寺西です。

(2013/08/21 8:14), NOKUBI Takatsugu wrote:
>   一応環境変数以外にも制御する方法はあって、mknmz -L=ja_JP.eucJPなどと
> すれば期待される動作をします。ご参考まで。

残念ながらそうでもないケースがあるので、-L(--indexing-lang) を
使うよりは、きちんと環境変数を設定して使うことをお勧めします。

env が使える環境なら env でもいいですし、mknmz を呼び出す
シェルスクリプトを作成して、そこで環境変数を設定するのでもいい
ですが。

ちなみに互換性で残してはいますが、
-L(--indexing-lang) オプションは廃止したいオプションの上位と
考えています。
-L オプションでは確かに mknmz 内の言語に特化した処理を日本語に
切り替えるということはできます。
しかし、mknmz から呼び出すモジュールや外部コマンドの中には
環境変数を参照して挙動が変わるものもあり、それらに影響を与えて
いません。これが問題になります。
一部のフィルタでは外部コマンドを呼び出す際に -L オプションで
指定した値で環境変数を設定します*1が、全てをカバーしきれている
わけではないです。

-L オプションで指定したものを mknmz 内部で環境変数に設定して
という方法もなくはないですが、クローズドでやるよりは -L オプ
ションを廃止して、外部できちんと設定してもらったものを使う
というようにしたいところです。(2.0.X では廃止しませんが。)


*1 別件ですが、これがあるため、-L=ja では不十分で -L=ja_JP.eucJP
  と設定しなければならない環境があります。(というか、そうすべき
   です。)
   -L=ja を使っている古い情報がいろいろ出回っているかと思いますが
   適切ではありません。
   野首さんはきちんと -L=ja_JP.eucJP を紹介していただいておりますが、
   良い機会なので、ついでに説明させていただきました。
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