いいださま

お返事ありがとうございます。

いいださまのコメントで気づかされましたが、確かに「法(著作権)」「規約」「規範」をひっくるめてしまっていたようです。

改めて私の意見を述べます。私が反対するポイントは「規範」です。

私の理解では、OSMはこれまでデータソースにはかなりの厳格さを求めてきました。"Whiter than
white"という言葉も聞きます。まさに「李下に冠を正さず」「法的にOKであろうと、OpenStreetMapの内部規範としてNG」がOSMのスタンスかと思います。

Wikipedia記載の名称をOSMに投入するのは、「李下に冠を正さず」を崩すものと私は考えます。その場合、legal-talk等でまず合意を取る必要があるのではないでしょうか。少なくとも日本コミュニティ内で合意をとって、osm
wikiに明記する必要があるのではないでしょうか。

また、「Wikipedia記載の名称は『事実』であるのでOSMに投入してOK」となった場合、関連して様々な課題が生じることが予想されます。興浜南線の線形、興浜南線が現在廃線であること、興浜南線の開業・廃止日など様々な情報が『事実』であると思いますので、Wikipediaを参照してOSMに投入してOKとなります。しかしWikipediaは二次ソース情報を集約したものであり、一次ソース情報(local
knowledge, ground
truth)を是とするOSMとはマッチしにくいと思います。どこまでがOSMに投入してよい『事実』であるのかも、事前協議が必要と考えます。

念のため確認ですが、いいださまのご意見も「法的にOKであろうと、OpenStreetMapの内部規範としてNG」「許諾されたソース以外使わない」→「
Wikipediaの属性情報(名称など)をOSMに投入するのは運用規定としてNG」ということでよろしかったでしょうか?

他の方のご意見もお伺いしたいですが、合意が得られましたらJA:Available_Dataに記載しておこうと思います。
https://wiki.openstreetmap.org/wiki/JA:Available_Data

muramoto
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