中本です。 On Tue, 11 Sep 2007 17:31:44 +0900 (JST) Maho NAKATA <[メールアドレス保護]> wrote:
> From: Kouichi SEKI > <[メールアドレス保護]> > Subject: Re: [ja-discuss] リリースアナウンス > Date: Tue, 11 Sep 2007 16:48:23 +0900 > > > 私は取り上げた方が良いと思います。理由はOpenOffice.orgのイ > > メージアップにつながるからです。もちろん、正式な活動でない > > 物をプロジェクトの成果と誤読されるような書き方は良くないと > > 思います。それは、日本語プロジェクトのイメージダウンにつな > > がるからです。 > > 私は、 > リリースアナウンスに日本語プロジェクトの成果では無いものを > 入れてしまうと、日本語プロジェクトの成果だと、誤読されるという > 風に思っています。 そういうことでしたらアナウンス文に一工夫入れるだけで解決できると思いま す。 例1)書き出しと本文 「OpenOffice.org日本語プロジェクトは、OpenOffice.org 2.3 日本語版がリ リースされたことをお知らせいたします。この新しいバージョンでは...」 オープンソースプロダクトの英語のアナウンスは "○○ project announced the availability of △△." というような書き出しではじまるものが多いよ うです。これをそのまま直訳すると、「○○プロジェクトとは△△が利用可能 になったことをお知らせします。」となりますが、この場合、主語となるプロ ジェクトはリリースされたことを知らせるだけになります。それに続く文では、 ○○ projectが何をしたか、という形ではなく、オープンソースプロダクトが どのように変更されたとか、アップグレードするとユーザーはどのようなこと ができるのか、という形で書かれていることが多く、誰が何をしたかなどとい うことは普通書かれないものです。何があるのか、あるいは、何がなされたの か、を書けばそれでよいと思います。 # 少なくともOOo 2.2の英語アナウンスはそんな感じでした。 「日本語プロジェクトが○○をリリース」しましたとすると、まずそれだけで いくつか誤解されていますし、それに続いて新機能紹介やらすると、さらに誤 解を広げるだけになりそうですので、書き出しに工夫を入れる必要があると思 います。 # ちなみに、今のところ私がよく耳にする誤解のされかたとしては、日本語プ # ロジェクト(日本ユーザー会)が日本語のローカライズ(メッセージの翻訳等) # をしているということです。 例2)アナウンス文の最後の方に リリースアナウンス文の最後に About ○○ という記述を入れることもまた一 般的です。これについては、これまでの日本語版のリリースアナウンスでは、 「■OpenOffice.org日本語プロジェクトについて」という項目を入れてました。 これを「■OpenOffice.orgと日本語プロジェクトについて」というように変え て、開発主体を明記するとともに、それに日本語プロジェクトがどのように関 わっているのか、またリリース前のテストをしたのは日本語プロジェクトであ ることを記述すれば誤読されることはないでしょう。 -- 中本 崇志 (Takashi Nakamoto) E-mail: [メールアドレス保護] Homepage: http://bd.tank.jp/ Blog: http://bd.tank.jp/diary/ --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: [メールアドレス保護] For additional commands, e-mail: [メールアドレス保護]