1. USB デバイスの正式名称、メーカー。

メーカー: (株)イマダ
商品名: デジタルフォースゲージ
型番: ZPH-5000N
製品へのURL: http://www.forcegauge.net/catalog/products/digitalforcegauge.htm
説明: 押付力、引張力などの計測器 (プッシュプルゲージ)

ZPH-5000N のみ確認しましたが、ZP 系列全体が同じではないかと思われます。

2. OS バージョン

  6.1-RELEASE

3. USB デバイスを認識しているところの /var/log/messages

ugen0: vendor 0x1412 product 0x0001, rev 1.00/0.00, addr 2

4. usbdevs -v の結果

Controller /dev/usb0:
addr 1: full speed, self powered, config 1, OHCI root hub(0x0000),
nVidia(0x0000), rev 1.00
..
port 9 addr 2: full speed, power 100 mA, config 1, product 0x0001(0x0001),
vendor 0x1412(0x1412), rev 0.00

(注 - 0x1412 は、RATOC System Inc.)

5. 動作したか、しないか。

ugen(4) デバイスを使って、プログラムを書けば動作しますが、仕様は非公開
だそうで、多少の推理と試行錯誤が必要です。

6. 他に気になる点、注意点について。

このデバイスは、IN と OUT の2つの端点があって、IN をコマンドの応答、
OUT をコマンドの送出に使う設計と思われます。コマンド、データのいずれ
も、CR をデリミタとする ASCII 文字列で、基本的には、「デジタルフォー
スゲージ取扱説明書」に記載された、RS232 の「コマンド表」と同じと思わ
れますが、出力データがないか、間に合わない時は、"Dummy\r" の文字列を
常時多量に連続出力するという悪い設計で、単発データはコマンド送出の後、
適当な遅延を入れて "Dummy\r" を読み捨てれば、何とかなりますが、多量の
連続データを取得する場合は、ugen(4) ドライバにバッファリング機能を追
加しないと、データの脱落が起きます。Solaris の ugen にはバッファリン
グの機能があるようですが、このようなケースにも対応できるようにするに
は、NetBSD/FreeBSD でも、ugen にもバッファリング機能を追加すべきでは
ないかと思います。

7. プライベートメールを公開してよいか

かまいません。

8. 謝辞に名前を載せてもよいかどうか

かまいません。

平林 浩一

メールによる返信