川口です

FreeBSD の serial console の設定について教えていただけないでしょうか.

目的
  * serial console で普通のコンソールと同等に扱いたい
  * serial console は HP iLO2(IPMI,とは違う?)の virtual serial I/F(後述)を
    利用して network から完全に制御したい

問題点
  * メッセージが一部しか表示されなかったり,login: が出ないなど
    なにやら中途半端な状態ばかりになってしまう

以下,説明のために起動時のメッセージをいくつかに分けます.
  msg1: BIOS & loader
  msg2: kernel の device scan (太字のもの?; dmesgで表示される分)
  msg3: NIC 設定や daemon 起動など,rc 関係のもの(dmesg -a で追加される部分)
  msg4: /etc/ttys で設定して init が出す login: prompt
  (勘違いしているかも)


利用するのは FreeBSD/i386 6-stable 系です.
HP の server(今回は具体的には DL360G5, DL380G5 です)には
iLO2 という NW 経由で電源 on/off したり,
仮想 serial I/F にアクセスしたりする機能があります.

デフォルト設定では以下のように割り振られています.
  COM1: 実serial I/F
  COM2: iLO2 virtual serial I/F

この状態で,FreeBSD を boot すると,それぞれ
COM1:sio0, COM2:sio1 として見えて,/etc/ttys を
弄れば serial 端末からログインすることだけは可能になります.
(msg4 だけの状態)


[変更1]
BIOS 設定で COM1 ⇔ COM2 を入れ替えてみる
  COM1: iLO2 virtual serial I/F(VSP)
  COM2: 実serial I/F
すると msg1 は表示されます.
困ったことに,serial port は 2つでなく sio0 のみが見つかり,
/etc/ttys で設定しても iLO2 VSP には login prompt は出ません.

loader から boot -D (/boot/loader.conf で boot_multicons="YES")すると
msg1 + msg2 は表示されますが,前述の状況は改善されず,msg3,msg4は見えません.
(ここは FreeBSD の問題なのか iLO の特性・癖なのか??)


[変更2]
前の COM1,COM2 入れ替えはやめ(元に戻す),別の BIOS設定で
BIOS serial console port の指定を元の auto => COM2 に変更してみます.
すると boot_multicons="YES" 環境では virtual serial port からは
msg1 のあとずっと沈黙で boot 完了後 msg4 の login: が出ます.
前の変更パターンよりは遥かに実用的ではありますが...


いずれにせよ,msg3 の rc 関連のメッセージはどの設定パターンでも一度も
拝むことができていません.


出来れば msg1〜4 まで全部 virtual serial console から
見て制御することができれば,安心して遠隔地に設置できるのですが
何かアドバイス等あればよろしくお願いします
-- 
       ∧∧
Zzz.. (- - )⌒⌒⊇〜           川口 銀河
      ##############   [EMAIL PROTECTED]

メールによる返信