ありがとうです。

Kazunari Hirano wrote:
> クライアントが判断します。

はい。私の場合はクライアントとして、直訳風に書き直すよう指示をだしました。

そのときは、技術的な文書であり、

 「もし B をする必要があるのだったら、その前に必ず A をしておくこと」

という「ニュアンス」がとても重要な局面であったからです。

 「A をした後に B をしてください」

という最初の訳のままだと、わざわざしなくてもいいことを、書いてある通り、
ユーザーは、

  A をして
 B をしちゃうじゃないですか。

本当のところは、する必要がある場合のみやりなさい。であり、
必要がないのだったら、A をしたり、B をしたりしちゃいけなのです。

明らかに、マニュアルとして、「誤訳」でした。「意訳」ではなく「誤訳」です。


> 翻訳者がそれが良いと判断したからです。

そうですか。



> クライアントと翻訳論を論ずることはありません。
> 仕事の受注および契約は、その仕事に対するクライアントと翻訳者が、仕事の結果に対する基準、納期等についての合意です。翻訳論がはいる余地はありません。
> なぜなら、翻訳論は十人十色、千差万別だからです。
> 翻訳論と翻訳技術は別です。

えっと、書かなかったですけど、もう1つ言いたいことがありまして、

 あるプロジェクトAでは、リリース期日がせまっている。
  → 特定のベンダーさんの特定の翻訳者をご指名します。

 別のプロジェクトBでは、コスト削減が要求されている。
  → よく頼んでいるベンダーさんのどれかに1つに、お願いします。

何が違うか、プロなら、もうお分かりですよね。
そう、訳の品質です。つまりはクライアント側の「査読」に要する時間です。

プロジェクトAの場合は、査読している時間の余裕もないのです。
ご指名の翻訳者の訳文は、こちらで査読しても、ほとんどペンは入りません。
すばらしく、クオリティが高いのです。

一方、プロジェクトBの場合は、査読すると、それはもうペンが入りまくり、
章が異なると、訳者が異なっているようで、1つのドキュメントなのに、
章ごとに文調が微妙に異なっているし。。。でも、それはそれでいいのです。
コストを下げることが目的だったので。こちらの作業時間の増加も加味しなくては
いけませんが。。。


>> 今議論しているのは、意訳しすぎると「正確性」が損なわれちゃいませんか。
>> ってことです。何も同じ時間掛けて翻訳して、わざわざ不正確な「意訳」をするのは、
>> どうしてなのかなぁ。という些細な疑問なのです。
> 翻訳技術が足りないからです。

もしかして、大学の英文科や、翻訳会社の人たちって、

 「直訳」イーコール「へたくそ・どしろうと」

っていうような風潮があるのでしょうか。

 美しい正確な「意訳」

の方が実はがすばらしく、「翻訳技術」が高い、ってことと
考えられているのでしょうか。

えっと、つまり、極力「意訳すべし」。と言われているのでしょうか。

Tora

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