佐久間@富士通です.

> > tun0: flags=8051<UP,POINTOPOINT,RUNNING,MULTICAST> mtu 1438
> >         inet 60.32.13.194 --> 210.247.16.1 netmask 0xfffffff8 
> > tun2: flags=8051<UP,POINTOPOINT,RUNNING,MULTICAST> mtu 1438
> >         inet 10.172.1.121 --> 210.247.16.1
> 
> > これはできません.
> > 210.247.16.1にいくのにtun0でもtun2でもいいという経路構成が
> > 組めないから.

これがダメなのは,現在のFreeBSDの実装として,それが可能なモノに
なってないから.

> わかりました。しかし、ここで不思議なのは、
> 
>   CTUに直結したWindows XPでは、
>     ・フレッツスクェア
>     ・速度設定
>   の2ヶ所に、フレッツ接続ツールを使って同時にPPPoE接続することができる
> 
> という現実です。

FreeBSDでダメなことが,他のOSでも同じようにダメってわけじゃない,
ということだけかと.

Windows XPの場合は,それが可能な実装を使っているというだけしょう.

自分で実装するならば,方法としてはいくらでもあります.
無理矢理(kernelをいじることを含めて)なんとかすることを考えると
たとえば相手アドレス(今回の210.247.16.1)をtunに設定しないという
ことができるなら,tun0とtun2は同時にupさせることに問題はなくなるでしょう.

この場合,dest_addressに対する経路も設定しないとすることになり,
経路設定はどうするの?という疑問を持たれるかもしれませんけど,
-iface(route(8)を参照)を使うという手段をとればよいでしょう.



住まいが西日本地域じゃないので,フレッツ光プレミアムを直接さわった
ことがないので,的外れな疑問かもしれませんが,

なぜPPPoEで接続しようとしてるのでしょう?
CTUってルータとして動きますよね.
BフレッツやフレッツADSLはPPPoEがないと接続できないサービスだけど
フレッツ光プレミアムはPPPoEは必要ないサービスですよね.

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  佐久間 敬之 ( Sakuma Takayuki )
    富士通株式会社 ネットワークサービス事業本部 プロダクト開発統括部
    mail: 
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