを探してみたんですが、
kouji> 発見できませんでした。

  tcsh もリポジトリが公開されてたら、そのへんが追いかけ易くなるんでしょ
うけどね。

>   CURRENT で直っているのであれば、その修正内容を MFC することは可能です。
> tcsh 6.14.00 での修正部分を切り出していただければ、commit します。
> 
kouji> 上記のソース切りだし部分でよろしいでしょうか?

  十分です。

kouji> cvswebで、ソースの変更履歴を見ていると、tcshに関しては、基本的に、tcshの本家から
kouji> そのまま持って来るという感じに見えました。

kouji> 今回の修正箇所のみをMFCするって事は、tcshの本家のリリース版の6.14.00の一部を
kouji> 6.13.00にマージするということになり、それは、FreeBSD独自の6.13.XXというバージョンを
kouji> 生み出すことになるのかなぁと思っています。

kouji> そういう修正って出来るんでしょうか?

  contrib 下は原則的にベンダブランチから外さないようにというルールがあ
ります。しかし、STABLE のソースは、CURRENT にインポートしたものを MFC
するだけでベンダブランチから外れるので、ベンダブランチから外れることは
大きな問題ではありません。ただし、なんでもかんでも部分的に突っ込むのは
まずいです。脆弱性対策などの重要な修正に限られるでしょう。
  例えば、sendmail では、脆弱性が出た際に、CURRENT は対策版をインポート
するけど、STABLE の方は該当部分の修正だけを入れるってケースもありました。

-- 
梅本 肇 @ インターネット互助会横浜  http://www.imasy.org/~ume/
[EMAIL PROTECTED]  [EMAIL PROTECTED],jp.}FreeBSD.org
プログラムは書いた人の意図ではなく書かれた通り動く  I hate Modula-3 :-)

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