小笠原です。

翻訳していただいた方を責める意図はありませんが、正直、このページは
日本語としてはかなり苦しいという判断にならざるを得ないというのが私
の考えです。

そして、このページを「読める日本語」だと私が考えるレベルで完訳を目
指すのは、正直、手間暇に見合う効果が薄いと考えています。

仮にソースコードをビルドしすることができたとして、それは何らかの修
正・変更を意図してのことでしょうから、そのステップではgerritにパッチ
を投げて、ソースコードレビューを「英語で」行わねばならず、であれば
ビルドだけ敷居をさげてもしょうがないのかなという気持ちがあります。

であれば、「日本人の開発初心者向け、ビルドからソースコードレビュー
まで」みたいな文書を独自に書いたほうがいいんじゃないかな、と考えて
おります。

ということで、この英語を云々する意義はあまりないのですが、「仮に」
私が訳すとしたらこんなふうなことを考えています、ということを試しに
やってみようと思います。


>ALL

願わくば、翻訳されているwikiを「疑わしく」読んでみてください。
音読とかもオススメです。
日本語として通りが悪い文章は積極的に直すか、それが難しくても、
「ここはちょっとわかりません」と言ってみてください。


さて。

===============================
== ビルドの依存 ==
<!--
== Build dependencies ==
-->
------------------------------------------------------
   ↓
------------------------------------------------------
== ビルドの依存関係 ==

※開発の文脈で「dependencies」ときたら「依存関係」が定訳です。

===============================
<!--
:''Additional information may be found on the page
[[Development/Linux_Build_Dependencies|Linux Build Dependencies]].''
-->
:''追加の情報はページ [[Development/Linux_Build_Dependencies/ja|Linuxビルドの依存関係]]
で見付かるかもしれません。''
------------------------------------------------------
   ↓
------------------------------------------------------
:''[[Development/Linux_Build_Dependencies/ja|Linuxビルドの依存関係]]ページでよりくわしい情報が得られるでしょう。''

※確かに辞書ではmayは「かもしれない」とあるかもしれませんが、この場合はこのページもリンク先のページも同じコミュニティで書かれているものなので、「かもしれない」は弱すぎる表現です。「得られるでしょう」でよいと思います。文脈によっては「得られます」と言い切ってもよいかもしれません。

またadditional 
informationを「追加の情報」と訳すのはいかにも硬いのでもう少し日本語っぽい表現を探したほうがいいです。仮に「より詳しい情報」としましたが、どちらかというと「このページにはない情報」的な感じなので、「補足となる情報」とかでもいいかもしれません。
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<!--
In general, the easiest way to build LibreOffice is on Linux.
-->

一般的に、 LibreOffice をビルドする一番簡単な方法は Linux上で行います。
------------------------------------------------------
   ↓
------------------------------------------------------
一般的に、LibreOfficeをビルドする一番簡単な方法はLinux上でビルドすることです。

※「方法は……行います」というのが主語述語があってない、日本語として正しくない文である、ということは、気づいていただきたいなあと思います。

ちょっとビルドビルドうるさいというなら、

「一般的に、LibreOfficeはLinux上でのビルドが最も簡単です」

とまでしてしまってもいいかもしれません。

===============================

<--
First you need to install the build dependencies:
-->
最初にあなたはビルドの依存関係を構築する必要があります:
------------------------------------------------------
   ↓
------------------------------------------------------
最初にビルドの依存関係を構築する必要があります:

※以前にどこかで書いた気がしますが、日本語は積極的に主語を省略する言語です。「私」「あなた」「我々」「それ」といった語が出てきた場合、本当にそれがないと意味が通じないか考えてみるほうがいいです。

===============================

<!--
* On Debian/Ubuntu: <code>sudo apt-get build-dep libreoffice</code>
** With modern releases,
[[Development/Linux_Build_Dependencies#Debian|use autogen to select a
newer gstreamer]], or install the old package with: <code>sudo apt-get
install libgstreamer0.10-dev libgstreamer-plugins-base0.10-dev</code>
-->

* Debian/Ubuntuでは: <code>sudo apt-get build-dep libreoffice</code>
** 
最新のリリースでは、[[Development/Linux_Build_Dependencies#Debian|新しいgstreamerを選択してautogenを使う]],
または、古いパッケージでのインストール: <code>sudo apt-get install libgstreamer0.10-dev
libgstreamer-plugins-base0.10-dev</code>
------------------------------------------------------
   ↓
------------------------------------------------------
* Debian/Ubuntu: <code>sudo apt-get build-dep libreoffice</code>
** 
新し目のリリースでは、[[Development/Linux_Build_Dependencies#Debian|autogenにて新しいgstreamerを選択する]],
または: <code>sudo apt-get install libgstreamer0.10-dev
libgstreamer-plugins-base0.10-dev</code> として古いパッケージをインストールする

※最初の「では」はうるさいので取っていいと思います。
また、 "use autogen to select a newer gstreamer"
は英語の構文が取れていないで無理やり訳しているので、まったく意味がわからない日本語になっています。"use 名詞 to 動詞"
は「ナニナニするために〇〇を使う」という基本的な構文ですね。
ここの意味ですが、 
Debian/Ubuntuでのビルドの経験があるなら、LibreOfficeで要求しているgstreamerのバージョンが、新し目の(Modern)
Debian/Ubuntuのシステムの標準で入っているものより古いので、そのままだとビルドに失敗するという問題があって、解決策として:
1) LibreOfficeのautogenで新しいgstreamerを指定するか、
2) Debian/Ubuntu側に古いパッケージを入れる
の二通りがあるということです。ですので、この二つの選択肢がはっきりわかるように訳すといいです。

===============================

<!--
* On OpenSUSE 11.4+: <code>sudo zypper si -d libreoffice</code>
* On OpenSUSE 11.4+: <code>sudo zypper si -d libreoffice</code>
* On Fedora 22+ & derivatives: <code>sudo dnf builddep libreoffice</code>
* On Fedora 21+ & derivatives: <code>sudo yum-builddep libreoffice</code>
* On DragonFly <code>cd /usr/dports/editors/libreoffice && make patch</code>
* On FreeBSD <code>cd /usr/ports/editors/libreoffice && make patch</code>
* On NetBSD <code>cd /usr/pkgsrc/misc/libreoffice && make depends</code>
-->
* OpenSUSE 11.4+では: <code>sudo zypper si -d libreoffice</code>
* OpenSUSE 11.4+では: <code>sudo zypper si -d libreoffice</code>
* Fedora 22+ & 派生作品では: <code>sudo dnf builddep libreoffice</code>
* Fedora 21+ & 派生作品では: <code>sudo yum-builddep libreoffice</code>
* On DragonFly <code>cd /usr/dports/editors/libreoffice && make patch</code>
* On FreeBSD <code>cd /usr/ports/editors/libreoffice && make patch</code>
* On NetBSD <code>cd /usr/pkgsrc/misc/libreoffice && make depends</code>

------------------------------------------------------
   ↓
------------------------------------------------------
* OpenSUSE 11.4以降: <code>sudo zypper si -d libreoffice</code>
* Fedora 22以降 および派生ディストリビューション: <code>sudo dnf builddep libreoffice</code>
* Fedora 21以降 および派生ディストリビューション:: <code>sudo yum-builddep libreoffice</code>
* DragonFly: <code>cd /usr/dports/editors/libreoffice && make patch</code>
* FreeBSD: <code>cd /usr/ports/editors/libreoffice && make patch</code>
* NetBSD: <code>cd /usr/pkgsrc/misc/libreoffice && make depends</code>

※openSUSE 11.4+が二行あるのはコピペミスか原文のミスか。まあ気づいてもいいかなと思います。
そして細かいですが、"11.4+" と単に書いて多くの日本語読者は意味がわかるのでしょうか?
ソフトウェア開発にそこそこ経験があれば「バージョン11.4以上」の意味だとわかると思いますが、私はこういうのをちゃんと補ってあげるのが「翻訳」だと思います。
これも細かいですが「派生作品」はちょっとないんじゃないでしょうかね。

===============================

<--
Note that these commands might not install everything that is
necessary, because they use the distro's package as a source of
dependencies. That means they reflect the version of LibreOffice that
is packaged by the distro and the options that are used for building
it.
-->

注意、これらのコマンドは必要とされるすべてのものをインストールしなくても良いかもしれません、なぜならばそれらはディストリビューションのパッケージをソースの依存関係で使っているからです。その意味は、それらはディストリビューションとそれのビルドに使われたオプションでパッケージされたLibreOfficeのバージョンを反映している。

------------------------------------------------------
   ↓
------------------------------------------------------
ディストリビューションのパッケージを依存関係の元に利用しているので、これらのコマンドでは必要なものすべてがインストールされないかもしれないことに注意してください。依存関係はディストリビューションによってパッケージされたLibreOfficeのバージョンと、ビルドに用いられたオプションに依存するからです。

※Note thatを「注意、」と訳すのはいかにも乱暴ですね。
細かいですが「……です、なぜならば」というのはいかにも直訳くさいのでなんとかしたいですね。普通に「。」でぶったぎってもいい気もしますが、私は前後をひっくり返しました。これは原文の語順を維持したほうがいいという考え方もあるので、これという決めはないです。
「その意味は、それらは、……それの……反映している。」は、ちょっと、これはなんとかなりませんか、と思います。文脈よりあきらかならば「それ」は取ってしまうのがいいんですが、今回の場合「they
reflect」のtheyだけちょっと(語順変えた関係もあって)わかりにくいので、「依存関係は」と補いました。

===============================

<--
For more details or information for other distros such as Arch, see
the page on [[Development/Linux Build Dependencies|build dependencies
on Linux]].
-->

Archリナックスなどの他のディストリビューションのさらなる詳細や情報は、 [[Development/Linux Build
Dependencies|Liunxにおけるビルドの依存関係]]を見てください。
------------------------------------------------------
   ↓
------------------------------------------------------
より詳細な情報や、Arch Linuxなど他のディストリビューションについての情報については、[[Development/Linux
Build Dependencies|Liunxにおけるビルドの依存関係]]を見てください。

※なんで「Archリナックス」だけLinuxがカタカナなのん????と思ってしまいました。
あとこれ For 「more detail」 *or* 「information for other distros」 じゃないかと思います。
でもまあ、後半はいいと思います。


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とまあ、ここまでやっても結構書くべきことがありました。
私ならこうやるよという話であって、他の人は他の考えをお持ちでしょう。
でも日本語として通りがよい訳を目指すというゴールは共有したい。
で、かぎられたマンパワーの中であれば、多くの読者が見込まれるところを訳していくほうがいいかなと思っております。

まあwikiなので、誰かに「こうしなさい」といえるわけではないのですけどね。


では。

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