>> ・読み込みと保存 - 全般 >> 「ユーザー独自の設定をドキュメントと共に読み込む」 (デフォルト: オン)
s-ebihara wrote: > チェックを外し、早速試してみると、現場(受信)側で標準プリンタが選択され > てくるようになりました。 > ここまでの対応方法については、庁内MLで通知した他、XOOPSでこの情報に関す > る関連質問を受け付ける旨告知したところです。 > > ご指導頂いた、「settings.xml」ですが、私も場所を探しています。 > もし、このファイルが置き換えが可能であれば、サーバから、端末全部に配信し > ようかと考えています。(僅か140台でも手作業はしんどいので) > お手数でも、ファイルの場所についてお教えください。 上記 ツール - オプション - 読み込みと保存 - 全般 の設定がどのファイルに 記録されるのか、というご質問と考えてよろしいでしょうか。 設定は、以下のようなしくみになっています。 ・「個人の設定ファイル」内に記述してあれば、その値を使う ・なければ、「共通の設定ファイル」内に記述してあれば、その値を使う ・なければ、ソースコード内でハードコーディングしてある値を使う 個人の設定ファイル C:\Documents and Settings\アカウント名\Application Data\OpenOffice.org2\user\registry\data\org\openoffice\Office\Common.xcu ホームディレクトリ/.openoffice.org2/user/registry/data/org/openoffice/Office/Common.xcu ユーザー間に共通の設定ファイル C:\Program Files\OpenOffice.org 2.0\share\registry\data\org\openoffice\Office\Common.xcu /opt/openoffice.org2.0/share/registry/data/org/openoffice/Office/Common.xcu 設定方法 1. まず、個人の OpenOffice.org で、上記ツール - オプション - ... の設定を変更します。 今回の場合は、「ユーザー独自の設定を...」をデフォルトのオンからオフにします。 ※インストール直後で上記オプションのチェックボックスを一回も触っていない場合は、 設定ファイルには記録されていません。変更すると、初めて記録されます。 2. 上記「個人の設定ファイル」をテキストエディタや「ワードパット」などで開いてみてください。 ファイルのどこかもしくは一番最後の部分に、以下のような数行が追加されているのを確認できます。 <node oor:name="Load"> <prop oor:name="UserDefinedSettings" oor:type="xs:boolean"> <value>false</value> </prop> </node> ※ false がオフ、true がオン、に対応しています。 3. 遠隔から、テキストエディタなどで、上記「共通の設定ファイル」の最後の部分に 同様に上記の内容を挿入します。「個人の設定ファイル」ではありません。 なお、ユーザーが一回でも変更した場合は、その個人で行った設定が優先されます。 4. 遠隔から設定したユーザーで OpenOffice.org を起動し、ツール - オプション ... の 上記の設定が「オフ」になったことを確認してください。 Perl などのスクリプト言語でツールを作れば、ちゃちゃっと一括で変換できるんですけど。。。 rsh などで、遠隔から実行するという方法です。 /opt/openoffice.org2.0/ が、個別のPCに別々にインストールされていると、その別々の PCに対して設定しなくてはいけませんが、同ディレクトリが NFS などのファイルサーバーの 一箇所で管理されているのであれば、その一箇所を修正するだけで、全員の変更は完了です。 もし、今後も同様にツール - オプションの設定を一括で変更したいとお考えであれば、 OpenOffice.org のインストール先を個別のPCのハードディスク内ではなく、例えば部署毎の ファイルサーバー内にしておくのをおすすめします。後々管理が容易になりますので。 一般論 ツール - オプション の他の設定に関しても同様な手順で管理者側で設定可能です。 1. ツール - オプション の設定を変更し、OK を押す 2. 個人の ..../registry/data/org/openoffice/Office/ ..../registry/data/org/openoffice/ 配下のファイルの変更時刻が、手順 1 を実施した時の時刻のファイルを見つける 3. 中身をテキストエディタなどで見てみて、追加された・変更された項目を見つける UNIX 系の場合、上記ディレクトリの全ファイルを別の場所へあらかじめ cp -r コマンド などでコピーしておいて、上記手順 1 の実施後に、 diff -r コピー先ディレクトリ 上記個人の設定のディレクトリ などを実行すると、たちどころに、どこに何が追記・変更されたか把握できます。 4. 共通の同名のファイルに転記する 実は、もっと別の方法もあるのですが、、、 LDAP という機構を使う方法でして、全ユーザーの設定を中央で設定・管理できます。 これについては、、、少々長く、また専門的になりますので、また別の機会に。 Tora --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: [EMAIL PROTECTED] For additional commands, e-mail: [EMAIL PROTECTED]