こんにちは、奈良の石川です。返信ありがとうございます。
On Monday, August 26, 2019, 2:09:35 PM GMT+9, Satoshi IIDA <nyamp...@gmail.com> wrote: >> 丁目、の分割について >> [A] 地元民が「町名」と「丁目」を別の粒度のまとまりと認識していようがいまいが、OSM として日本の「町名」と「丁目」を分割することを許さない >> [B] 地元民が認識している「町名」と「丁目」の区切りがわかればそれに従い、それがわからなければ安全のために一応分割しないでおく > >AとB、両方ありえる、と思っていました。 [B] なら、実務上やりやすいようにやっていただいても私は構いません。とりあえず全て分割しないで取り込み、後から分かった部分を分割 (できる場合だけ分割)、でもいいと思います。 >> 札幌市民なら「条」と「丁目」を同じ階層で認識しています。 >サンプルの例に従うと、例えば51行目のあたりにある、以下の階層になります。 >分割を行わないこの分類が、感覚にあっている、ということでしょうか。 >それとも、別の区分がしっくりくる? >https://docs.google.com/spreadsheets/d/1eAE72mjCLoJVGZo5qRhCYK22UxVQ8bpbQSU9ZLHq40o/edit#gid=0 >city= 札幌市 >suburb= 中央区 >neighbourhood (小字, 丁目の表記があっても分割をしない)= 北1条西2丁目 はい、これが感覚に合っています。ここは quarter がない場所なので特殊ですが、例えば以下の場所と同じような階層感覚です。 city= 札幌市 suburb= 西区 quarter= 発寒 neighbourhood= 1条2丁目 札幌市の感覚については、自信を持って上記の通り答えられます。内地の方に対しては失礼なことですが、子どもの頃は、「条・丁目は完備しているのが普通であり、その退化として丁目だけの地名も存在する」という感覚でした。 北海道内の札幌市以外の市町村については、私が代表して述べられる資格があるわけではないのですが、概ね以下のような地名感覚を共有しているのではないかと、薄く推測しています (函館や小樽など歴史ある港町については当てはまらない可能性が高い気がしますが未検証です)。 quarter : 文字列として扱うしかない地名 (neighbourhood に当てはまらない文字列) neighbourhood : (([東西南北第]?[0-9]+[条線])|(大通)り?)?[東西南北]?[0-9]+(丁目|番地|号) 試しに正規表現っぽく書いてみましたが、正確でなかったらすみません。なお、[0-9]+ の部分は、以下の条件を満たす必要があります。 ・自然数として (ほぼ) 抜けがないこと ・地図で表した際に (X 座標や Y 座標のように) 想定される軸に対して (串刺しされやすいように) 並んでいること ・大通りなどの例外を除き、n条 と n+1条 との間に同階層の別地名が入っていないこと (京都市の姉三六角蛸錦のように「三条」「四条」の間に色々あると、序数型ではなく文字列型の地名と認識されます) でも、北海道には約180の市町村があり、その全ての出身者と住所表記が影響する会話をしたわけではないので、推測の域を出ません。ただ、例えば挙げていただいた例の54行目は恐らく quarter= 上士幌 neighbourhood= 東3線 だろうな、などとは思っています。(上士幌町は訪問したことがあるだけで地元の方と会話していないので、やはり推測にすぎません。) -- 石川 _______________________________________________ Talk-ja mailing list Talk-ja@openstreetmap.org https://lists.openstreetmap.org/listinfo/talk-ja