Message-Id: <[メールアドレス保護]> Date: Sun, 27 Apr 2008 20:44:33 -0400 From: Yoshihiro Ota <[メールアドレス保護]> Subject: [FreeBSD-users-jp 91614] Re: ディレクトリが削除できない
| > | 結論は「ファイルシステムが壊れていた」でした。 | > | | > | 先日のクラッシュの後、自動で fsck がかかっていたはずなのですが、 | > | 修復しきれていなかったようで、リブート後、問題のファイルシステムがマウントできませんでした。 | > | > fsckで直ったということですが | > クラッシュ後のfsckはバックグラウンドfsckだったと想定して.. | > | > バックグラウンドfsckで修復できていなくて | > 手動のfsckで直ったということなので、 | > バックグラウンドfsckのバグとか | > (bg fsckの前提となっている)softupdateのバグとか | > クラッシュのときにディスクへの書き込みが異常に行われたとか | > ちょっと不安が残りますね。 | | バックグラウンドで fsck を走らせるということは、ファイルシステムは | 利用中ということです。バックグランド fsck は参照されていない inode | の回収などの軽微な障害しか修正できません。 | | 例えるならば、車のバックミラーの角度を運転中に修正できても | (バックグラウンド)、ミラーの交換 (言わば、フォアグランド)は | 走行中には出来ないようなものです。 softupdateをつかっていれば ディスク書き込み中にクラッシュしても ファイルシステムには軽微な障害しか起こらないように なっているはずだとおもうのです。 #いきなり電源を切った場合にはダメかもしれません でも現実にはそうではなくて、こんな感じなのでしょうか: 1. 何かの理由でクラッシュ 2. リブート後バックグラウンドfsckが走る 3. でも修復しきれず (おそらくスーパーブロックに印をつけたはず) (syslogになにかメッセージが残っているかも) 4. ユーザによるリブート 5. リブート後fsck失敗 (印がついていたので手動fsckを強制したのではないか?) -- 鯉江英隆 <[メールアドレス保護]>