岩橋いさなです。

 提案のメールを受けて関数の説明を読んでみました。

 ceilingに相当する関数は、表計算ソフトに限らずプログラミング言語の一般
数学関数としても目にします(私が愛用しているTclという言語ではceilという
関数が用意されています)。要は「切り上げ」演算の関数です。
 CalcのCEILINGやCEILING.PRECISEも同じようで、Function Wizardでは次のよ
うに説明されています。

CEILING( Number, Significance, Mode )

Rounds a number up to the nearest multiple of significance.

CEILING.PRECISE( Number, Significance )

Rounds a number up to the nearest multiple of significance, regardless 
of sign of significance

(significanceの正負を考えないで)一番近いsignificanceの倍数に切り上げる

 つまりこの関数の演算機能は一般数学的なものであって、統計学に限定した発
想で捉えるべきではないと思いますし、またここでsignificanceを「有効係数」
などの方向で訳すと意味が分からなくなってしまいます。

 JIS Z 8401について日本工業標準調査会(jisc)のサイトのJIS検索閲覧サービ
ス(http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html)で確認してみたところ、
「丸めの幅」という用語が用いられているようでした。ただし負数の例示はあり
ません。Wikipediaはこれに準じてるんですかね。

 「丸め(の)幅」を定訳と考えてよいかどうかは…悩ましいですねぇ…。「基
準値」とどっちが分かりやすいか…。
 ひとまず「丸め(の)幅」に一票ですが、さしあたって「基準値」のままでも
いいと思います。

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岩橋 伴典
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