椎柴の木村しげかずです。
メインに FreeBSD を使用している一般ユーザに過ぎませんが、最近は、Windows7 で radiko 
の IP サイマル・ラジオを聞いていたりします。FreeBSD の opera でも聞けますが。

On Tue, 3 Aug 2010 08:38:31 +0900
<mur...@graduate.chiba-u.jp> wrote:

> 村田@三重県在住、です。
> 最近必要に迫られて(GPGPUの件)WindowsとLinuxとFreeBSD
> をトリプルブートできるようにしようとしているのですが、困った
> ことに、MBRのことやブートセレクターの類がちゃんと理解できていません。

> 1段階で、一気にメニューで選択できても、
> 2段階でも、FreeBSD標準のローダー(せれくた?)
>    →Linuxからインストールしたgrub(windowsかLinuxの選択)
>                       (stage1→stage2)
> 
> で立ち上がればそれはそれでいいのですが、どうにせよ、
> この辺の話がよく分かっていない点に私の問題があります。

インストールする予定の Linux は何でしょうか。
トリプルブートに焦点をあてるなら、Vine Linux-5.1 がやりやすいと思います。i686 以上
の CPU を要求。

話を単純化するため、拡張領域・論理領域は使わない、サスペンド領域は必要ない、と仮定します。
(当然ながら、インストールは自己責任でお願いします)。
パターンを 2 つ示して説明すると……。

P1: MBR は FreeBSD の boot manager (MBM などでも可) / 2 段階ブート?
  1. Windows
  2. Linux
    PBR に grub をインストール。
    Vine Linux や SSD/Linux なら指定可能。全部は知りません。
  3. (Linux swap)
  4. FreeBSD-7.1

P2: MBR は Linux がインストールする grub / 1 段階ブート?
  1. Windows
  2. FreeBSD-7.1
  3. Linux
    Vine Linux-5.1 なら、Windows も FreeBSD も起動可能に設定して grub を書き込む。
    このパターンには、MBR に grub を入れる殆んどすべての Linux が向いている。
    あとで PBR に grub を再インストールしてもよい。FreeBSD が grub のメニューに出て来
    ない場合は必須。
    但し、Debian 系の場合、Debconf データベースに情報を登録する必要があるそうです(伝聞)。
   http://wikiwiki.jp/disklessfun/?grub2_and_grub1#additional_work
  4. (Linux swap)

簡略化して書きましたが、結局、Linux のインストーラが grub をどう書き込むかが鍵、という
か、問題というか、まぁ一種のボトルネックではないでしょうか。

-- 
木村成一 @千葉県銚子市小長町
室温35度C

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