From: Takashi Nakamoto <[EMAIL PROTECTED]>
Subject: Re: [ja-discuss] OOo2.2のQA
Date: Mon, 23 Apr 2007 23:55:08 +0900

> つい先日リリースされた Debian etch 上でテストをしてみて、その結果を
> i75694 に添付しました。いくつかエラーが見られるのですが...大丈夫なんだ
> ろうか...

もっとテストは杜撰です。つまり結果は解析していません。

もちろんそれではQAしたことにならないという反論はあるでしょう。
ただだれがどうどういうリソースをもっていて、その結果に
対してだれが、どのように説明責任を追うのかということを考えると
ここらへんがギリギリの選択だと考えます。

実際VCLtestool& qatesttoolは現状、ものすごくシビアなQAには使えない。
ooo220ブランチが切られた後コミットの回数は限りなく、Hamburg QAチームは
むしろscriptをいじってerrorを0にする、という立場をとっています。
そして、リリース後にもscriptをいじっています。

だから完全にエラーを0にするのは不可能だし、彼らがサポートしないプラットフォーム
シビアにはOOoすべてのバージョンについて、error/warning=0のクライテリオンは
使えません。

私の仕事は、「VCLtesttoolをQAの手段として使う」こと流行らせたことに尽きます。
これのpros/consはいろいろありますが、QAの方法として、ひとつ、重要なものだと
思っていますし、実際、criterionを定めれば使えないこともないです。

QAのノウハウと経験、方法論を誠実に、着実に蓄積することが何より重要で、私の
2.0.4, 2.1でのQAデモンストレーションは、それに対するひとつの答えです。

私としては、TCMもやりたいのですけど、数時間端末に張り付くのができない。
では。
-- Nakata Maho ([EMAIL PROTECTED])

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