梅本です。

# 横道にそれますが。^^;

>>> Mon, 14 Dec 2009 22:45:02 +0900 の刻に「md440」、すなわち
>>> "Dobashi.M" <md...@luna.wak2.jp> 氏曰く

md440> どなたかが、以前言ってましたが、STABLEは、最新のコードを取り入れている
md440> 開発・実験(?)の最先端であるけれど、安定版ではない...とか。

開発で最新コードがバシバシ入ってるのは CURRENT です。API, ABI の非互換
も起こります。
STABLE は次のリリースを目指して安定したと考えられるコードが CURRENT よ
りマージされている枝です。API, ABI の後方互換性を壊すことは基本的に許さ
れません。安定という言葉の定義によりますが、基本的には安定しています。
しかし、マージされたコードのせいで、たまに不安定な時もあります。

md440> 確か、8.0-RC1の時 300Gのハードディスクの後半を /dev/ad0s4dではなく、
md440> /dev/(何か英数字の長い列?)で認識されていて(使えなくはなかったのですが;)、
md440> RC2になって、/ad0s4dと認識されたりしていましたね。

ufsid のことですね。デバイス名から開放されるので便利なんですけど。:)
デバイスをデバイス名でも ufsid 等のラベルでも扱えます。デバイス名が使え
なくなるわけではありません。

最近の 8.0-STABLE のトピックスですと、ATA と CAM の統合がありますが、こ
の機能を使うと、/dev/ad4 が /dev/ada0 に変わります。この設定を入れて
kernel を作ると、fstab を書き直すのを忘れたりしくったりするとはまるわけ
です。しかし、fstab に ufsid 等のラベルで書いておくと、デバイス名が変わっ
ても気にする必要がないので、かなり気が楽です。

    u...@asuka:~% mount | grep ufsid
    /dev/ufsid/490661769adff5e0 on /bootdir (ufs, local, noatime, read-only)

ご指摘のように、一時期、余計なメッセージが表示されていてウザかったのは
事実です。

-- 
梅本 肇 @ インターネット互助会横浜  http://www.imasy.org/~ume/
u...@mahoroba.org  u...@{,jp.}FreeBSD.org
プログラムは書いた人の意図ではなく書かれた通り動く  I hate Modula-3 :-)

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