ikiyaです。

>■1. データのコンバートに関して
>データの提供が世界測地系(日本測地系2000)とのことなので、
>CSVからの変換も、手慣れたひとじゃないと難しいのかな、と思っています。

データの変換(CSV>OSM)はwikiに参考としてのせてる
magewapperさんのスクリプトで変換、
変換したOSMファイルをJOSMで背景表示はプログラム素人:私でもとりあえずできました。

インポートではないのでノードと地名がJOSMで確認できる程度で編集には
利用可能かと思います。
地元、地図上で比較して変換後の地名は現況とほぼ一致しているので、
座標系は気になりませんでした。
Bing画像、地理院地図std2と比較しても福島についてはOKに見えます。
http://1.bp.blogspot.com/-IGwDTiYPJss/U0Tqnzo16ZI/AAAAAAAAD10/K014rSCKFsM/s1600/22.jpg
変換後のOSMファイルと電子国土基本図(地名情報、住所表示住所)のshapeを
比較しても大差はないように見えます。(福島周辺)
http://www.gsi.go.jp/kihonjohochousa/jukyo_jusho.html


>■2. タグ付けについて
>為念で確認させてください。
>大字・町 place = quarter
>字・小字・丁目 place=neighbourhood
>市区町村名 name = XXX
>情報元 source = XXX

はい、同意、賛成です。

>個人的には、sourceタグにURLが入っているのがちょっと不思議な気がしていて、
>source = ISJ
>として、可能であれば "変更セットへの" タグとしてURLも書くくらいではどうかなと思っています。
>source_ref = ****

はい、同意、賛成です。

>■3. トレースとインポート

地元周辺を皮切りに市区町村名を小字大字に分割、分割した小字名を置いて、
小字群の中心付近に大字名を置くイメージでトレース編集したいと思います。
大字を置く位置は他の地図と比較してオリジナル性が出せそうな気がします。
位置参照情報(大字町丁目)はデータ量が小さくインポートも容易かと思います。
インポートが可能になれば並行してマージさせることも問題ないと思います。


--- On Wed, 2014/4/9, Satoshi IIDA <nyamp...@gmail.com> wrote:


いいだです。

いくつか確認させてください。

■1. データのコンバートに関して
データの提供が世界測地系(日本測地系2000)とのことなので、
CSVからの変換も、手慣れたひとじゃないと難しいのかな、と思っています。
(変換後のファイルを再配布できないのが辛いですね (´・ω・`) )

過去の変換スクリプトをそのまま使うのは、冗長なタグが多くあり、躊躇われます。

いま、各自でGDALで測地系のお手軽変換できるように、VRTファイルをつくっています。
CSVになれば、必要なカラムだけ取り出して変換することもできるのじゃないかな、と思っています。
(いまライブラリ探しています。geojson.ioの機能がコマンドラインであればいいのですが。ご存知のかたがいたら教えてください)

あと、大字、字、丁目がひとつのファイル内で丸め込まれていますが、

そのものずばりで「大字・字・丁目区分コード」というカラムがあるので、
これをもとに placeの値は割り振れるかな、と思っています。たとえばこんなかんじ
1 = 大字 = quarter
2 = 字 = neighbourhood
3 = 丁目 = neighbourhood
4 = 不明 = neighbourhood (?)

■2. タグ付けについて
為念で確認させてください。


大字・町 place = quarter
字・小字・丁目 place=neighbourhood

市区町村名 name = XXX
情報元 source = XXX

として、CSVに含まれる他項目の情報はリファイン不要、という認識ですが、よいでしょうか?
具体的には、過去スクリプトにある ISJ:** というタグは、冗長情報のため使用しないようにするのがひとつ。

それから、元データに含まれている都道府県コードや市町村コードは、
それはそれで必要な情報かもしれませんが、その情報は place=city など別のNodeへ与えられるべきであり、
それぞれの町名Nodeにまで入れる必要はないかな、と思っています。

個人的には、sourceタグにURLが入っているのがちょっと不思議な気がしていて、
source = ISJ

として、可能であれば "変更セットへの" タグとしてURLも書く、くらいではどうかな、と思っています。

source_ref = ****

■3. トレースとインポート
まずはトレース用情報として使うのはとても賛成します。
ただ、対象のデータ項目数があまりに多く、
さらに、現状投入されている地名情報が少ない今、インポートも進めたほうがよいのではないかと思っています。
(より情報が詳しい街区レベル情報 (addr:blocknumber) データは、
みたところ大字データと重複する内容ではないので、まずは大字情報だけ入れるのは良いと思います)


インポートはそれなりにまた手間がかかりますので、悩みどころかと思いますが、どうでしょうか?




2014年4月8日 16:32 ikiya <insidekiwi...@yahoo.co.jp>:

ikiyaです。

少し関連する話題が出たので、国土交通省の位置参照情報の利用について

提案お知らせします。

位置参照情報(大字・町丁目レベル)の利用については2009年頃、議論が始まり、
https://www.mail-archive.com/talk-ja%40openstreetmap.org/msg01474.html

一部サンプルインポートまでしました。
http://wiki.openstreetmap.org/wiki/Import/Catalogue/Japan_ISJ_Import

その後、Placesタグ、大字小字のタグ付けで議論が分かれ、利用は見送っていました。

昨年、大字小字のタグについて意見集約(大字quarter、小字neighbourhood)ができたので
あらためて位置参照情報の利用を始めたいと考えています。

(提案内容)
http://wiki.openstreetmap.org/wiki/JA:MLIT_ISJ


現状、基盤地図情報から字名、町丁目名をトレース転
記しているように
位置参照情報からも字名、町丁目名をトレース転記したいと考えます。
※基盤地図情報から字名、町丁目名のトレース
http://wiki.osm.org/wiki/JA:GSI_KIBAN/Tracing_GSI_KIBAN_CommPt


(作業方法)
1.位置参照情報(大字・町丁目レベル)をhttp://nlftp.mlit.go.jp/isj/よりダウンロード。
2.DLしたCSVファイルをOSMファイルに変換する。

3.変換したOSMファイルをJOSMで背景表示、字名をタグ付けトレースする。

都市計画区域を網羅する基盤地図情報と比較すると、
都市計画区域外をもカバーする位置参照情報(大字町丁目)は
地方都市、少人口地域では利用価値があるのでよろしくお願い致します。
地元の福島で既存データとマージさせながらはじめようと考えています。

以上で
す。



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-- 
Satoshi IIDA
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