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 半年以上前の話で、木村様と小島様から情報提供頂いたままになっておりま
したが、どうにか解決できたようですので。

 結論は、FreeBSD 6.2-RC1に更新したらNFSまわりは非常に具合が良くなった、
です。


From: Akihiro HIRANO <[EMAIL PROTECTED]>
Subject: [FreeBSD-users-jp 89539] NFS lock problem?
Date: Fri, 12 May 2006 12:19:38 +0900

>  NFSのlockまわりではないかと思われるトラブルが発生しています。何かご
> 存知の方はいらっしゃらないでしょうか?
> 
> ・Mew 4.2のincmでNFSマウントしたメールスプールからメールを読むには、
>   NFSサーバ/クライアント共にrpc.statdとrpc.lockdを動かさなければならない
>   (5.4でも6.1でも。仕様か??)
> 
> ・6.1-RELEASEでpc.statdとrpc.lockdが動いているとscim-anthyが刺さる
> 
> ということです。両方を動かすにはどうしたものやら…という状況です。

 上記のような問題でした。小島様から、

From: KOJIMA Hajime / 小島肇 <[EMAIL PROTECTED]>
Subject: [FreeBSD-users-jp 89633] Re: NFS lock problem?
Date: Thu, 01 Jun 2006 14:34:40 +0900

>   rpc.lockd のソースを見ると、
> 
> http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/src/usr.sbin/rpc.lockd/
> 
>   kern.c が新しくなっているようだったので、client / server の両方
>   で kern.c を 1.19 に入れ換えて rpc.lockd を作成しインストールし
>   再起動したところ、刺さる状況はなくなったようです。

という情報を頂き、rpc.lockdを当時の最新のものにすると、lockで刺さるこ
とはなくなったようです。ところが、NFSアクセスが途方もなく遅いという問
題が発覚しました。NFS経由のLaTeXドキュメント整形で、Athlon64 X2 3800+
がPentiumII/400MHzに惨敗するくらいに。

 CVS Repositoryを眺めると、NFSまわりで大量にMFCされたものが見付かりま
した。もしやと思って6.2-RC1に更新したら、非常に快適になりました。

#一時は5.5に下げてみようかとも…

 ということで、6.xのNFSまわりで困っている場合には、6.2-RC1等に更新す
れば良いことがあるかもしれません。


PS
 「セキュリティホール memo」にはいつもお世話になっております…  m(._.)m
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[EMAIL PROTECTED] 大学院 自然科学研究科 電子情報科学専攻
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