研究してみましょう。

http://www.ipa.go.jp/software/open/ossc/2007/theme/documents/open_koubo_youryo_t01.odt
より:

「OpenOffice.org向け多国語言語入力フレームワークと
日本語特有の文書処理機能の開発」に関する公募内容

1.テーマ名

OpenOffice.org向け多国語言語入力フレームワークと日本語特有の文書処理機能の開発

2.本テーマの必要性
オープンソース(OSS)デスクトップ環境の日本における普及には、企業および自治体などを含む多くのユーザの業務に耐えうる機能と操作性を持った日本語オフィスソフトが重要である。また必要な機能と操作性の実現には、標準的かつ十分な機能を実現するインターフェースを有する入力メソッドフレームワークと入力メソッドエンジンが必須である。
日本語を利用可能で、普及しているOSSのオフィスソフトには、OpenOffice.orgがあり、業務利用可能なOSSオフィスソフトとして標準的な地位を得つつある。ISOにより国際標準となった文書ファイルフォーマットをサポートしており、相互運用性とともに、重要性も高まっている。
IPAでは、日本語を使用するユーザからのOpenOffice.orgに対する改善・開発要望を集約、整理し、技術仕様を整備する事業を実施している。本事業の成果の一部は、すでにOpenOffice.orgに取り込まれているが、日本語特有の機能の一部は、その要求の発信元である日本で開発することが望ましい。
これら機能の実現には、オフィスソフト本体のみならず、基盤となる入力フレームワークなど幅広い整備が必要である。特に入力メソッドについては、オフィスソフトが必要とする機能に対応した能力を提供できるインターフェースが求められる。また、機能が日本語固有であっても、それを実現する機構は世界共通となるフレームワークの上に構築される必要がある。
入力メソッドフレームワークについては、北東アジアOSS推進フォーラムの取り組みにおいて、入力メソッドエンジンとフレームワーク間のインターフェース標準化へ向けた作業が進められている。今後、既存のエンジンをこの新しいインターフェースに適合させるため、既存フレームワークやライブラリ類を新インターフェースへ移植ないしは、新規開発することが必要とされている。

3.解決すべき問題点・達成すべき目標
北東アジアOSS推進フォーラムで議論されている"Draft recommendations of IM engine SPI
specification"を基礎として、既存の入力メソッドフレームワークを同インターフェースに適合させるための開発を行う。既存の入力メソッドエンジンを同インターフェースへ接続し、入力が問題なく可能なことを確認する。
OpenOffice.orgにおいては、IPAが公開する技術仕様書を参考として、開発元と連携して開発を行い、日本語特有の機能を実現する。
これらの開発を結合し、日本語特有の機能が、関連するコンポーネントに実装されることを目標とする。

4.求められる成果の具体的内容
本開発では、少なくとも以下の機能を含んだソフトウエアを開発する。
(1) 
北東アジアOSS推進フォーラムで議論されている入力メソッドエンジンSPI仕様案に基づき、多言語入力メソッドフレームワークおよび、既存の入力メソッドエンジンを接続する入力メソッドエンジンコンテナ
(2) OpenOffice.org において、テキストに対して、ルビを付与する機能。
これには次のサブ機能が含まれる。
1. ルビを入力する機能
2. ルビを表示する機能
3. ルビを保存する機能
4. ルビを他フォーマットにエキスポートする機能
5. ルビを印字する機能
(3) OpenOffice.org において、セル関数やマクロ等において、漢字から読み仮名を引き出す関数
(4) OpenOffice.orgにおいて、ワードプロセッサやプレゼンテーションソフトウエアの起動時に、入力メソッドを変換可能なモードに初期設定できる機能
(5) OpenOffice.orgにおいてJIS X0213で定められる第3水準、第4水準の文字を入力、表示、印刷する機能
本機能の検証にあたりJIS X0213に準拠したツルータイプフォントを試験用フォントとして貸与する
(2)項のルビ機能の実現にあたっては、ルビを保存するにふさわしいOpen Document
Formatについてプロジェクトの成果として提言をまとめ、標準化団体等へ提案できるよう進めることが望ましい。(3)項の読み仮名関数の実現にあたっては、(1)項のフレームワークとOpenOffice.orgを接続し、漢字等に対する読み仮名を入力メソッドエンジンから取得できることが望ましい。

5.審査基準
(1)実施体制として、以下の条件を満たす人員が含まれていることを客観的に説明できる。
① 業務要員(一部でも可)がOpenOffice.orgについての十分な知識を有していること。
② 業務要員(一部でも可)が入力メソッドフレームワークについての十分な知識を有していること。
③ 日本語操作に係る十分な基礎知識(文法、文書スタイル、文字コードシステム等)を有していること。
④ 電子文書および入力に係る国際標準についての十分な知識を有していること。
(2)提案が既存の開発コミュニティとの連携を考慮していること。
(3)OpenOffice.org開発チームへの開発貢献など実績がある場合は評価する。
(4)既存のソフトウエアの改善を行う場合は、該当ソフトウエア開発元の指定するライセンス契約等を締結可能なこと。
(5)文書データの相互運用性について検討され、具体的な方策を提案していること。
(6)本テーマの趣旨について十分に理解し、開発手法および成果物のイメージについて具体的な提案をしていること。

6.参考資料、参照すべき情報
(1)北東アジアOSS推進フォーラム
http://www.ipa.go.jp/software/open/forum/north_asia/
(2)OpenOffice.orgプロジェクト
http://www.openoffice.org/
(3)Draft recommendations of IM engine SPI
http://wg3.neaoss.org/



以上

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