増田です。

やはり、予想道理の挙動ですね。そんなもんだろうと想像はしてました。
手順的な話で言うと、だから、routedはIPをつけ終わって から起動すれば って話なんだろうけど、論理的にそれでいいのかは、頭がほかの事で目 一杯なので
未検証。

そもそも、カーネルもdaemon類もいろいろいっぱい改善されたり 改悪されたり しているのが、オープンソースなOSですから、(もちろん、 POSIXとか標準は
あるけどさ、全部は網羅していないから)

これ以上は、「結局何がやりたいの?」とか、そもそも論の話になって しまうと 思いますよ。(それこそ、そういうところにコンサル雇ってきっちり仕 事として
まわしていくみたいな文化ができないとつらいだろうなーとか思う)

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masuda

On 2006/08/24, at 13:06, Kouji Ito wrote:

伊藤です。



アドレスを追加してからroutedを起動するとどうなりますか?
routed がアドレスの追加を見てなんかパケットを(loか fxpか知りませんが)に
送ってるんではと想像。

アドレスを追加してからroutedを起動した場合は、OKで す。 routedを起動後に、アドレスを追加するときにroute monitor していると、

この様なメッセージが出力されます。

got message of size 116 on Thu Aug 24 12:52:06 2006
RTM_NEWADDR: address being added to iface: len 116, metric 0, flags:<CLONING>
sockaddrs: <NETMASK,IFP,IFA,BRD>
 255.255.255.255 fxp0:0.8.d.87.be.d 192.168.1.2 192.168.1.2

got message of size 172 on Thu Aug 24 12:52:07 2006
RTM_ADD: Add Route: len 172, pid: 0, seq 0, errno 0, flags:<UP,CLONING>
locks:  inits:
sockaddrs: <DST,GATEWAY,NETMASK>
 192.168.1.2  (255) ffff ffff ffff

got message of size 124 on Thu Aug 24 12:52:08 2006
RTM_CHANGE: Change Metrics or flags: len 124, pid: 959, seq 3, errno 3, flags:<HOST>
locks:  inits: <hopcount>
sockaddrs: <DST,GATEWAY>
 192.168.1.2 192.168.1.2

got message of size 124 on Thu Aug 24 12:52:08 2006
RTM_ADD: Add Route: len 124, pid: 959, seq 4, errno 0, flags:<HOST,DONE>
locks:  inits:
sockaddrs: <DST,GATEWAY>
 192.168.1.2 192.168.1.2

全部で4回ルーティング情報が更新されています。
最初の2回は、カーネルが仮想アドレスが追加されたために更新して いると思います。 残りの2回は、pid:959 からの更新となっており、この pidを持つプロセスはroutedなので、 おっしゃる通り、routedが、ルーティング情報をおかしくして いるという事になるかと思います。

問題は、なぜroutedが、このようなルーティング情報を追加し に来るんだろうという所に
なるかと思います。

また、追加するアドレスのネットマスクを255.255.255.255で はなく、255.255.255.0にした場合、 routedが動作していてもうまく動く(ping OK)というのもやっ ぱり疑問です。

そもそも、NICに複数のアドレスを付ける場合、そのネットマ スク値というのは、
どういう使われ方をするのだろう?
という部分がいまいち判っていない様な気がします。


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