FreeBSD を 15年近く愛用している谷川です。

これまで経験したことがない問題に出くわし少々焦っています。:-)
FreeBSD 6.4-STABLE(2010/7/1にcsup)に sendmail 8.14.4 という
FreeBSD では標準の構成で運用しているメールサーバがあるのですが、
その利用者から何度送信してもエラーになるメールがあると相談があり
ました。

状況を聞き取りログを調べてみると、
Deferred: Name server: mail.rohm.co.jp.: host name lookup failure
という状態でリトライを繰り返し、最終的に配送エラーとなっているこ
とが分かりました。

最初は DNS がらみの一時的な障害だと思ったのですが、 MX を引いて
みると、
% dig mx rohm.co.jp
;; ANSWER SECTION:
rohm.co.jp.             600     IN      MX      5 sfgw.rohm.co.jp.
rohm.co.jp.             600     IN      MX      10 mail.rohm.co.jp.
あれ、MX はちゃんと引けるではありませんか。

じゃあ、次は host 情報が引けないのかと思い調べてみると、
% dig sfgw.rohm.co.jp
;; ANSWER SECTION:
sfgw.rohm.co.jp.        10      IN      A       124.37.35.126
sfgw.rohm.co.jp.        10      IN      A       125.206.241.126
sfgw.rohm.co.jp.        10      IN      A       202.33.138.46

% dig mail.rohm.co.jp
;; ANSWER SECTION:
mail.rohm.co.jp.        10      IN      A       125.206.241.124
mail.rohm.co.jp.        10      IN      A       202.33.138.44
mail.rohm.co.jp.        10      IN      A       124.37.35.124
とりあえず DNS の動作に問題は無さそうです。

が、各MX の Aレコードが複数定義されていることと、TTL が異様に短
いことの 2点に非常に違和感を感じました。
MX を複数設置する場合は MXレコードを複数定義すると習ってきた身に
とってはなんだかなぁという感じです。
また、dynamic dns でもこれほど短い TTL を設定することは無いので
はと疑問に思う TTL値です。
試しに何度か DNS を引いてみましたが IPアドレスが変化する様子もあ
りません。
私にとってはまさに前代未聞の DNS 定義です。:-)

きっと sendmail は MXで定義されている host の Aレコードが複数定
義されている場合、あるいは TTL値が小さ過ぎる場合に 'host name
lookup failure' と処理するんじゃないかと見当をつけソースをさらっ
と眺めてみたのですが、、、
私にとって sendmail は難解過ぎました。orz

そこで、この障害を回避する術が無いものかと皆さんのご経験を頼りに
メールを書いているという次第です。
他のメールシステム qmail や postfix の振る舞いも気になるところで
す。
最近は DNS 情報の管理が(技術的にも)怪しいドメインを多く見かけま
すが、sendmail が堅過ぎて融通が効かない時代となってしまったのか
も知れません、、、

--
 谷川 達也  TANIKAWA Tatsuya
 mailto: tatsuy...@sannet.ne.jp
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