Kouji Ito さんは書きました:
> 今回のようなパッチであればbgeドライバの特定のモジュールのみの変更なのでまだ楽なんですが、
> 場合によっては、/usr/src/sys/dev/bge の下だけでなく、/usr/src/sys/dev/mii とか、
> その他のソースも変更しないとコンパイルが通らないっていうケースもあると思います。

さすがにあんまり範囲が広くなると RELENG_X_Y ブランチにこだわる
必要性とてんびんにかける必要が出てくると思いますが、その変更が
妥当なものであると信じるに足る実績があれば、やってもいいんじゃ
ないでしょうか。


> こういう時って、cvs-src等のコミットログを見ながら、関連するソースを洗い出して、
> それぞれに、パッチを当てるっていう作業を行うものなんでしょうか。
> 
> 例えば、bgeなんかで新しいNICのサポートがMAINブランチにはコミットされてるんだけど、
> RELENG_6にはMFCされてないとか。

さすがにそういう実績のないコードはこわくて ID 追加程度ならまだしも
よっぽどせっぱ詰まらないと RELENG_X_Y で保守しなきゃいけないような
サービスにつっこむ気にはならないというか、安定した動作が見込めるデ
バイスを用意して運用を始めるのが筋だろうと思いますが、方針としては
そんなかんじだと思います。


> 今回、bgeのドライバを取り合えずRELENG_6に上げてみようとしたんですが、さくっとコンパイル
> 出来なくて、私が取った方法は、
> (1)cvswebでbge.cのバージョン履歴とコミットされた日を調べる。
> (2)cvs-srcのMLでコミット時のメールを検索し、同じタイミングで更新しているソースを落す。
> (3)コンパイルする。
> (4)自分の望むバージョンになるまで、(1)から(3)の手順を繰り返す。
> と言うものでした。
> 
> 結構、面倒な手順だと思っています。
> 
> もっと、簡単に出来る方法があれば教えて頂ければと思います。

上記のやり方だと必要のない(リスクを高める)修正も一緒に入ってしまうので、
本質的に必要な部分のみを、オリジナルをできるだけ修正せずに入れるのが
安全ではないでしょうか。
RELENG_X でよければ、一番簡単のは commit した人に MFC してくださいと
メールする、じゃないですかね。RELENG_X_Y にはセキュリティ上の修正しか
入らないので自分でやらないといけませんが。


>> ただこの変更 (kern/96806) は、panic しなくなるという修正なので、
>> watchdog timer でデバイスがリセットされる現象とは関係ないかも?
> kern/96806のお題目としては、kernel panicとなっていますが、replyを見ると
> watchdogに関しても報告されており、最終的にはBCM5714CはOKとなっているので、
> 大丈夫だと思ってます。

なるほど、それであれば問題ないです。

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