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Date: 06/01/19 16:18:34

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  <title>OpenOffice.orgオフィシャルユーザーズガイド</title>





</head>





<body>



<div>

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</p>



<h1>ブックレビュー:オープンガイドブック 
OpenOffice.org2.0</h1>



<div id="main-content"><br>



<h2>レビュアーの紹介</h2>



<p>氏名:松宮 哲<br>



パソコン歴:7年(ほとんどWindows,少しだけLinux)</p>



<p>OpenOffice.orgはかなり最初のバージョンから使っています。主に文書作成で使

用していますが、当初MS 
Wordとの違いにかなり戸惑うことがありました。たと

えば用紙のサイズを変更できずに困りました。(書式メニューにページ設定があ

るとは思いませんでした。でも考えてみればそれのほうが妥当かなと思いましたが)

それで、初めてOfficeソフトを使う人、そしてWord・Excelなどを一応使えると

いう人の観点で、ガイドブックがどのように役立つかをレビューしてみたいと思

います。またImpressやDrawはほとんど触ったことがありませんので、このガイ

ドブックで真の初心者がどこまで理解できるかを伝えられると思います。そして

できれば巻末にある付録を使ってLinuxにインストールして使えるかどうかを報

告したいと思います。</p>



<h2>はじめに</h2>



<pre 
wrap="">第一の印象は「やはり本はいい」でした。<br>このオープンガイドはWeb上でPDFファイルとして公開されています。書籍として購入する価値があるかという気持ちもありましたが、以下の理由でやはり書籍としての媒体にはメリットがあると感じました。<br></pre>



<h3>1.内容をみながらPCの操作ができる</h3>



<pre 
wrap="">これはPDFファイルを見ながら、操作の練習をしようとするとウィンドウの切り替えをたびたび行わなければならなかったので、書籍のガイドを見ながら、操作できるのは練習する時の効率が良くなりストレスが減ります。<br></pre>



<h3>2.インストールに関するガイドがある</h3>



<pre 
wrap="">WindowsやLinuxにインストールする方法が付録に載せられています。新しくはじめようとされる方には、この部分だけでも時間の節約になることがあると思います。(インストールに関しては後述)<br></pre>



<h3>3.ちょっと思い出したいときに早く目的のページを探すことができる</h3>



<h3>4.どこでも、どんな姿勢でも読むことができる</h3>



<pre wrap="">寝転がって読めるのは書籍ならでは<br></pre>



<h3>5.表紙の帯でやる気が出る</h3>



<pre 
wrap="">「約42,400,000人がダウンロードした超人気ソフトの最新版」というフレーズに惹かれました<br></pre>



<h2>Word・Excelを利用しているユーザーの視点から</h2>



<pre wrap="">バージョンが2.0になり、UIがMS 
Officeに近くなったように感じています。そのため普段MS 
Officeで行っている操作を直感的に行えるようになってきましたが、やはり異なるソフトですからこれはどうするんだろうとか、どうしてこうなるのだろうか、といった感じるところがいくらかあります。<br>このオープンガイドブックでは、第7章で「Microsoft
 
Officeから移行する」という題で詳しく扱われており、また各章で適宜MS
 
officeとの比較がなされています。<br>最初にWriterを利用したときに、ページ設定をどこでするのか良く分からなくて用紙の変更をあきらめたことがあるわたしとしては、p56のその違いの説明は大変親切に思えました。さらにp260のCalcに装備されていない機能という表なども好感が持てました。できるかどうか分からない機能についてかなりの時間を割いて探し結局できなかったのかというようなことはよくありますから、こうした情報はユーザーにって時間の節約になります。またユーザーとしてはこうした表を見てその機能を使うことにあきらめをつけるか、この機能のために数万円のOfficeアプリケーションを買うかの選択ができるのではないかと思います。(こうした表記にOpenOffice.orgがよくてMS
 
Officeはだめ、といった感じは全くなく自由と余裕を感じます)<br>このガイドブックではスタイルの設定に関して多くのページが割かれています。この説明でMS Wordよりも便利に使える機能もあることに気づかされました。<br>Calcの章では日付や時刻、財務関数を用いたサンプルが使われていて、Calcの機能を知るとともに便利な関数の使い方なども学べました。<br></pre>



<h2>プレゼンテーションソフトを使ったことがないユーザーの視点から</h2>



<pre 
wrap="">これまでプレゼンテーションソフトを使用したことがない者として、このガイドブックを使ってImpressでプレゼンテーションを行えるかどうかやってみました。<br>新規作成からタイトルや文字の入力、グラフや表の挿入、スライド機能の使い方、配布資料の作成など各ページの説明にしたがって行っていけば、いずれも難しいところはなく比較的簡単に操作することできました。とにかくプレゼンテーションをしなければいけないといった人にはこのガイドブックを購入すれば、ソフトもありますし分かりやすい説明がありますのですぐに役立つのではないかと思います。<br></pre>



<h2>インストールについて</h2>



<pre 
wrap="">付録で取り上げられているインストールに関しても、Linux版のインストールをガイドに従って行ってみました。(Debian
 
sarge)<br>CD-ROM内の指定のfugaフォルダ名がなくて探したこと<br>解凍してできたディレクトリでの操作はさらに下のDEBSディレクトリ内で行わなければならなかったこと<br>openoffice.org-pyunoパッケージにlibgmp3が必要だったので先に入れなければいけなかったこと<br>と幾つか立ち止まりましたが、比較的簡単にインストールできました。また以前に行ったときにメニューに出てこなくて起動させるのに困った経験がありましたので、インストール手順に従って操作しメニューに追加されたのはよかったです。<br></pre>



<h2>超初心者の視点で</h2>



<pre 
wrap="">PCをはじめて使うといった初心者の方は、このガイドブックには文字入力の仕方などは記載されていないので、別途そうした解説本が必要になると思います。(MS
 
Wordの入門書などにはたいていIMEの使い方も載せられています)<br>このガイドブックではDebian
 
sargeが使われており、表示されているダイアログやウィンドウの雰囲気がWindowsとは違っていたり、使用されているフォントがWindowsにはなかったりします。本当に初めて使われる方は、本に書かれているとおりにしたいと思ってしまって、自分のPCではできない、壊れているのだろうか、と考えてしまうことがあると思います。その通りに行うことではなく、ガイドを使って大体の操作を覚えていくというリラックスした観点でこの本を使っていかれると、初めてPCを使う方にも役立つと思います。<br></pre>



<h2>まとめ</h2>



<pre 
wrap="">これからOpenOffice.orgを使ってみようかと考えておられる方はおすすめの本です。すでに使っておられてOpenOffice.orgはMS
 
Officeと比べて使いにくいと感じておられる方にもお勧めです。MS
 
Officeで慣れている操作はできないかもしれませんが、もっと便利な使い方ができることに気づかされることと思います。また[ONEPOINT][COLUMN]を参照するだけでも使い方に幅が出るのではないかと思います。</pre>



</div>



<hr>

<div id="writers-and-designers">制作者:可知 豊<br>



デザイン:小浦寛裕

</div>



<div id="html-page-id"> $Id: books.html,v 1.13 2003/12/30

01:01:44 maho

Exp $ </div>



</div>



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</html>


File [added]: good-day_openguidebook_2005_b.html
Url: 
http://ja.openoffice.org/source/browse/ja/www/marketing/bookreview/good-day_openguidebook_2005_b.html?rev=1.1&content-type=text/vnd.viewcvs-markup
Added lines: 138
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  <title>OpenOffice.orgオフィシャルユーザーズガイド</title>

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</p>





<h1>ブックレビュー:オープンガイドブック 
OpenOffice.org2.0</h1>





<div id="main-content"><br>





<h2>レビュアーの紹介</h2>





<p>氏名:坂元 悟</p>

<p>



パソコン歴:22年</p>

<p>FM-7といったDOS以前から趣味で<span style="font-family: 
monospace;"><br>

<br>

</span>現在は,WindowsXPとLinux(2年ほど)<br>

仕事上のワープロ,表計算とネットでの情報収集<br>

趣味で少々VBAをいじります。</p>





<pre 
wrap="">MS-Officeがどんどんバージョンアップしているものの<br>企業での共有といった機能が増えただけで,<br>基本的な使い勝手はほとんど向上しているとは感じません。<br>逆に,Linuxなどの新しい流れには,<br>ついて行っていないように感じます。<br><br>OpenOffice.orgは,1.1から使っていますが,<br>必要十分な機能があって私のニーズに応えてくれていました。<br>しかも,2.0になってからは,Baseという<br>データベース機能がついて,アクセスもよく使う私にとって<br>大変うれしいバージョンアップでした。<br>それで,周囲の人に勧めてどんどん導入してもらっています。<br><br>ただ,解説本がなく,したいことをどう実現するかがわからないので<br>使えないと感じている方が周囲にも多いので<br>今回のガイドブックが,そうした人へのよき先生となってくれるかどうか<br>確かめたいと思っています。<br><br>Baseについての解説と乗り換え組への説明にも注目したいです。</pre>

<hr style="width: 100%; height: 2px;"><span style="font-family: 
monospace;">&nbsp;OpenOffice.org2.0の概括的な入門書として良くできていると感じます。<br>

</span>

<h2><span style="font-family: monospace;">全般的な感想</span></h2>

<span style="font-family: 
monospace;"> ガイドブックと銘打っているだけあって,大変広範な機能を網羅してあ

り,必要な情報が一通り網羅されていると感じます。「ONE

POINT」とされた囲みで,つまずきやすい点やちょっとしたヒントが各所に配置され,大変読みやすく感じました。一般的な入門書として及第点だと思いま

す。<br>

<br>

 良くできていると感じたのは,Writerのスタイルに関する記述,Calcのユーザー定義関数の作成法,第5章で扱われている「その他のツールを活用

する」に出てくる,Drawでイラストを描く方法,Mathの説明などです。Microsoft
 Office

のユーザーでも,パソコンに付属の薄っぺらいユーザーズガイドでは,ほとんど説明のない部分で,あまり活用されないために宝の持ち腐れになりやすい機能で

す。ここにページ数を割いたのは,大変意義深いことだと思います。より一層機能を活用するようユーザーを誘導することができるものと思います。<br>

<br>

 Microsoft Office 
から移行するという第7章は,大変有用な情報だと思います。CalcとExcelのちょっとした操作性の違いなどにも触れ,単なるファイル形式の話で終わっていないのは,とまどいやすい点に配慮が払われていると思いました。<br>

<br>

 あえて難点を述べるとするならば,執筆環境がLinuxであり,本当により多くのユーザーの獲得を目標とするならば,Windows環境がメインとなる

方がさらに敷居が低くなるように感じました。たとえば,1章の「基本操作を学ぶ」では,文書ドキュメントを作成するという見出しの下,新規作成に関する説

明があります。そこには,「Kメニュー&rarr;[プログラム]・・・」と記されていますが,Windows上の操作方法が載っていません。Linux

ベースの記述なので当たり前なのですが,全くの初心者にはそうした知らない表現一つ一つが混乱の元となるのです。初心者にお勧めするためのガイドブックと

しては,その点が弱点と感じました。ただ,Windowsオンリーのユーザーでも,ある程度パソコン操作になれている人なら,

OpenOffice.orgそのものの操作自体は,とまどうことがないと思います。<br>

<br>

 また,本書の中で,情報をリンクさせると読みやすく思える箇所がいくつかありました。たとえば,第3章のCalcでマクロの記録やユーザー定義関数に関

する記述がありますが,第9章のマクロ処理に関する章に,誘導するようにしたり,第6章のはがき印刷と宛名ラベルを作るの部分で,JRE(Java実行環

境)をインストールしておかないと,一部の機能が使えませんとありますが,この点については,1章や付録の部分で説明されている箇所を参照するように誘導

してもらえると,とまどいが少ないと思います。少なくとも索引を見れば情報は見いだせるとはいえ,分かっている人にとって何でもない点が,知らない者に

とっては混乱するという部分で,本当の初心者には少し難しいと感じました。<br>

</span>

<h2><span style="font-family: 
monospace;">データベース機能に関する解説について</span></h2>

<span style="font-family: 
monospace;"> 新機能のBaseに関して第8章で扱われていました。データベースとは

何か,から始まり,テーブルの作成,クエリーの作成方法,フォーム,レポートの作成などについて,詳しい説明があり,Microsoft
 Office

のAccessを使った人なら,おおむね操作すべきことは分かると思います。データソース機能によるWriter,Calcとの連携についても扱われてい

て,Microsoft Office

のAccess欲ししと思っているユーザにとって,OpenOffice.orgに乗り換えても大丈夫かなと思わせる内容になっています。<br>

ただ,Accessを使ってきたユーザーのデータベース資産がどれくらい活用できるかは,ほとんど分かりません。実は,テーブルのデータのみが使えると

言っても過言ではないのですが,コラムでAccessデータベースに接続する方法が紹介されているだけで,実際の活用法や限界については,分かりませんで

した。種々の事例があるので,一概にいえないのも確かですが,もう少し踏み込んだ記述があるとうれしいと感じました。<br>

</span>

<h2><span style="font-family: monospace;">終わりに</span></h2>

<span style="font-family: 
monospace;"> 最初に述べましたように,本書はOpenOffice.org2.0の概括的な入門書として良くできているといえます。ある程度アプリケーションを使うことになれた人にとって,この本は有用な助けになってくれるでしょう。<br>

<br>

 多くの人にとって,この本に載せられている機能のほとんどは,使いこなすことができないレベルの情報が含まれています。それくらい,オフィススイートと

呼ばれるプログラム群は多機能になりすぎたと言うことだと思います。ですからOpenOffice.orgを使い始めるなら,この本一冊で充分です。逆に

ぐんと使いこなし始めると,マクロやCalcの関数に関する説明は,残念ながら情報不足ですから別の解説書が欲しいということになります。ただ,

OpenOffice.orgの特徴を単なる無料のMicrosoft

Officeととらえてしまうのは,やはり無理があると思います。両者は設計思想や背景が異なるからです。要はアプリケーションは単なる道具にすぎず,自

分の思考や作業を補助する物であると考えたときに本当に使い慣れた道具で作業できるのが一番ではないでしょうか。それが,どのマシンにも(Windows

環境やLinux環境でも,お金をかけることのできる大企業でも,資金の限られた家庭や団体でも,)インストールできる同じアプリケーションがあり,共有

できるフォーマットのファイルがあり,いつでもどこでも気持ちよくやりたいことが実現できる・・・。そんな願いを叶えるのが,

OpenOffice.orgだと思います。そしてその道具の使い方をマスターする第一歩が本書です。<br>

<br>

 情報を整理し,わかりやすく伝えるすばらしい仕事をしてくださった執筆者の皆さんに心より敬意を表します。</span><br>

</div>





<hr>

<div id="writers-and-designers">制作者:可知 豊<br>





デザイン:小浦寛裕

</div>





<div id="html-page-id"> $Id: books.html,v 1.13 2003/12/30

01:01:44 maho

Exp $ </div>





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</html>


File [added]: good-day_openguidebook_2005_c.html
Url: 
http://ja.openoffice.org/source/browse/ja/www/marketing/bookreview/good-day_openguidebook_2005_c.html?rev=1.1&content-type=text/vnd.viewcvs-markup
Added lines: 228
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<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" 
"http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd";>

<html lang="ja">

<head>





  

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  <link rel="stylesheet" media="print" href="/stylesheets/docs_pr.css">



  

  <title>OpenOffice.orgオフィシャルユーザーズガイド</title>

</head>





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</p>





<h1>ブックレビュー:オープンガイドブック 
OpenOffice.org2.0</h1>





<div id="main-content"><br>





<h2>レビュアーの紹介</h2>





<p>氏名:平山 治</p>

<p>



パソコン歴:4年</p>

<pre 
wrap=""> 2002年初頭(1月5日)に初パソコンを購入、年齢64歳にして初めてパソコンというものに手を触れた。典型的な"老年出発型熟年系パソコンユーザー"。<br> 2年後にOpenOffice.orgを知り、導入、使用を始める。<br> 3年後の2005年1月、妻(画家)のホームページの作成・管理を始める。&rarr;
 <a class="moz-txt-link-freetext" 
href="http://www.geocities.jp/noh_painter/";>http://www.geocities.jp/noh_painter/</a><br><br> 今やパソコンは老人の間にも広がり、定年後の余生を豊かにし、さらには老衰や寝たきり状態への滑り落ちを防ぐ、防波堤の役割効果をもつとも言われて<br>います。<br> 私は、そうした増えつつある熟年パソコンユーザーの視点で、「オープンガイドブックOpenOffice.org2.0」のブックレビューを試みたいと思います。<br>老年ユーザーにとっての使い勝手はどうか。どの部分がすばらしくて、どの部分が使いづらいか、あるいは今後の要望等について述べてみたいと思います。</pre>

<span style="font-family: monospace;"></span>

<hr style="width: 100%; height: 2px;">

<h2>1.はじめに ― 「OpenOffice.org」の導入動機</h2>

&nbsp; そもそも私が最初に「OpenOffice.org」を導入した理由は、正直なところを言いますと、「Microsoft

Office」に払うお金が惜しかったからです。決してお安くはありませんからねえ。仕事に使用して必要経費で落とせるならまだしも、定年後の完熟男が趣

味に使うツールとして・・・というのでは、尚更です(女房の手まえもありますしね)。<br>

 しかし趣味とはいえ必要なものは必要です。何か代わりになる良いフリーソフトはないものか・・・と探していて、幸運にも

「OpenOffice.org」と&nbsp;"未知との遭遇"&nbsp;をしたわけです。実際そのころの私は、「オープンオフィス」と「オープンサ

ンド」の区別もわからぬ&nbsp;"時代遅れ人間"&nbsp;でした。<br>

 最初に導入したのは「OpenOffice.org

1.1.1」でした。関連webで情報を集めたり、日本ユーザー会のメーリングリストに参加したりしながら、年寄りは年寄りらしく、ボツボツと使い続けて

いるうちに、しだいにその実力がわかってきました。「OpenOffice」と「OpenSandwich」の違いはもちろん、そもそもオープンソースソ

フトウェアというのはどういうものか、そしてその開発現場がどういうもので、それはどういう精神や志によって支えられているのか・・・ということなどが、

薄ぼんやりとですがわかってきました。(オープンソースソフトウェアについては、本書にもていねいな解説があります)<br>

 そして昨年(2005年)末、待ちに待った「OpenOffice.org

2.0」をインストールした時は、導入動機が前回とははっきりと違いました。無料で使える「Microsoft

Office」の代替品としてではなく、その実力(内容)、発展性、将来性を高く買ったからです(しかも無料で買えるのです)。世界中の頭脳と、技術と、

夢と、奉仕精神を結集しながら、そこへ協調と努力を加えて無限に発展を続けるこのオープンソースソフトウェアが、近い将来かならずや世界中で

「Microsoft

Office」を追い抜くにとどまらず、さらにリードを広げるであろうことは、もはや火を見るよりもあきらかなように私には思えます。そのことへの確かな

予感・・・それが今回における私の「OpenOffice.org」の導入動機です。<br>

&nbsp; <br>

<h2>2.「オープンガイドブックOpenOffice.org2.0」</h2>

<h3>1)体裁</h3>

 外観は、世に多く出ている同類本と大差はありません。182&times;234&times;24mmの大判で、手にするとずしりと持ち重りのする本

書は、気軽にポケットに突っ込んで持ち歩くには不向きです。たとえ電車や恋人を待つ間も惜しんで目を通したくても、それはやはり避けて、パソコンや机を前

にしてページを開くべきでしょう。(もちろん、おのれの先見性を誇示したくて、労をいとわず持ち歩きたい人は自由です。)<br>

 <br>

<h3>2)序文</h3>

「はじめに」と題された本書の序文は感動的です。類書によくある型通りの序文ではありません。オープンソースソフトウェアの制作・流通の一角にかかわる人間としての思いと誇りが、行間から滲み出ていて印象的です。<br>

 とりわけ、一般的には非人間的作業のトップランナーのように思われているプログラムの開発現場が、このオープンソースソフトの場合は、「協力して作るこ

と、地道に続けること、自分の誇りを賭けて取り組むこと、そんなどこかに忘れてきたような古き良き時代の物造りはこうであったのではないか、と思える開発

の楽しさがそこにあります。(中略)協力して創ることにより自分が社会の一員であること、また社会が皆の協力で成り立っていることを、実感することができ

るのです」と述懐されているあたりは心を打ちます。<br>

<br>

<h3>3)文章・記述/構成・編集</h3>

 文章、記述の仕方は総じて明快でわかりやすいです。類書には、持ってまわった言い方をしたり、一般読者には難しい専門用語を無神経に使用したり、日本語

の文章そのものが幼稚だったりするケースも散見されるなかで、本書のように全編明快達意で一貫していることは、なによりも読者への良きプレゼントでしょ

う。とりわけ頭の回転が鈍り始めているわれわれ熟年ユーザーにとっては、ありがたいことです。<br>

 各種操作・設定手順の記述もわかりやすいです。<br>

 <br>

(これも類書にはときどき見られることですが)内容の分類、章立て、大見出し、小見出し、さらにその下部の項目の配置等に不消化・未整理なところがなく、混乱の袋小路へ導かれることはまずないでしょう。<br>

<br>

「ONE

POINT」のような囲み欄や章末のコラムなどは、よく使われる手法ではありますけれど、やはり有効です。欲を言えばもっとこの種の囲み欄やコラムを増や

して欲しい。たとえば中・上級ユーザーには食べ慣れた"ごはん"でも、初級ユーザーには"初食い"の可能性が高いものや、建前と本音の"ホンネ"に当たる

もの、いわゆる"裏技・tips"に相当するものなどを、もっとたくさん盛って・・・と思いますが、器が今でも十分に重いのにこれ以上重くなっては・・・

という問題もありますねえ。この二律背反をすっきり解決する妙案の発見を望みます。<br>

<br>

 冒頭の色刷りページで、各アプリケーション(writer、calc、impress等)の主要機能を、美麗カラー写真と共に載せてあります。これもよ

くある手ですが、まちがいなく効果があります。とりわけ初めて「OpenOffice.org」に接するユーザーに対しては、編集者が想像する以上に有効

だと思います。しかし週刊誌のグラビアページに、美女写真を載せる効果とはちょっと違います。いうなら、気難しげな雰囲気をたたえて教壇に立った新任教師

が、冒頭の自己紹介で、自己の日常生活のエピソードを紹介することで、急に近寄り難さがうすらいだ・・・といった効果です。<br>

<br>

 本文の、各種操作や設定手順等の説明に、ダイアログボックス等の画面のハードコピーを使用するのは不可欠ですけれど、それらがすべてモノクロ画像である

ことは、正直いって少々きついように思われます。もちろん予算その他さまざまな制約のなかで努力しておられることはわかりますし、モノクロだからといって

理解の大きな障害になる、ということもないでのすが、黒とグレーの画像ばかりと鼻を突きあわせていますと、内容とは無関係に、だんだんこちらの気分までグ

レーになってきます(私だけかもしれませんけれど)。すると「OpenOffice.org」までが、なにやらグレーな重苦しい代物であるかのような錯覚

におちいります。それでは何の罪トガもないのにとばっちりを受ける「OpenOffice.org」が気の毒です。次の機会にはなんとかがんばって欲しい

ところですね(たとえ部分カラー化でも)。<br>

<br>

 ついでながら上記画像に関していえば、クリックすべきボタン部分だけを拡大画像にして添えられている箇所が、ところどころにあります。これは読者の身に

なってなされた配慮で、うれしく評価できます。小さな文字や絵柄が判別しにくい熟年読者でなくても・・・です。この"ボタン拡大画像"をもっと増やして欲

しい・・・これは熟年読者の熱望です。<br>

<br>

<h3>4)内容</h3>

 本書をまだ手に取っておられない方のために、まず、内容の大筋を目次によって紹介しましょう。<br>

<br>

 1 OpenOffice.org を始めよう<br>

 2 Writer:ワープロ機能で文書を作成する<br>

 3 Calc:表計算機能を使いこなす<br>

 4 Impress:プレゼンテーションを作成する<br>

 5 その他のツールを活用する<br>

   ・Drawでイラストを描く<br>

   ・フォントワークでロゴをデザインする<br>

   ・Mathで数式を記述する<br>

 6 便利な機能を使いこなす<br>

   ・ツール間でデータを交換する<br>

   ・はがき印刷と宛名ラベルを作る<br>

   ・テンプレートを使いこなす<br>

 7 Microsoft Office から移行する<br>

   ・Microsoft Office との互換性を考える<br>

   ・機能の互換性<br>

   ・ファイルの互換性<br>

 8 Base:データベースを活用する<br>

 9 マクロで処理を自動化する<br>

 * Appendix<br>

   本書付属のCD-ROMの内容とソフトウェアのインストール<br>

<br>

 上記の各章各項目を追って詳細な評を展開することは、当レビューに求められている任務ではないと思いますので、総評的な視点と、私の目に(良しにつけ悪しきにつけ)注目マークを残した部分に触れてみたいと思います。<br>

<br>

 盛るべき事柄の膨大な量と限られた紙幅・・・という厳しい背反条件のなかにあって、各アプリケーションの基本部分あるいは根幹機能の解説は、きちんとなされています。<br>

 しかし具体の場でソフトを使う身にとりましては、幹の部分だけでなく、どこにどのような枝葉が隠れていて、それを見つけ出し折り取るにはどうすればよい

かを知らなければ、実際に果実を口にすることはできません。しかし本のスペースには限りがあり、すべての枝葉を網羅することはそもそもムリ・・・と、悩ま

しい問題であることは理解できます。<br>

 原則的に、各自に必要な枝葉は、それぞれがヘルプなりwebなりを渉猟して実を採取すべし・・・という暗黙の道があることは承知しています。しかし、ほ

んらい的に性わがままなる個人ユーザーという種族は、よほどの必要にでも迫られない限り、便利だけれど土中に埋められて姿の見えない小さな機能を、汗を流

して探し出し掘り出す行為までにはなかなか至らないものです。とりわけ体力・気力の減退がすすむ熟年ユーザーは・・・。<br>

 ここに、どこにどのような美味しい果実が隠されているかを、写真入り・地図つきで道案内をしてくれるこの種のガイドブックが、代価を払ってでも求められる市場があるはずなのですが・・・。<br>

 <br>

 生まれて初めてOpenOffice.orgと対面する初乗りユーザーへの配慮は、過不足なくなされていると言ってよいでしょう。ただし、

OpenOffice.orgのみならずパソコンそのものに若葉マークを貼っているユーザーに対しては、ちょっと難しいところもあるかもしれません。しか

しそれは本書の役割を越える部分でしょうから、マイナス点は付けません。<br>

<br>

 特化した「Chapter 7」に限らず、全編にわたって「Microsoft

Office」との比較や関連項目に言及されているのは、このオープンソースソフトが使われる環境を考えると、当然ではありますが有益です。要所々々で双

方を比較しながら、機能の有無(例えばOpenOffice.orgにはMicrosoft

OfficeにないPDF作成機能があるとか、もちろん逆の場合も正直に・・・)や、操作方法の違うところ・同じところ、使い勝手の良し悪し等に触れられ

ているのは、現実に使う場では大いに役立つところです。<br>

 <br>

 「Office」と名乗るかぎり、Office内アプリケーション間の連携に触れるのは当然ではありますが、本書では特に「Chapter

7」に一節(「ツール間でデータを交換する」)を立て、さらに「Chapter
 8」(2.0

で初登場したデータベースソフトを扱った章)でも関連箇所で詳述されています。<br>

 <br>

 本レビューは、2005年10月5日発行の初版第1刷を底本にしておりますが、ちょくちょく誤植が目につきます。コンテキストから誰にも誤植とわかる場

合は罪も軽いのですけれど、そうでない場合は、純情なる若葉マークドライバーを混乱と絶望の迷路へ誘い込む可能性もあるわけで、悪意がないのはわかります

が、まちがった道路標識を掲げるに匹敵する罪があると、自覚していただきたいものです。<br>

 <br>

 こういう内容は役に立ちそう、と私が思ったところ。<br>

<br>

  ☆OpenOffice.org テンプレートの入手先(244p.)<br>

  ☆テンプレートの保存先の調べ方(251p.)<br>

  ☆お役立ちリンク集(252p.)<br>

  ☆83p.の[one 
point]&rarr;「スタイル書式とツールバーの関係」<br>

   こういう解説こそ、若葉もしくは紅葉ユーザーには必要です。<br>

  ☆インストール後タスクトレイに常駐する「クイック起動」アイコンの扱い方<br>

  ☆英語版での記述を併記することで、却って概念がつかみやすい。(190p.)<br>

                                等々。<br>

<br>

&nbsp; 
逆に、こういうところこそ解説が欲しいのに・・・、と私が思ったところ。<br>

&nbsp; 
正直にいいますと、これにはきりあがりませんので、1,2を挙げるにとどめます。<br>

<br>

&nbsp; 
 ★[縦中横][組み文字][割り注]は、「Writer」でも作成できるとありながら、<br>

&nbsp; 
  その方法が書かれていない。ご馳走を目の前に出されてお預けを食ったあわれな<br>

   犬同然の気分にさせられる。(255p.)<br>

&nbsp; 
 ★「Draw」の基本画面の下部にあるタブ[レイアウト][コントロール][寸法線]。<br>

   これもまったく触れられておらず、前項同様お預け料理です。
 <br>

   <br>

<h2>3.まとめ</h2>

 OpenOffice.org「2.0」版は、これまで私が使っていた「1.1.1」版に比べると、格段の進歩を遂げているように思えます(使い始めて

間もないので断定は避けますが・・・)。機能の増加、操作の安定性、インターフェースの整備、未整理・不具合などマイナス要素の減少等々において、目をみ

はる成長を見せているように思います。「1.1.1」~「2.0」の間だけでこれだけの進歩成長を見せられると、この先どこまで伸びるのだろう・・・と、

逞しくなった若樹を仰ぎみるような気持ちになります。<br>

 本書は、そうした OpenOffice.org

の進歩のあとをきちんとフォローしながら、良き道案内人たろうとする思いにあふれています。行間からこぼれ落ちるその思いは、本書の序文でも触れられてい

る "オープンソースソフトウェアの創造に携わる者の誇り"

に支えられているがゆえに、樹間を吹き抜ける緑風のような爽やかな読後感を与えます。それは私のような老いたるユーザーにも心地よい刺激となり、生きる力

を吹き込んでくれます。<br>

 今後のさらなる進歩発展に心からなるエールをおくる者です。<br>

</div>





<hr>

<div id="writers-and-designers">制作者:可知 豊<br>





デザイン:小浦寛裕

</div>





<div id="html-page-id"> $Id: books.html,v 1.13 2003/12/30

01:01:44 maho

Exp $ </div>





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