[FreeBSD-users-jp 91477] Re: buildworld out of memory allocating

2008-03-18 スレッド表示 Hashimoto
オノ様
まさかは思いますが、single user mode で swapon していないということは
ないでしょうか?
Single user mode への入り方が分からないので、外している可能性大ですが。
原因はまさしくこれだったようです。
single user modeに入った後、swaponした場合は
正常にbuildworldを完了できましたが、
swaponしなかった場合は、エラー箇所こそ変わりましたが、
やはり途中で異常終了してしまいました。
swapが無効になっていたとは気づきませんでした。
これで無事にシステムを更新できそうです。
ありがとうございました。

--
橋本紘希
[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;]


[FreeBSD-users-jp 91478] Re: HP SmartArray P400 RAID5 very slow.

2008-03-18 スレッド表示 Ei-ichi Imamura
 今村@電中研と申します。

 FreeBSDを入れているマシンはすべてDL380 G3/4なものですから
参考になるかどうかわかりませんが、

DL320G5p+HP SmartArray E200/128BBWC
+SAS36Gbyte×3(RAID5)+VineLinux4.2

 のマシンにsysstat-8.1.2-1.i586.rpmを入れて計測してみました。

Yoshiharu ITO(Tue, 18 Mar 2008 00:43:45 +0900) worte in

[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;]
[..]
  - dd if=/dev/zero of=zero.bin を実行しながら
  - iostat 1 の出力を眺める

ということをやったときに、

  - 出力先が RAID 1 ボリュームの場合はおおよそ 75MB/sec
  - 出力先が RAID 5 ボリュームの場合はおおよそ 7MB/sec

 書き込み開始直後は

Device:tpsMB_read/sMB_wrtn/sMB_readMB_wrtn
cciss/c0d0  538.00 0.0061.92  0 61

 その後、Writeキャッシュがいっぱいになった後は、
Device:tpsMB_read/sMB_wrtn/sMB_readMB_wrtn
cciss/c0d0  293.94 0.0133.10  0 32

 とかで、31〜34MB_wrtn/s前後でした。

 DL380G4(SmartArray6i)+U320SCSI 72Gbyte(10krpm)×5(RAID5)
+FreeBSD5.4-amd64
なマシンでは

  tty da0pass0 cpu
 tin tout  KB/t tps  MB/s   KB/t tps  MB/s  us ni sy in id
   0   61 126.68  85 10.51   0.00   0  0.00   0  0  4  0 96
   0  181 125.39  88 10.77   0.00   0  0.00   0  0  4  0 96
   0   61 125.20  82 10.02   0.00   0  0.00   0  0  3  0 97
   0   61 124.00  86 10.40   0.00   0  0.00   0  0  3  0 97
   0   61 125.16  81  9.89   0.00   0  0.00   0  0  3  0 97
   0   61 118.25  81  9.35   0.00   0  0.00   0  0  2  0 97
   0   61 125.23  81  9.90   0.00   0  0.00   0  0  4  0 96
   0   61 117.95  80  9.21   0.00   0  0.00   0  0  2  0 97

 といった感じでした。

 DL380G5/SA-P400モデルは標準ではリードキャッシュのみで
Writeキャッシュが無いようですが、その影響ということは無い
でしょうか。(たんなる憶測です(^^;;))

 参考になりますでしょうか。 




[FreeBSD-users-jp 91479] Re: bge watchdog timeout (kern/96806) につい て

2008-03-18 スレッド表示 Kouji Ito
伊藤です。

Yoshihiko Sarumaru さんは書きました:
 Kouji Ito さんは書きました:
 ところで、MFCされていないパッチを自分でMFCしたい場合って皆さんどうされて
 います?
 
 基本的には差分をpatchであててrejectされた部分を手であてる、だと思います。
なるほど。
今回のようなパッチであればbgeドライバの特定のモジュールのみの変更なのでまだ楽なんですが、
場合によっては、/usr/src/sys/dev/bge の下だけでなく、/usr/src/sys/dev/mii とか、
その他のソースも変更しないとコンパイルが通らないっていうケースもあると思います。

こういう時って、cvs-src等のコミットログを見ながら、関連するソースを洗い出して、
それぞれに、パッチを当てるっていう作業を行うものなんでしょうか。

例えば、bgeなんかで新しいNICのサポートがMAINブランチにはコミットされてるんだけど、
RELENG_6にはMFCされてないとか。

今回、bgeのドライバを取り合えずRELENG_6に上げてみようとしたんですが、さくっとコンパイル
出来なくて、私が取った方法は、
(1)cvswebでbge.cのバージョン履歴とコミットされた日を調べる。
(2)cvs-srcのMLでコミット時のメールを検索し、同じタイミングで更新しているソースを落す。
(3)コンパイルする。
(4)自分の望むバージョンになるまで、(1)から(3)の手順を繰り返す。
と言うものでした。

結構、面倒な手順だと思っています。

もっと、簡単に出来る方法があれば教えて頂ければと思います。

 
 bge ドライバはわりと更新が多いので、RELENG_6_2 にはこの変更は素直には
 あたらないようですね。
 適当に差分をながめながら手で変更をマージしたら、
 http://www.imasy.or.jp/~mistral/tmp/users-jp_91453.patch
 なんてのができました。動くかどうかは知りませんが…。
 

わざわざ、パッチまで作成して頂き、ありがとうございます。

 ただこの変更 (kern/96806) は、panic しなくなるという修正なので、
 watchdog timer でデバイスがリセットされる現象とは関係ないかも?
 
 

kern/96806のお題目としては、kernel panicとなっていますが、replyを見ると
watchdogに関しても報告されており、最終的にはBCM5714CはOKとなっているので、
大丈夫だと思ってます。





[FreeBSD-users-jp 91481] 翻訳魂の エラー

2008-03-18 スレッド表示 SAITOU Toshihide
FreeBSD 6-STABLE から FreeBSD 7.0-RELEASE にソース・アップデー
トしたら翻訳魂というプログラムが動かなくなったようです.

# /usr/local/honyaku/bin/honyakuserver
Bad system call: 12 (core dumped)

# truss /usr/local/honyaku/bin/honyakuserver
socket(PF_INET,SOCK_STREAM,0)= 3 (0x3)
setsockopt(0x3,0x,0x4,0xbfbfed24,0x4,0xbfbfed94) = 0 (0x0)
bind(3,{ AF_INET 0.0.0.0:2744 },16)  = 0 (0x0)
listen(0x3,0x5,0xbfbfed94,0x1,0xbfbfed8c,0x0)= 0 (0x0)
compat.sigaction(0x2,0xbfbfdee4,0xbfbfded8,0x0,0x0,0x0) ERR#78 'Function not 
implemented'
SIGNAL 12 (SIGSYS)

# ldd /usr/local/honyaku/bin/honyakuserver 
ldd: /usr/local/honyaku/bin/honyakuserver: not a dynamic executable

これには何か対処法はあるでしょうか?

もういっそ逆変換で辞書引き(英和・和英)できる Wnn9 とかだし
てくれないかなぁ.

齊藤@湖西市
# それから黒箱(ARM, PowerPC)に FreeBSD はインストールできないですかね?


[FreeBSD-users-jp 91482] Re: 翻訳 魂のエラー

2008-03-18 スレッド表示 Koji Hino
From: SAITOU Toshihide 
[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;]
 Date: Tue, 18 Mar 2008 21:46:27 +0900

: FreeBSD 6-STABLE から FreeBSD 7.0-RELEASE にソース・アップデー
: トしたら翻訳魂というプログラムが動かなくなったようです.

私も古いプログラム (a.outバイナリでファイルのタイムスタンプは 1997 年…)
が FreeBSD 7 では動かなかったのですが解決策はありました。

FreeBSD6→FreeBSD7 ではカーネルコンフィグレーションファイルにおける
COMPAT_43 オプションが COMPAT_43 と COMPAT_43TTY に分かれた(?)ようです
ね。ソースや議論は追い掛けていないので詳細は事情を知っている方に教えて
頂きたいですが。。

GENERIC カーネルには COMPAT_43TTY しか入っていないので COMPAT_43 機能が
必要な古いバイナリを動かすには COMPAT_43 を追加したカーネルを作らない
といけないのでしょう。

# /sys/conf/NOTES
options COMPAT_43
options COMPAT_43TTY

# /sys/i386/conf/GENERIC
options COMPAT_43TTY # BSD 4.3 TTY compat [KEEP THIS!]


FreeBSD6 で動いていて FreeBSD7 で駄目、compat.sigactionで Function not
implementedというのは私の場合と同様なので試してみる価値はあるのでは。

: # /usr/local/honyaku/bin/honyakuserver
: Bad system call: 12 (core dumped)
: 
: # truss /usr/local/honyaku/bin/honyakuserver
: socket(PF_INET,SOCK_STREAM,0)= 3 (0x3)
: setsockopt(0x3,0x,0x4,0xbfbfed24,0x4,0xbfbfed94) = 0 (0x0)
: bind(3,{ AF_INET 0.0.0.0:2744 },16)  = 0 (0x0)
: listen(0x3,0x5,0xbfbfed94,0x1,0xbfbfed8c,0x0)= 0 (0x0)
: compat.sigaction(0x2,0xbfbfdee4,0xbfbfded8,0x0,0x0,0x0) ERR#78 'Function not 
implemented'
: SIGNAL 12 (SIGSYS)
: 
: # ldd /usr/local/honyaku/bin/honyakuserver 
: ldd: /usr/local/honyaku/bin/honyakuserver: not a dynamic executable
: 
: これには何か対処法はあるでしょうか?
: 
: もういっそ逆変換で辞書引き(英和・和英)できる Wnn9 とかだし
: てくれないかなぁ.
: 
: 齊藤@湖西市
: # それから黒箱(ARM, PowerPC)に FreeBSD はインストールできないですかね?

こっちは分かりません

# ちなみに古いa.outバイナリを動かすには COMPAT_AOUT オプション付の
# カーネルを作り、かつ共有ライブラリを使っていたら a.out用の
# libc.so.*.* 等をどこかから引っ張り出して /usr/lib/compat/aout/ に置
# いておく…などの作業が必要です。

日野


[FreeBSD-users-jp 91484] Re: 翻訳 魂のエラー

2008-03-18 スレッド表示 Hajimu UMEMOTO
  梅本です。

 On Tue, 18 Mar 2008 11:03:11 -0700
 Koji Hino 
 [#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;]
  said:

hino FreeBSD6→FreeBSD7 ではカーネルコンフィグレーションファイルにおける
hino COMPAT_43 オプションが COMPAT_43 と COMPAT_43TTY に分かれた(?)ようです
hino ね。ソースや議論は追い掛けていないので詳細は事情を知っている方に教えて
hino 頂きたいですが。。

  COMPAT_43 に依存したコードをなくす作業が行われ、残りは tty 部分だけと
なりました。残りは COMPAT_43TTY として分離され、FreeBSD 自身がまだ依存
しているため、GENERIC に指定されています。
  今日では COMPAT_43 に依存したコードはほとんど使われることはないので、
GENERIC から外されました。

http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/src/sys/i386/conf/GENERIC#rev1.437
http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/src/sys/i386/conf/GENERIC#rev1.450

あたりのログを見てもらうと良いかと思います。

-- 
梅本 肇 @ インターネット互助会横浜  http://www.imasy.org/~ume/
[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;]  
[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;],jp.}FreeBSD.org
プログラムは書いた人の意図ではなく書かれた通り動く  I hate Modula-3 :-)