うちかわです

>>>>> From: Lawrence <lawrence99...@ybb.ne.jp>
>>>>> Date: Fri, 20 Feb 2009 10:12:54 +0900

 > 自分も何だかそんな気がします。Linuxの入門書にUNIXと
 > 正規表現を出来るだけ早く学び始めた方が良いと有り、
 > 「UNIXプログラミング環境」というかなり古い本を紹介
 > していました。名前はプログラミング環境ですが、UNIX
 > の入門書にもなっていて、今、先の入門書でも勧めてい
 > た、edを読んでいます。正規表現に入門しやすくなるそ
 > うです。流石に、それだけでは不安なので、UNIX SUPER 
 > TEXTも読んでいます。

「UNIXプログラミング環境」はカーニハンの本ですか?
これは間違いなく一級品のテキストです。間違っても
捨てたりしないでください。今時の「Linux何とか..」
にはこれに匹敵する本は皆無と言っていいぐらい。

ただ入門書としてはあまりにも想定する環境が今とは
違うので厳しいと思います。
ある程度オペレーションにも慣れて応用力が付いた頃に
読むといいのかなと思います。Linux以外にいくつかの
OSに触れてこなれた頃にもう一度読んでみてください。

個人的には後半のプログラミングの部分が真価だと思って
いますが、これは多少意見が割れるかもしれないな。
UNIX SUPER TEXTも優れた本ですね。
こちらも少々記述が古いのが惜しいところです。

ところでちょっと検索したところこんなページがありました。
http://www.teratti.jp/misc/simh.html
SIMH で「UNIXプログラミング環境」を読む

SIMHというのはPDP-11という古いマシンのエミュレータで
AT&TのUnix version7をこれの上で動かすことができます。
つまり仮想環境で当時(1983年頃)の環境を作ってしまう
わけですね。どちらかというと考古学的なネタですね。

SHIMはFreeBSDのportsにも入ってますので簡単に動かせる
と思います。
また、unix version 7も含めてSHIMで動かすソフトウェア
はこの辺から入手できます。
http://simh.trailing-edge.com/software.html

まあ、そんなものもあるということで。
--
 yoshiaki

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