> Yutaka kachi wrote:
>> これは、「標準のフォントにMS*フォントが表示されない」という問題の対策で
>> す。現在の2.0.3では、デフォルトフォントにHGフォントが表示されてしまうと
>> いう問題があります。

tora wrote:
> 以下の二つの案を同時に両方とも提供すればいいのかな。と考えています。
>
>  A. 修正済みの OpenOffice.org 2.0.4 Windows 版を日本側で作成し、配布する。
>    → ユーザーは、この修正済み版で OOo をインストールするだけ。
>
>   B. 修正用のパッチインストーラーを日本側で作成し、配布する。
>    → ユーザーは、本体をインストールした後、パッチをインストールする。

上記の内容に沿って releases@openoffice.org へ投稿したところ、
Andre (QAプロジェクトのリード)から、提案がありました。
http://www.openoffice.org/servlets/ReadMsg?list=releases&msgNo=10124

提案
 日本側でパッチがあたったビルドを作成し、
  それに対して QA テストをしっかりと行い、
   それを OpenOffice.org の公式なミラーサイトで配布する

理由・背景
 ・上記、A, B の両方を提供すると、ユーザーは混乱するだろう。
 ・Community Council での決断があって、Native Language project は、
  パッチをあてたバージョンを「オフィシャル」として配布してもよい。
  もしも、通常のビルドに重大な不具合があった場合には。


さて、提案に沿って、日本側でやりますか? どうします? ご意見を。

良い点
 ・ユーザーはいままでと同じ手順で、混乱なく、2.0.4 をダウンロードし、
  インストールできる。

悪い点
 ・リリースが遅れる。コミュニティでの作業が増える。
  (Windows版についてのみ、他は今まで通り)

  日本側でパッケージしなおしてから、さらに、フルテストを行うわけ
  ですから、英語版リリースから日本語版リリースまでに数週間の遅れ
  と、今まで以上のコミュニティメンバーによる稼動とが、見込まれる
  でしょう。

補足
  通常のビルドの最終版がリリースされてから、solver と呼ばれる、
  ビルド環境のファイル群がリリースされます。

  一つ前の 2.0.3 では、2.0.3rc7 の本体(各言語版)が 6月27日、
  solver が 7月4日に作成され、ダウンロード可能になったようです。
  ちなみに、2.0.3 では、zip 圧縮してあるにもかかわらずその
  ファイル OOo_2.0.3_WindowsIntel_solver.zip のサイズは、
  876235904 バイト(876MB)でした。

  パッチをあてたバージョンの作成には solver が必要です。
  独自にコンパイルしても solver が作成されるのですが、それでは
  オフィシャルにはならないようですので、ハンブルグがコンパイル
  した結果がつまっている solver を使う必要があるというわけです。

コラム
 solver は、solar と ver なんとか(多分ドイツ語) という二つの単語を
 あわせた造語だと思います。私の勝手な想像ですので、あしからず。
 StarOffice の star に対して、solar (太陽の) という意味かと。
 solenv というのもありまして、こちらは solar environment かな。

Tora

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