伊藤です。

> 
> 世間でも E200 評判悪いですねー.どこぞの掲示板の RAID 関連のところでも
> (FreeBSDと関係なく)E200 は性能面で論外という扱いになってるようです.
> あんなデカいカード持ってきておいて,という感じですが.
> 
あらー、そうですか。
SmartArray 5i, 6i, 642は、それなりの速度が出ていたので、E200も同等の性能を
出せるものだと思ってました。

> # あとで職場の E200 で試してみよう…
> 
結果を上げて頂けると助かります。

> もっとも酷すぎるので何か設定の tips があるのかもしれません.
> 
Linix側のccissドライバと、FreeBSDのcissドライバをさらっと眺めて見たのですが、
カード側へのリクエストキュー数がFreeBSDの場合、256(cissvar.hのCISS_MAX_REQUESTS)
に対して、Linixの場合、(cciss.cのboard_typeで、120)となっていたので、
FreeBSD側をLinixに合わせてCISS_MAX_REQUESTSを120にしてみたのですが
結果は変わりませんでした。

また、CISS_INTERRUPT_COALESCE_DELAYの値を大きくしたり小さくしたりもしてみましたが
やっぱり結果は変わらず。

あとは、Windowsで使ってみて、同様の結果であれば、多分この性能が限界なんだと思いますが、
もう気力が尽きてしまいました。

> ただ BBU がないと write back cache が使えないですし,
> 制約も多くてそこまでするなら HP では最初からもう一段上位の
> RAID コントローラを使うから本当にそういうものという可能性も…
> 
いま私が使っているE200は、128MBのBBWC付きのモデルです。
ddが復帰した直後に、マシンのコンセントをひっこ抜くと、次回立ち上がり時、E200が書き込まれてない
データがあるので、書き込みますというメッセージを出力します。

> 
> linux 系の mount は特に意識して設定しない限り
> async mount が普通とされてるので、十分に大きい読み書き(数十GBとか)をしないと
> read/write cache の性能を測っているだけになるのではないかと.
>
FreeBSDも、ユーザーデータは遅延書き込みするんじゃなかったでしたっけ?
あ、でもメタデータの更新は、Softupdateだからasyncしてるわけじゃなくて、
ddでファイルを作成しているってことは、メタデータの更新も随時行われていて
メタデータの更新はasyncしてるわけじゃないからFreeBSDのddは、iostatと
良く似た速度を報告するってことか。
ってことは、Linuxのasyncはメタデータの更新もasyncしてるとすると納得できますね。
> 
> 金で解決というかアレですが,HP で RAID0+1 でということなら
> E200 にせずに最初から 8port SAS I/F(LSI Logic OEM; mpt ドライバ)で出来ますし
> 性能もそちらのほうがマシだと思われます.
> 
> mpt は mpt で mpt1: QUEUE FULL EVENT: Bus 0x00 Target 0x07 Depth 121 とか
> そんなのを吐きまくるのでちょっと気持ち悪いですけど…
> SAS って選択肢ないんですよね.Adaptec 44300 に到っては FreeBSD で
> ドライバすらないですし.

8port SAS I/FってP400の事でしょうか?

最近のHPのDLシリーズは、パラレルSCSIからシリアルSCSIにシフトして来ているので、
今までのSmartArray 5,6系ではなく、SmartArry E,P系列になって来ています。
E200がこれじゃあんまりですね。
P400とかはもうちょっとましなんでしょうか。
使われたことがあればパフォーマンスを教えて頂けると嬉しいのですが。

ちなみに、HP社のDL100というNASは、Adaptec2420SAを積んでいて、こっちは
それなりの速度で動きます。(ただし、RAID5だとものすごく遅いです。)


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