こんにちは、Show-ichi です。

addr のシステムはwikiを読んでもあまり良くわからないのですが、いくつか疑問点があります。

1.addr:housenumber は存在しなくてもいいのか?
住所表示の、例えば 「2番1号」における「1号」は街区符号の支号(枝番)であり、地所によって必ずしも存在するものではありません。ところが、wiki
を見るとaddr:housenumberは、addr 記述に不可欠なようにも見えます。
 
欧米におけるhousenumberにも枝番は存在し、wikiにあるとおり「14B」のように記述します。それに準じて「番」と「号」を分けずに(つまりaddr:blocknumber
など設けずに)ひとまとめでもいいような気もしますが、それならそれで範囲記述と混同しない記法を考える必要があります。

2.住居表示が導入されていない地区にも適応するのか?
 
地番を住所に使用している地域もこれに当てはめるのでしょうか。個人的にはやめておいたほうがいいと思いますが、使用するのであれば「無番地」の取り扱いも決めておく必要があるでしょう。

3.「丁目」よりも「町」もしくは「町丁」を使用したほうが良くないでしょうか?
 Wikipedia によると「町丁」という言い回しがあるようです。そして「丁目」は「町丁」に付番する際の序数詞で、名称そのものでは無いのではないでしょうか。

あと余談的に、青ヶ島村はどうするのかとか、京都の「通り名」の扱いとか、「〇〇番地先」の扱いとか、住所表記にはいろいろと思うところがありますね。

-- Show-ichi
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