[FreeBSD-users-jp 92798] Re: X -config /root/xorg.conf.new でのトラブルについて

2010-02-13 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Sat, 13 Feb 2010 21:13:18 +0900
masato.sakagu...@nifty.com wrote:
  試しにX -configで真っ黒になっている状態で、他のマシンからTelnetで入っ
 てプロセスを確認し、XをKillすると、Xが止まってコンソールに戻ります。

あっと。こういう現象でしたか。
私が知ってるバグの説明が悪かったですね。VTスイッチできないというものです
が, 一度 X を起動するとコンソールへのアクセスができません。私も X の再
起動については ssh で入って service gdm restart 仕掛けています。

というわけで現時点でどうしようもないバグってところですかねぇ。。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 92800] Re: X -config /root/xorg.conf.new でのトラブルについて

2010-02-13 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Sun, 14 Feb 2010 01:14:24 +0900
ikesan ike...@1kw.jp wrote:
 wm に fluxbox を使っていると、fluxbox のメニューから 
 Fluxbox menu -- Exit とすると X が終了します。
 xinit とすると、いつでも再起動できますが…
 これは別問題でしたか?

これは同じ問題です。
ウィンドウマネージャーの終了は X の再起動を伴いますが, コンソールが帰って
きません。という意味では, CTRL+ALT+BS や killall -9 X とさして変わり
ありません。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 92693] Re: /usr/local/ 以下へのアクセス

2009-12-26 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Thu, 24 Dec 2009 17:10:47 +0900
KISHIMOTO, Makoto ksmak...@dd.iij4u.or.jp wrote:
   こういうを、.cshrc (.tcshrc) に入れてると、たまに非常にハマルので、私は、*一人でなんでもできる人* 以外にはお勧めしないです。
  同感です。特に、#include foo.h で探す対象のファイルがどこかご存じな
  い段階の方に勧めることではありません。
 alias rm='rm -i' みたいな宗教論争になりそうですねぇ
 (自分の環境で便利ならいい vs そうじゃない環境とか特殊な場合にはまる)

buildworld, buildkernel の隔離性(host dependency)を調べるために, 一時
期やってましたがやっぱ隔離度が足りない(host dependency が高い)ということ
で辞めました。自ら地雷源に飛び込みたいなら止めません。

ちなみに gcc -dumpspecs で設定見れます。オプションに応じて(-static なら
%{static:...} で ... が有効になるなど), バックエンドの挙動が変わるのが見
れます。昔から(自分の知る限り gcc 2.4.5 とか)あるので, どの環境でも確認で
きます。

さらにちなみに言うと, /usr/local は昔からサイトのサーバー毎の固有のバイナ
リを置くところとして機能していました。ベースシステムはサイト固有の環境に干
渉しない。というか, 見ない前提で作られてるので -I/usr/local/include,
-L/usr/local/lib がディフォルトで付かないのは当り前と考えてました。

また L では「サードパーティ」として外部で開発されていたものを /usr 以下に
入れることで標準品として扱ってました。ディストリビューションが出てきた時に
は驚いたものです。その L でも(ほぼ使わないため?), -L/usr/local/... は
入ってないです。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 92386] Re: PWM フ ァンについて

2009-06-09 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Tue, 9 Jun 2009 21:36:29 +0900
山本和夫 kazkaz20092...@gmail.com wrote:
 FreeBSDマシンでPWMファンの使用できるものなのでしょうか。
 うちのFreeBSDマシンのCPUファン(Celeron420リテールファンなので固定回転数)がうるさいので、
 PWMファン付きのCPUクーラー(たとえばScytheの兜とか)を導入しようかなと考えています。
 無理ならファンコントローラですかね。

マザーボードおよび CPU ファンの仕様なので OS は関係ないです。マザーボード
にファン用の 4pin の端子(12V のでっかいのではなく)があれば, ファンを付け
換えるだけで機能します。

以上よろしくお願いいたします。

-- 
Norikatsu Shigemura n...@ninth-nine.com


[FreeBSD-users-jp 92272] Re: zfs の バージョンアップ時にはどう 対応したらよい のでしょうか?

2009-04-24 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Fri, 24 Apr 2009 06:32:19 +0900
tamagotoka tamagot...@yahoo.co.jp wrote:
 私はSTABLE追っかけ人なのですが、実際zfs使っている人はzfsのバージョンアッ
 プ時(はたしてそれはあるのか?)にどのような対応をされているのか、どなた
 か実運用されている方、教えてください。よろしくお願いいたします。

ZFS のバージョンアップについては微妙な問題が絡んでいますが, 汎用的(?)な話
から, 個別の事情に応じた対応まで, 思い付くまま…。。


1. 7-STABLE でバージョンアップすることはありません。いくつか事情がありま
   すが, 一番大きな問題は ABI 互換性がなくなる点にあります。よって ZFS の
   バージョンアップが絡む話は 8-STABLE (8.0-RELEASE になってからかな)
   になったとき, 7-STABLE からのアップグレードで初めて問題となります。こ
   れは当面先の話でしょう。

2. 8-CURRENT では非互換となるような修正が行われますが, さまざまなフィー
   ドバックにより, おかしな点が修正されます(ええ, 散々悩まされましたとも!!
   1 週間丸々使えなくなったり… orz)。よって, 8.0-R の時点で, バグによる
   バージョンアップによる不具合対応という事態はほぼ無いものと考えられます
   (0 とはいいませんが... もちろん「仕様」はあります/後述⇒5項)。

3. コード的なバージョンアップが即, ファイルシステムへのバージョンアップとは
   つながらないため, 猶予があります。つまり zpool upgrade / zfs upgrade
   を行わない限りは, 古いカーネルでアクセスすることができます。これは切り戻
   しという点で重要な点であり, 同時に下位互換性があることを意味します。上位
   互換性はありませんので, 古いカーネルで新しい ZFS にアクセスすることはで
   きません。

4. zpool import (あるいは暗黙的に - 起動時など)できるのであれば, 恐い
   ことはありません。これはデータ領域として使うなど, 起動時に ZFS がなく
   ても起動できる環境では重大ではありません(まぁアクセスできないわできない
   でそれは問題でしょうが)。いくらでもリカバリ効きます。この当たりは, 起動
   において, べったり依存するか, 完全に依存しないかにより, 難易度は変わっ
   てきます(トラブルシューティング時の)。

5. ZFS から直接ブート(UFS から間接的にブートする場合は 4 項に準ずる)する
   場合注意しなければなりません。というのもファイルシステムの構造がバージョ
   ンアップにより変化するためです。つまり, ファイルシステムのアップグレード
   に合わせて(というか事前に)ブートコードをバージョンアップしなければなりま
   せん。 

   a. スライス(DOS パーティション)による起動方法では, boot2(zfsboot2)
  が ZFS が管理する領域に書き込まなければならないため, 原理的に自分自
  身でブートコードをアップデートする方法がありません。liveCD 等を使用
  し, 更新する必要があります。

  ※この時 boot0, boot1(zfsboo1)は更新しなくても問題ありません。

   b. GPT(PMBR)による起動では, gptzfsboot は freebsd-boot パーテ
  ィションに存在するので, ZFS が稼働状態であっても更新ができます。よ
  って ZFS をアップグレードする前に gptzfsboot を事前に更新可能で
  す/します。

   c. GPT(EFI)による起動では, /boot 以下を efi パーティションに存在
  させることになるので, その依存性は loader(/boot/loader) にかか
  ってきます。

   いずれの場合でも, /boot/loader が新しい ZFS に対応している必要があ
   ります。

以上よろしくお願いいたします。

-- 
Norikatsu Shigemura n...@ninth-nine.com


[FreeBSD-users-jp 92266] Re: ZFS pool を含んだ |HDD の移動

2009-04-23 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Thu, 23 Apr 2009 00:32:24 +0900
TOGAWA Satoshi t...@puyo.org wrote:
 ZFSのpoolが入ったHDDを,マシン上の別のインターフェースに
 移動する際には,どうすればいいのでしょうか?

一般には zpool export, zpool import かな。

詳しくはこの辺。
http://docs.sun.com/app/docs/doc/819-6260/gbchy?l=jaa=view

 現在VMWare上で ZFS on Root で動かしている練習用マシンがあります.
 このマシンには,ad0s1dとad1s1dにミラーリングしたZFS pool (tank)があります.
 やりたいことは
 「ad0, ad1, ad2に新しいディスクを取り付け,RAIDZでpool(tank2)を作りたい.
   tank2にtankの内容をコピーし,tank2をZFS on Root (とGPT)で運用したい」
 ということです.

ごめんなさい。物理的な(仮想マシンも物理的に見たとして)構成がイメージでき
ないので簡単に図にしていただけるとありがたいです。あと練習マシン→ad0,1,2
マシンと何を共有してるのか(ad0, ad1 は共有? RAID 構成変えてるので別
物ですよね?)。

 ad0を空けなければいけないと思ったので,ad0につながっているディスクを
 ad3に取り付け,ブートしました.すると
 「mountroot」
 というプロンプトが出てきたので,ZFSのpoolを指定する意味で
 「zfs:tank/root」
 と入力しましたが,ブートしませんでした.また,プロンプトに「?」を
 入力した場合,デバイスの一覧にtankは出てきませんでした.
 import/exportまわりでなにか手続きが必要なのかな,と思いましたが,
 分からないのでお手上げ状態になっています.

途中がわからないので, どういう構成になってるのかわかりませんが,
結論的構成というのは下記のような状態?

  ad0 ad1 ad2
  +-+ +-+ +-+
  |ad0p1| |ad1p1| |ad2p1|
+=+=+=+=+=+=+=+
| |ad0p2| |ad1p2| |ad2p2| | RAIDZ
+=+=+=+=+=+=+=+

この仮定が正しいとしたら,

1. RAIDZ/RAIDZ2 構成の ZFS をブートする技は current でも
   入っていません。やるなら下記のパッチを検証してください。
http://lists.freebsd.org/pipermail/freebsd-fs/2008-December/005498.html

   私も試したいとは思ってるのですが, たくさん HDD を持ってない
   ので試してません:-(。

   ちなみに single, mirror, mirror+striping 構成でしか
   ブートしません(現時点では)。

2. zpool set bootfs=tank2 tank2 を実行していますか?
   まぁ実行していても起動しませんが。。

3. 「mountroot」の段階では GEOM プロバイダで提供されている
   ものしか見えないので ZFS は見えないです。

以上よろしくお願いいたします。

-- 
Norikatsu Shigemura n...@ninth-nine.com


[FreeBSD-users-jp 92175] Re: Phenom などの cpufreq

2009-03-07 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Mon, 02 Mar 2009 19:56:50 +0900
G .Otsuji anno...@gmail.com wrote:
 それで寄り道しました。hwpstate.cを添付します。

この寄り道は参考になります:-)。実際には外さないとリリースできませんが。。

ちなみにファームウェアのバージョンアップで 3.6GHz まで伸びました。

 At Sun, 1 Mar 2009 18:57:37 +0900,
 Norikatsu Shigemura n...@ninth-nine.com wrote:
  On Sun, 1 Mar 2009 18:40:41 +0900
  Norikatsu Shigemura n...@ninth-nine.com wrote:
 1.466V ほどなのですが…。。まだ冬なので 36 ℃とか。。(^^;
  そうそう。k8temp(4) については作者の rpaulo 氏に問い合わせ中です。
  もうちょっとリアルタイムに温度を取りたいところ。
 1) sysctlの練習も兼ねて、こちらに寄り道してみました。
 sysctl debug.hwpstate_temp
 で温度が出ます。
 % sysctl debug.hwpstate_temp
 debug.hwpstate_temp: 32.000
 摂氏1/8度=0.125度区切りだということで小数点以下三桁用意しました。

3.6GHz でぶん回すと 57 ℃まで上がりますね。800MHz 時に 36 ℃あたり
で…。36 ℃から 3.6GHz にすると 2 秒で 10 ℃上がります:-)。逆に 800MHz
にすると 10 秒に 1 ℃の割合で低下します。

ちなみに文字列に変換して, 渡してますが, 整数型(INT)で問題ありません。
その場合, I ではなく IK にすると表示の時等で色々と取り計らって
くれます。

sysctl:
温度型(IK) - 整数, 単位はケルビンで 10 倍したもの(小数点第一
位を取り扱うため)。
設定時 F (ファーレンハイト)にした場合, ケルビンに変換されます。
内部(デバイスドライバ)ではもちろんケルビンで。
設定例(できないけど):
sysctl debug.hwpstate_temp=100F
表示例:
sysctl hw.acpi.thermal.tz0.temperature
hw.acpi.thermal.tz0.temperature: 53.8C

 2) mWも出るようにしてみました。
 % sysctl dev.cpu.0.freq_levels
 dev.cpu.0.freq_levels: 2500/96000 1250/29000
 けれど適当な見積りなのであまり信用しないでください。

3.6GHz で 150W, 800MHz で 18W ってすごくわかりやすいですね。

dev.cpu.0.freq_levels: 3600/149000 2300/8 1800/52000 800/18000

式を見ましたが, 係数をどうするか以外は問題無いかと。あと選択も悪くない
かと思います。  係数

あとこれ見ると 3.6GHz 止まりなのがよくわかります。Over Voltage ジャ
ンパーピンを無効にしてるのですが, これ有効にしたら, 更に上が狙えそうで
すね。まぁその前に冷却系をなんとかしてから…になると思いますが。

 4) いただいた下のパッチをいれてみました。すこし改変して。

基本的に current に入れるつもりで, バージョンチェック無しで問題あり
ません。MFC するときは, それなりに他の部分も持っていくと。
ぱっと見すぐ気がついた点としては, 下記のような問題でしょうか。

   ンにするか外側に括弧をつけます。#define とマクロ名の間にタブ文字を 1 個入
   れます。マクロがある関数のインライン展開である場合は、関数名は全て小文字

#defineスペース ではなく #defineタブ で。

 5)
 At Mon, 02 Mar 2009 07:27:51 +0900,
 G .Otsuji anno...@gmail.com wrote:
  acpiを触ってないのでacpi_perf依存を外しても大丈夫だとおもいます。
  けれどacpi_throttleは結局認識されそうなので。
 #if 0で外してみました。
 初めにacpi_perfがよくわからず、すべてのcpufreqドライバが書いていたので、なんかご利益があるのだろうと思って
 書いてみたんです。やっぱり外すべきではないかもしれないので、#if 0にしてます。ごめんなさい。

厳密に読んでませんが, なんとなく基底クラスのような動きしてるので, 組
み込んでしまって問題ないと思います。  acpi_perf(4)

  3) ソースをstyle(9)に準拠したいです。COPYRIGHTも。
 style(9)に添ったemacs22の設定教えてください m(_ _)m
 とても面倒です。

というわけで私は emacs を使ってないので使ってる人をつっついてみま
した:-)。どうも元ネタがあったらしいのですが, 元ネタで残ってた問題
が解消してるようで, 意外と広く参考になったようです:-)。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 92176] Re: Phenom などの cpufreq

2009-03-07 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Mon, 02 Mar 2009 07:27:51 +0900
G .Otsuji anno...@gmail.com wrote:
  できれば 3500/1350 となって欲しいところですが:-)。電圧を反映させるのは
  難しいのかな。もっとも BIOS によれば 3500MHz で動いてるときの電圧は
  1.466V ほどなのですが…。。まだ冬なので 36 ℃とか。。(^^;
 3500/-1の-1はmWらしいのでどう計算するかわからず、CPUFREQ_VAL_UNKNOWNを入れてます。
 125W TDPならそれらしく125000になったりするのかもしれないですが。

これ勘違いしてました。mV じゃなくて mW でしたね。しかし言ってみてよか
った:-)。

 1.466V ほどなのですが…。。まだ冬なので 36 ℃とか。。(^^;
  そうそう。k8temp(4) については作者の rpaulo 氏に問い合わせ中です。
  もうちょっとリアルタイムに温度を取りたいところ。

L のコード参考に作れ。と言われてるみたいです:-)。

  dev.cpu.0.freq_levels: 3500/-1 2300/-1 1800/-1 800/-1
  またいい感じにバリバリ下がっています。暴走も無いです。
  dev.cpu.0.freq: 800
 800MHzまでの4段階はうらやましいですね。うちは2段階しかマザボが対応してないです。
 暴走がなくてよかったです。

CPU の機構なのに, なんでマザーボードが関係するのかな。と思っていたら,
参考になるドキュメントを見付けました。

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20071105/286391/

なるほど。マザーボードのレギュレータに依存するから, 勝手に設定するとま
ずいってことなのですね。CPU 的には 200MHz(or 100MHz) 単位で制御で
きるけど, マザーボードがそれに追い付いてこれるかはまた別。と。

 4) 2008/09にcurrentにポストしたソースは、
 電圧(VID)とか周波数(FID/DID)を直接いじってるようなソースだったのですが、
 しかしkldunloadできなかったり、フリーズがひどかったりしました。
 今のはマザーボード頼りにしています。
 ただ後ろ髪ひかれるのは、VID,FID,DIDを書き換える方法だと、
 同じ周波数でも電圧を標準より下げられて省電力かなとか、
 うちのマザボでは上記のとおり2段階のみなのでもっと増やせたりしたのです。
 実験的にそれができるように、sysctl変数を作ってみたりもしたいです。

というわけで, CPU 毎のパラメータ表作ってやる。でもいいのでしょうが,
マザーボードが耐えられるかはまた別ということで(^^;。チューニングネタ
としては面白いかもしれません。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 92160] Re: Phenom などの cpufreq

2009-03-01 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Sun, 01 Mar 2009 18:09:00 +0900
G .Otsuji anno...@gmail.com wrote:
 dev.cpu.0.freq_levels: 3500/-1 3062/-1 2625/-1 2300/-1
 というのが気になります。変です。というのは、
  hwpstate0: you have 4 P-state.
  hwpstate0: freq=3500MHz volts=1350mV
  hwpstate0: freq=2300MHz volts=1250mV
  hwpstate0: freq=1800MHz volts=1150mV
  hwpstate0: freq=800MHz volts=1000mV
 の出力からは、
 dev.cpu.0.freq_levels: 3500/-1 2300/-1 1800/-1 800/-1
 になって欲しいところです。

できれば 3500/1350 となって欲しいところですが:-)。電圧を反映させるのは
難しいのかな。もっとも BIOS によれば 3500MHz で動いてるときの電圧は
1.466V ほどなのですが…。。まだ冬なので 36 ℃とか。。(^^;

 それにしても3.5GHzはすごいです。

設定だけなら 3.8GHz 行きます。OS 起動時に瞬時に暴走しますが。ひっそり(?)
使うなら 3.6GHz かな。それでもちょっと負荷かけると暴走してしまいます。
というわけで定常的に使うなら 3.5GHz ということで。

まぁ ACC を BIOS だけで頼ってるので, 専用ツール使えばもうちょっといける
のかもしれません。。。

 よくメールを読んでみたら、たぶん
  acpi_throttle0: ACPI CPU Throttling on cpu0
 これのせいだと思います。
 うちのパソコンでは acpi_trhottleがでてこないので色々調べたのですが、
 acpi_throttleのソースは_PTCを見るみたいで
 acpidump -dt | grep _PTC
 の結果がないのでどうにも再現できないです。

_PTC は見当たらないのですが, _PSS ですかねぇ。それっぽいデータがありま
した。とりあえず acpidump -dt の結果を添付しておきます。

 webで検索すると、
 /boot/loader.confに
 hint.acpi_throttle.0.disabled=1
 を書くとacpi_throttleを止められるらしいのですが。
 hint.acpi_perf.0.disabled=1
 も要るかもしれません。

試してレポートしますね。

 acpiをもっとよく調べてソース書き直したいです。

基本的な機能面について問題ないように見えます。細かいところの修正が残って
るような感じですが。全体的な挙動としては他のモジュールとの連携が必要そう
な感じはありますが, そのあたりは例えば est 等のコードを参考にするような
形になると思います。足りないところを付け足す感じですかね。

以上よろしくお願いいたします。


M4A79Deluxe.asl.bz2
Description: Binary data


[FreeBSD-users-jp 92161] Re: Phenom などの cpufreq

2009-03-01 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Sun, 1 Mar 2009 18:40:41 +0900
Norikatsu Shigemura n...@ninth-nine.com wrote:
   1.466V ほどなのですが…。。まだ冬なので 36 ℃とか。。(^^;

そうそう。k8temp(4) については作者の rpaulo 氏に問い合わせ中です。
もうちょっとリアルタイムに温度を取りたいところ。

  webで検索すると、
  /boot/loader.confに
  hint.acpi_throttle.0.disabled=1
  を書くとacpi_throttleを止められるらしいのですが。
  hint.acpi_perf.0.disabled=1
  も要るかもしれません。
   試してレポートしますね。

とりあえず hint.acpi_throttle.0.disabled=1 だけでいけました。
結果は下記のようになりました。

dev.cpu.0.freq_levels: 3500/-1 2300/-1

devinfo -rv すると下記のようになるので, 更に acpi_perf も無効にした方が
いいかもしれませんね。もっとも, これ hwpstate が freq_levels に反映して
ないってことのような気がしますが(^^;。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
cpu0 pnpinfo _HID=none _UID=0 at handle=\_PR_.P001
  acpi_throttle0
  hwpstate0
  acpi_perf0
  cpufreq0
cpu1 pnpinfo _HID=none _UID=0 at handle=\_PR_.P002
  hwpstate1
  acpi_perf1
  cpufreq1
cpu2 pnpinfo _HID=none _UID=0 at handle=\_PR_.P003
  hwpstate2
  acpi_perf2
  cpufreq2
cpu3 pnpinfo _HID=none _UID=0 at handle=\_PR_.P004
  hwpstate3
  acpi_perf3
  cpufreq3
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 92162] Re: Phenom などの cpufreq

2009-03-01 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Sun, 1 Mar 2009 18:57:37 +0900
Norikatsu Shigemura n...@ninth-nine.com wrote:
   とりあえず hint.acpi_throttle.0.disabled=1 だけでいけました。
   結果は下記のようになりました。
 dev.cpu.0.freq_levels: 3500/-1 2300/-1
   devinfo -rv すると下記のようになるので, 更に acpi_perf も無効にした方が
   いいかもしれませんね。もっとも, これ hwpstate が freq_levels に反映して
   ないってことのような気がしますが(^^;。

よくみると hwpstate って acpi_perf に依存してるから外せませんね(^^;。
acpi_throttle 無効な状態で powerd 動かしてみたら下記のように反映されま
した:-)。

dev.cpu.0.freq_levels: 3500/-1 2300/-1 1800/-1 800/-1

またいい感じにバリバリ下がっています。暴走も無いです。

dev.cpu.0.freq: 800

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 92153] Re: Phenom などの cpufreq

2009-02-28 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
On Sat, 28 Feb 2009 17:02:31 +0900
Norikatsu Shigemura n...@ninth-nine.com wrote:
  フリーズした瞬間は, P2 state にいたのがさらに P2 state に移行しようとし
  て…を繰り返してという感じな動きになっているというか。P1 state は問題ない
  のかな。debug.cpufreq.lowest 指定してそれ以上下がらないようにするのが正
  解か調べてみます。

あぁ。やっぱこれっポイ!です。dev.cpu.0.freq_lebels 的には 2300MHz が
下限っポイ!ですね。

dev.cpu.0.freq_levels: 3500/-1 3062/-1 2625/-1 2300/-1

debug.cpufreq.lowest=2300 にしたら, 安定稼働しています。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 92122] Re: AsiaBSDCon 2009 参加登録開始のお知らせ

2009-02-22 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克%FreeBSD Committerです。

On Sun, 22 Feb 2009 12:49:17 +0900
Hiroki Sato h...@jp.freebsd.org wrote:
  AsiaBSDCon 2009
  会場: 東京理科大学 森戸記念館 (JR飯田橋駅から徒歩5分)
  日程: 2009 年 3 月 12 日 - 3 月 15 日
  前半 2 日: チュートリアル
  後半 2 日: 論文セッション
  会場やプログラム等の詳細は、次の URL をご覧ください。
  http://2009.asiabsdcon.org/index.ja.html

今回全然裏方さんのお手伝いできず申し訳ありません。ということで, 今回は講師とし
てバックアップということで(宣伝モード)。今回 T5A では HTTP アクセラレータ
Varnish をサービスに使用した経験に基づくお話をさせていただきます(日本語)。

Squid で HTTP アクセラレータやってるところ(人/サービス問わず)は, Varnish
に載せ替えさせる気まんまんで解説しますのでよろしく。


(宣伝モード終わり)


T6A の「FreeBSD システム管理 II (日本語)」だけど, どんなことやるのかな?
方針だけでも興味あるところですが。

FreeBSD DevSummit も今回何をやるのでしょう?  下川さん
メンバーからすると src 系なのは間違いなさそうかな。「〜について話したい!」
という人募集。重村権限でお誘いしましょう(Invited only なので)。といっても
私も英会話はダメダメなので, そのあたりのフォロー前提で(^^;。

「BSD Associate 検定試験」って筆記試験なのかな?どの程度持ち込みが許され
るんだろう。見たところ英語しか選択肢なさそうだけど。

# 楽しみでしょうがない罠:-).
# 色々と盛り上がって欲しいですね.

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 92057] Re: scim-anthy のインストールにつきまして

2009-02-08 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Sun, 8 Feb 2009 23:08:31 +0900
@nifty hgb00...@nifty.ne.jp wrote:
 freebsd# cd /usr/ports/japanese/scim-anthy
 freebsd# pwd
 /usr/ports/japanese/scim-anthy
 freebsd# make install clean
 ===  Vulnerability check disabled, database not found
 = scim-anthy-1.2.4.tar.gz doesn't seem to exist in /usr/ports/
 distfiles/.

「/usr/ports/distfiles ディレクトリの下に scim-anthy-1.2.4.tar.gz
がありません。」

 = Attempting to fetch from http://keihanna.dl.sourceforge.jp/scim-
 imengine/25404/.
 fetch: http://keihanna.dl.sourceforge.jp/scim-imengine/25404/scim-
 anthy-1.2.4.tar.gz: No address record

「http://keihanna.dl.sourceforge.jp/scim-imengine/25404/」から
アーカイブファイル(scim-anthy-1.2.4.tar.gz)をとってこようとしたけど,
アドレスが見付かりません」


 = Attempting to fetch from http://osdn.dl.sourceforge.jp/scim-
 imengine/25404/.
 fetch: http://osdn.dl.sourceforge.jp/scim-imengine/25404/scim-anthy-1.
 2.4.tar.gz: No address record

同述以下略。

  良く分からないので教えて頂きたいのすが、前述のメッセージで
  ===  Vulnerability check disabled, database not found
  と、あるのですが、これはどう言う事なのでしょうか?。

portaudit データベースがインストールされてないので, 脆弱性チェックが
無効になっています。というメッセージですね。対応については色々とありま
すが, それ以前の状態なので今回は omit。


  加えて、
  = scim-anthy-1.2.4.tar.gz doesn't seem to exist in /usr/ports/
 distfiles/.
  と、あるのは、scim-anthy-1.2.4.tar.gzがディレクトリに無いと言う意味
 なのでしょうか。

そうです。ないので, 次のフェーズでとりに行きます。です。インターネットに
つながっていないのでとりに行けません。全体的にインターネットにつないでる
前提での使用になりますので, つないでないならつないでないで, 事前に色々と
用意する必要があります。

 (注1)
  freebsdからダイヤル・アップでインターネット接続をしようと、マニュア
 ルを読んでみたのですが、殆ど理解することが出来ませんでした。
  それで、インターネット接続はwindowsでやっています。

いまどきのインターネット接続は PPPoE でしょうから, ブロードバンドルータ
あるいはそれに類するものでつないでしまって, ブロードバンドルータ経由でイ
ンターネットにつなぐようにしてください。

ダイアルアップでつなぐ方法は, それらを使わずに FreeBSD で完全に制御下
に置きたい人向けの手順と考えてください。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 92058] Re: linux の基本区画が4つある HD に freebsd をインストールする事につい て

2009-02-08 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Sun, 8 Feb 2009 23:08:36 +0900
@nifty hgb00...@nifty.ne.jp wrote:
  HDのパーティションを切るのに、linuxのpuppy linuxというので実行してい
 ます。
  linuxでは、1台のHDに基本区画は4つまでとされています。

PC の仕様ですね。Windows でも適用されます。  4 つまで

  基本区画が4つあるHDにFreeBSDをインストールする事は可能なのでしょう
 か。

可能です。1.Windows, 2.Linux, 3.FreeBSD といった混在したインストール
を行うことができます。FreeBSD ではこの基本区画の中に更にパーティション分
けを行っています(最後が a や b と言った名前のパーティション)。

この手の「区画分け」のことを「パーティション」と言いますが, PC の仕様による
「パーティション」のことを「DOS パーティション」や「BIOS パーティション」
と言うことがあります。FreeBSD では「スライス」という用語を使っています。
逆に FreeBSD でのパーティションは「BSDパーティション」といいますが, 単順
に「パーティション」とだけ書かれているときは文脈を読む必要があります。

  もし、インストールした後で、linuxの側で不都合な事が起こると言う事態
 になってしまう事はあるのでしょうか。
  アドイスの程お願いします。

インストールというレベルでは問題なく入れることができても, 再起動後動かなく
なる事態はよくあります。一般に MBR (Master Boot Record)が上書きされて
しまい, 最後にインストールした OS しか起動しない。というものです。

そのあたりの OS インストール時の注意点やら何やらを考慮すると, HDD を丸ご
と取り換える仕組みで共存させてしまうのが楽かもしれません。いずれにせよ対応
方法等の情報は探せばそれなりにでてきますが, 何が起こっているのか, 何をしな
いといけないのかを把握して対応するのは結構大変です。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 91973] Re: linuxpluginwrapper は ver7 系統では 動くようになるのでしょうか ?

2009-01-05 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Tue, 06 Jan 2009 03:01:43 +0900
Hajimu UMEMOTO u...@mahoroba.org wrote:
 linuxpluginwrapper の作者である nork さんから、7 以降で導入された ELF
 Symbol Versioning と相性が悪く、7 以降では linuxpluginwrapper は動かせ
 ないと聞いています。

はい。C++ でもあるらしいのですが(誰から聞いたんだっけかな, 確か AsiaBSDCon
2007 の時), weak symbol の参照解決順序が定義されておらず, どういう風に参照
解決されるか保証がない/する方法がないとのことです。ELF Symbol Versioning
以前と以後で, 標準関数(?)の全てが weak symbol になってしまったため, この影
響がでかくなっています。

それ以外でも,
1. 実証サンプルに Flash プラグインはきつい:-)
   LPW が悪いのか Flash が悪いのかわからない。LPW 叩かれる(?)ほど本家
   でも動いてないようで。。。

2. gets(3) みたいに FILE 構造体の中身を直接見るようなものを乗っ取るのが
   原理的に不可能。やるとしたら L の FILE 構造体を完全にエミュレーション
   する必要がある。Flash だと環境が限定できるので, ある程度その手のオペレ
   ーションはなさそうだけど, 一般的なライブラリ, シェアードオブジェクト相
   手にはきつい。よってサポートしないといけない関数が膨大になる。

3. mmap(2) のように極めて初期に参照解決されているものをフックするのが極
   めて難しい。ていうかいきなり動かなくなってニッチもサッチもいかなくなっ
   た:-)。確証が得られてないけど, たぶん libc に組み込まないとダメ。組み
   込むとしても, マージするのは, そうとうの効果が確認できないと不可能。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 91966] Re: freeBSD7.1 で Bind9 が起動しない

2009-01-02 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Sat, 03 Jan 2009 00:46:31 +0900
posture postu...@gmail.com wrote:
 FreeBSD7.1をインストールしたところ、以下のエラーが出てBind9が起動しま
 せん。
 rndc: connect failed: 127.0.0.1#953: connection refused
 ネットで検索したところ、Linuxでの対処方法はいろいろとのっているのです
 が、FreeBSD7.1での対処方法は見つけることができませんでした。
 (FreeBSD7.0では問題なし)

どういう風に FreeBSD をインストールして, どういう風に Bind9 を起動したの
かがわからないのですが, FreeBSD をフルインストールでクリーンな状態にある前
提で, /etc/rc.conf に named_enable=YES を追加した後, OS を再起動
したら上記メッセージが出たという話でしょうか? それとも何か設定を引き継いだ
のでしょうか。

rndc が 127.0.0.1 の 953 番ポートへの接続に失敗したようなので,
sockstat -4 | grep named
を実行したときに下記メッセージ(1299 と 23 は変わります)が表示されるかどうか
が確認ポイントになります。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
bind named  1299  23 tcp4   127.0.0.1:953 *:*
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

なければ設定の問題。controls 設定行が悪さしている。いちおう controls
行がなければディフォルトで機能するはずです。

あれば ACL 回りかな。よくわからないです。


関連ファイルは /etc/namedb/named.conf と /etc/namedb/rndc.key
となります。

以上よろしくお願いします。


[FreeBSD-users-jp 91942] Re: openldap23-server の slapd が起動し ない

2008-12-19 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Fri, 19 Dec 2008 11:54:16 +0900
HIGASHI Taku ool...@cslab.co.jp wrote:
 - 当方の環境に依存した現象なのか
 - そもそも、fcntl()でロックできるファイルが、lockf()でロックできない
  という事があり得るのか?

関数(lockf(3), fcntl(2))の仕様しか見てませんが, lockf(3) の場合, 指定
されるファイル記述子は書き込み可能な形で open(2) (O_WRONLY または O_RDWR)
されたものでないと機能しないようです。fcntl(2) にはそのような記述は見当た
りませんでした。

slapd がどのようにファイルを open(2) したかわかりませんが, fcntl(2) を
使うのが無難な気がします。個人的には suggestion という形で send-pr した
方がいいと思います。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 91900] Re: www/linux-flashplugin9 on 7-STABLE

2008-11-23 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Sun, 23 Nov 2008 15:23:51 +0900
Tsurutani Naoki 
[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;] 
wrote:
  www/linux-flashplugin9 が FreeBSD 7-STABLE でも安定して動作するようになったらしい、
 ということでOSを更新し、www/linux-flashplugin9 をインストールしてみたのですが、
 www/firefoxでもwww/firefox3でも動作しません。
  www/nspluginwrapper、linux_base-f8-8_9 をインストールしています。
  なんだか漠然としているのですが、特にエラーも出ませんし、
 どこを調べればいいのかもよくわかりません。
  なんとなく気になるのは、/etc/libmap.conf なのですが、
 これはどのように設定するのがよいのでしょうか?
  また、確認するポイントなどがあれば、ご教示いただきたく、
 お願いいたします。
 # Flash plugin 10 が動かないのか、気になるのですが...

1. 7 系の Linux Emulator は Linux 2.4.2 相当である。
2. よって linux_base-fc4 でないとダメ。それ以降は 2.6 カーネルの API を
   必要とするので 8 系を必要とする。
3. カーネル API (KAPI)の変更が激しいので (stable の意義を考えれば) MFC さ
   れる予定はない。いくらか 8 の機能に頼って実装されてるものもあるので。。。
4. nspluginwrapper 上で動く前提なので libmap.conf は不要。
   つまり, firefox-nspluginwrapper + nspluginprocess(flash9) とい
   う動き方をする。

ということで, linu_base が問題かな。と思わないでもないです。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 91872] Re: Q: 無 線 LAN アクセスポイントの作成

2008-10-19 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Sun, 19 Oct 2008 20:15:52 +0900
TOGAWA Satoshi 
[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;] 
wrote:
  http://linux.junsun.net/intersil-prism/
 このサイトを参考にやってみたのですが,どうもファームウェアの書き換えに
 失敗してしまったようで,壊れました(笑).

あーめん。

 そんなわけで,諦めて別なデバイスを買ってこようかと思います.
 ちなみに,今量販店で売ってる「FreeBSDで動くUSB or PCカード接続の
 無線LANアダプタ」ってどんなものがあるか,分かる方はいらっしゃいませんか?
 # BUFFALOの WLI-U2-KG54Lは動作失敗.

個人的には USB 接続の無線 LAN アダプタは勧めません:-)。特に hostap で
使うなら。F の USB まわりのドライバのぐだぐださ加減は半端じゃないっつー
か。新しい hps 氏が作業している USB2BSD stack が入らんことにはちょっ
と…かと。かなりだましだまし使うことになるんじゃないかな。

やっぱ何と言っても Atheros に限るかと:D。cardbus, atheros で調べる
と色々見付かるようですね。そのあたりで挑戦かと。ちなみに current なら
ほぼ間違いなく最新の Atheros チップが安心して使えます:-)。まぁ発売時期
が古め(2006 年とか)のものを選べば問題ないと思いますが。

以上よろしくお願いします。


[FreeBSD-users-jp 91865] Re: FreeBSD/ARM と玄箱 PRO

2008-10-18 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Thu, 16 Oct 2008 00:44:37 +0900
SAITOU Toshihide 
[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;] 
wrote:
 ワーナーさんのブログで知ったのですが FreeBSD/arm for Marvell
 Orion のソースがコミットされたようですね.
 http://bsdimp.blogspot.com/2008/10/marvell-arm-support-in-svn.html

重要度に全然気がつきませんでした:-)。  玄箱PRO

 途中つぎのメッセージがでる.
 lock order reversal:
  1st 0xc13e8ad0 nfs (nfs) @ /usr/src/sys/kern/vfs_subr.c:2049
  2nd 0xc149e000 vfslock (vfslock) @ /usr/src/sys/kern/vfs_subr.c:372
 KDB: stack backtrace:
 - 以下略 -

WITNESS ワーニングですね。理想的にはこの警告が出なくなることが理想では
ありますが, 8-current ではこの警告が出るようにカーネルコンフィギュレー
ションが設定されています。

詳細は /usr/src/UPDATING をご覧ください。とりあえず WITNESS と
INVARIANTS* は無効にする方向で。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 91867] Re: Q: 無 線 LAN アクセスポイントの作成

2008-10-18 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Sun, 19 Oct 2008 08:15:40 +0900
TOGAWA Satoshi 
[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;] 
wrote:
 wi0: ADLINK 345 CF at port 0xc000-0xc03f irq 11 function 0 config 1 on 
 pccard0
 wi0: [ITHREAD]
 wi0: using RF:PRISM2.5 MAC:ISL3873
 wi0: Intersil Firmware: Primary (1.0.7), Station (1.3.6)
 wi0: Ethernet address: 00:60:b3:64:4c:36

if_wi(4) というか PRISM2.5 ってあまりいい印象がなくて, 私が前に使っていた
ノート(SHARP PC-MT2-F1)でも DHCP に悩まされました。

↓これで始まるスレッド
http://lists.freebsd.org/pipermail/freebsd-current/2005-October/056489.html

↓ファームウェア更新して幸せになったとさ
http://lists.freebsd.org/pipermail/freebsd-current/2005-October/057064.html

見たところ, 私が問題に遭遇したバージョンよりも更に古いようですから, 話になりま
せんね(爆)。是非ともファームウェアの更新をお薦めします。たしか私は Windows
で更新したような記憶が…。。

ひさびさに読みましたが, まだまだ現役ですね。  問題解決に参考になったサイト

http://linux.junsun.net/intersil-prism/

そうそう。そういう意味で, if_wi(4) が想定してるファームウェアのバージョンが
比較的新しめだったりするので注意です。まぁ最新にしておけば問題無いでしょう。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 91862] Re: lagg(4) failover function does not work on bce

2008-10-14 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Tue, 14 Oct 2008 17:58:54 +0900
Harumitsu Shimazaki 
[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;] 
wrote:
 もうすこしネットで調べてみたところ
 freebsd-stable ML でも同様の質問が出ているのを見つけました。
 http://www.mail-archive.com/[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;]/msg97759.html
 こちらでは sys/dev/mii/brgphy.c に当てるパッチが示されており、一応実験
 してみたところこのパッチを当てると期待するフェイルオーバーの動作をして
 くれました。
 ただ、副作用がないのかまでは確認できていないので、まだ本番投入はできて
 いませんが…。

見ました。安心していいです。
1. Mr. NIC (誰が命名したねん)こと yongari 氏の作業で, その後 current
   に commit している(MFC したかまではチェックしてませんが)。
2. MII TICK タイマー更新を(自信がなくて?)更新してなかったのを更新するよ
   うにした。またケーブルを挿した直後のオートネゴシエーション分の時間, 誤
   判定しないように保護(state を変えない)ようにした。
というものです。

   ちなみに lagpgroto で lacp を選択して 802.3ad で束ねているときはリンク
   が落ちると80秒ぐらい黙ってしまいますが切り替わってくれたりします。
  対向のスイッチは LACP サポートしていますか? LACP って確か 1 秒に 1 回
  パケットを交換して死活監視してたような記憶がありますが。。ちょいとテスト
  できる環境がないので, 可能なら tcpdump 等で監視してみるのも手かもしれ
  ませんね。
 対抗のスイッチは summit X450a-48t でちゃんと LACP で sharing している
 のですが、気になって tcpdump してみたら LACP パケットの間隔がやたら長
 く、ドキュメントに当たってみたらそもそもデフォルトだと 90秒に一回送る
 設定なのだそうです。
 こちらは 3秒にできるようなので、どこかで実験してみようかと思います。

なるほど。見たところ link state をイベントドリブンで更新するようになって
ない点と LACPDU (でしたっけ?)が 90 秒に 1 回というのが合わさって今回の現
象となったというところでしょうか。

両方(brgphy.c へのパッチ, LACPDU の送信間隔)を変更できればいいのでしょ
うが, どっちか片方でも有効そうです。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 91857] Re: lagg(4) failover function does not work on bce

2008-10-11 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Fri, 10 Oct 2008 18:42:36 +0900
Harumitsu Shimazaki 
[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;] 
wrote:
 ネットで調べたところ、リンクステータスを通知してくれるかどうかの部分が
 ドライバ依存になっているようで、ifconfig でステータスを見に行くとそれ
 によりリンクステータスが更新され、フェイルオーバーするようです。

MIIPHY まわりでよく見られる現象ですね。大丈夫だとは思いますが, Broadcom
な PHY かどうか確認させてください(下記の 3 つのコマンドの実行)。

$ devinfo -v | fgrep -A2 bce
$ fgrep bce /var/run/dmesg.boot
$ ifconfig

例
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 
-
$ devinfo -v | fgrep -A2 bce
bce0 pnpinfo vendor=0x14e4 device=0x164c subvendor=0x103c 
subdevice=0x7038 class=0x02 at slot=0 function=0
  miibus0
brgphy0 pnpinfo oui=0x818 model=0x36 rev=0x6 at phyno=1
--
bce1 pnpinfo vendor=0x14e4 device=0x164c subvendor=0x103c 
subdevice=0x7038 class=0x02 at slot=0 function=0
  miibus1
brgphy1 pnpinfo oui=0x818 model=0x36 rev=0x6 at phyno=1
$ fgrep bce /var/run/dmesg.boot
bce0: Broadcom NetXtreme II BCM5708 1000Base-T (B2) mem 0xf800-0xf9ff 
irq 18 at device 0.0 on pci3
miibus0: MII bus on bce0
bce0: Ethernet address: 00:1e:0b:XX:XX:XX
bce0: [ITHREAD]
bce0: ASIC (0x57081020); Rev (B2); Bus (PCI-X, 64-bit, 133MHz); F/W 
(0x01090605); Flags( SPLT MFW MSI )
bce1: Broadcom NetXtreme II BCM5708 1000Base-T (B2) mem 0xfa00-0xfbff 
irq 19 at device 0.0 on pci5
miibus1: MII bus on bce1
bce1: Ethernet address: 00:1e:0b:XX:XX:XX
bce1: [ITHREAD]
bce1: ASIC (0x57081020); Rev (B2); Bus (PCI-X, 64-bit, 133MHz); F/W 
(0x01090605); Flags( SPLT MFW MSI )
bce0: link state changed to UP
bce1: link state changed to UP
$ ifconfig
bce0: flags=8843UP,BROADCAST,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST metric 0 mtu 1500

options=1bbRXCSUM,TXCSUM,VLAN_MTU,VLAN_HWTAGGING,JUMBO_MTU,VLAN_HWCSUM,TSO4
ether 00:1e:0b:XX:XX:XX
inet XXX.XXX.XXX.XXX netmask 0xff00 broadcast XXX.XXX.XXX.255
media: Ethernet autoselect (100baseTX full-duplex)
status: active
bce1: flags=8843UP,BROADCAST,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST metric 0 mtu 1500

options=1bbRXCSUM,TXCSUM,VLAN_MTU,VLAN_HWTAGGING,JUMBO_MTU,VLAN_HWCSUM,TSO4
ether 00:1e:0b:XX:XX:XX
inet XXX.XXX.XXX.XXX netmask 0xff00 broadcast XXX.XXX.XXX.255
media: Ethernet autoselect (100baseTX full-duplex)
status: active
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 
-

miibus にぶら下がってる PHY が brgphy でなく ukphy が選択されてると
大問題です。もっとも ukphy が選択されてたら, ろくすぽ通信できないとは思い
ますが…。あと brgphy 属だけど, リビジョン違いで, 微妙にチューニングが違
う可能性もあります。

あと経験的には 1 秒以内程度にはリンクステータスって反映される気がしないで
もないのですが。。。はてさて。

今回に関係あるかどうかわかりませんが, bce(4)/bge(4) にはかなり先進的な
機能がある(TSO - TCP Segmentation Offloading 等)関係で悪さする話が
あります。最悪 Checksum Offloading みたいな広範にサポートされて, 枯れ
てる機能すら無効にしないといけないかもしれません。

実行例:
# ifconfig bce0 -tso
# ifconfig bce0 -rxcsum -txcsum

 ちなみに lagpgroto で lacp を選択して 802.3ad で束ねているときはリンク
 が落ちると80秒ぐらい黙ってしまいますが切り替わってくれたりします。

対向のスイッチは LACP サポートしていますか? LACP って確か 1 秒に 1 回
パケットを交換して死活監視してたような記憶がありますが。。ちょいとテスト
できる環境がないので, 可能なら tcpdump 等で監視してみるのも手かもしれ
ませんね。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 91812] Re: PPPoE multiple sessions with FreeBSD

2008-09-02 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

multiple routing tables ということで出てきました。散々調べたのに全然
記録残してなかったとは…。 orz

On Tue, 02 Sep 2008 15:33:14 +0900
NAKAJI Hiroyuki 
[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;] 
wrote:
 というのを見つけました。カーネルを再構築してから setfib コマンドを使うと、
 今回のような「同一destinationになるような別経路」の設定が可能になるそうで
 す。

同一の destination になるような別経路というのは, 例えばディフォルトゲー
トウェイを複数持てるみたいな使い方です(単一⇒複数のルーティングテーブル
の導入)。マルチホーム運用したい場合の技ですね。setfib コマンドで実行され
るコマンド(とその子供)がどのルーティングテーブルを使用するか指定できます。

mpdでどうすればいいのかという議論もありました。
http://lists.freebsd.org/pipermail/freebsd-net/2008-June/018624.html

なお source はユニークである必要があるので, 中治さんの問題には対応でき
ません(arp レベルでは全てのルーティングテーブルで共有される)。この例に
出てる質問はまさにそこでひっかかってますね。解答は明後日の方向に向かっ
てる気がしますが(^^;。

mpd なら setfib -1 mpd; setfib -2 mpd みたいな実行の仕方で ng0, ng1
で別々にディフォルトゲートウェイを設定することができます(どう使うかは議論
の余地がありますが:-)。もっともここ罠があって, ng0 を経由した場合全ての
パケットは経路1, ng1 だと全てのパケットは経路2を通るという意味ではありま
せん:-)。あくまでもアプリケーション単位での設定となります(さらに正確に言
うとソケット単位)。これは ng0, ng1 を経由で通信するアプリケーションが
mpd の直系の子孫ではないからです(必ずしも…ですが)。

例えば Apache 一個立ち上げて, インターフェース毎にマルチホームしたいよう
な運用の場合 ipfw でインターフェース毎に fib (Forward Information
Base)を指定する必要があります。さもなければ setfib -1 httpd -c conf1;
setfib -2 httpd -c conf2 として Listen 等の設定を変えた複数の Apache
を立ち上げる必要があります。

ちなみに setsockopt(2) の SO_SETFIB オプションで, ソケット毎にルーテ
ィングテーブルを指定できます。今のところ, そんな器用なアプリケーションは
ありませんが。。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 91769] Re: PPPoE multiple sessions with FreeBSD

2008-08-25 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Mon, 25 Aug 2008 17:45:34 +0900
NAKAJI Hiroyuki 
[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;] 
wrote:
 net/mpd5 でマネをしてみました。設定を間違えたのか、NTT西日本相手だからなの

mpd5 と聞いて出てきました:-)。mpd5 の使いかたについては下記参考にして
みてください:-D。

http://blog.ninth-nine.com/diary/20080511.txt
http://blog.ninth-nine.com/diary/20080506.txt

エラーの出方が私の状況とは違うのでフォローできませんが, 佐久間さんが
FreeBSD-users-jp:91768 で述べられてる通りだとすると, 全体で 1 つの
IP を使いつつルートに応じてインターフェースを使い分けるというのは, 昔,
unnumberd で loopback インターフェース(lo1 あたり)を使う技を BSD
では使える(Linux は lo とシングルトンなのでできない)と聞いたことがあ
るのですが, 残念ながら検証に至っていません:-(。というわけで現時点では
無理かも(^^;。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 91670] Re: FreeBSD/ARM と玄箱 PRO

2008-06-12 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Thu, 12 Jun 2008 19:48:30 +0900
SAITOU Toshihide 
[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;] 
wrote:
 資料からはソースが perforce サーバ上にあることがわかりますが
 これを取り出すにはアカウントが必要なようですし取出しても
 http://people.freebsd.org/~cognet/freebsd_arm.txt
 のような作業が必要とおもわれ私にはまだ敷居が高いです.そんな
 わけで情報などがきけたら嬉しいです.

かの perforce サーバにアカウントがありますが, こういうところで
開発している内容は, アカウント持っている人から見ても, 敷居が高
いです。perforce 上にあるコードは, 一緒に開発する くらいの意気
込みがないとついていけません:-(。


[FreeBSD-users-jp 91401] Re: csup と 独自パッチ

2008-02-11 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

私の場合下記のようなスクリプトを /usr/src/update.sh として置いて
/usr/src/*DIFF-* というディレクトリ(パッチのグループ化)の下に複
数パッチ(ソースファイル単位で分割)を運用しています。

1. CFT (Call For Testers)で実験中のコードの検証
2. αクォリティでマージ予定すらない実験中のコードの検証
3. 各所(OpenBSD でも)で出てるが何年も取り込まれないコード
4. 自身の実験コード
5. チューニング用カスタムコード

を運用するのに使っています。当然コードベースがそれぞれあったり
するので, グルーピングは必須です:-)。

ちなみに ports は files/patch-mypatch-HOGEHOGE ですね。散逸して
しまう時があるので, 一ヶ所に集めて symlink してますが。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
#!/bin/sh

srcupd=${srcupd:-0}
portsupd=${portsupd:-0}
srcpatch=${srcpatch:-0}
portsdb=${portsdb:-0}

for i in $*; do
[ x$i = x-nosrc ]  srcupd=1
[ x$i = x-nopatch   ]  srcpatch=1
[ x$i = x-noports   ]  portsupd=1
[ x$i = x-noportsdb ]  portsdb=1
done

if [ ${srcupd} -eq 0 ]; then
`make -VSUP -VSUPFLAGS` -h `make -VSUPHOST -VSUPFILE`

if [ ${srcpatch} -eq 0 -a $? -eq 0 -a -x /usr/local/bin/gpatch ]; then
for i in ??DIFF-*/DIFF.*; do
gpatch -p0 -i $i
done
fi
fi

if [ ${portsupd} -eq 0 ]; then
`make -VSUP -VSUPFLAGS` -h `make -VSUPHOST -VPORTSSUPFILE`

if [ ${portsupd} -eq 0 -a $? -eq 0 -a -x /usr/local/sbin/portsdb ]; then
portsdb -Uu
portversion -L =
fi
fi
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 91112] Re: libiconv が EUCJP-MS のサポートをやめた理由を御 存知ないですか ?

2007-10-28 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Sun, 28 Oct 2007 01:12:40 +0900
NAKAJI Hiroyuki 
[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;] 
wrote:
  In 
  [#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;]
   
  KIMURA Yasuhiro 
  [#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;]
   wrote:
  libiconv-1.11用のパッチが掲載されたので、PRを送ってみました。
  http://www.freebsd.org/cgi/query-pr.cgi?pr=117561
  ただ、月末のports freezeに間に合うかは日数的に微妙かも。
 つい先ほどcommitされたようです。
 When:Sat Oct 27 15:32:15 UTC 2007

というわけでバックアップサイト(MASTER_SITE_BACKUP)にも
コピーしておきました。これで www2d.biglobe.ne.jp にア
クセスできないと言われることがある難癖に対応できます:-)。

以上。


[FreeBSD-users-jp 91089] Re: Disk I/F card for software raid

2007-10-21 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Sun, 21 Oct 2007 13:08:09 +0900
FreeBSD 
[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;] 
wrote:
 # atacontrol create RAID0 128 ad8 ad10 ad12 ad14
 ar0: created
 # mount /dev/ar0 /mnt/raid0

128セクター(64KB 単位)でインターリーブですね。

 % dd if=16GB of=/dev/null bs=256b
 32768+0 records in
 32768+0 records out
 4294967296 bytes transferred in 52.901683 secs (81187725 bytes/sec)
 チューニングの余地はありそうですが(ストライプサイズなど)、
 やはりPCIバスの速度がボトルネックになっているようです。

指定が 256 ブロック=128KB なので, 1 I/O リクエストで
2 台の HDD 分しかアクセスにいけてません。

1 I/O リクエストで 4 台アクセスにいかせるなら 倍の 512b は欲
しいところ。

あとこれを基数として, 更に倍, 2 倍, 3 倍で効果が出ているか
(飽和するか)確認してみてください。

以上よろしくお願いいたします。


[FreeBSD-users-jp 90992] Re: nfs error on ipv6

2007-09-15 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Fri, 14 Sep 2007 12:32:38 +0900
NAKAJI Hiroyuki 
[#x30E1;#x30FC;#x30EB;#x30A2;#x30C9;#x30EC;#x30B9;#x4FDD;#x8B77;] 
wrote:
 クライアントで ls /net/freebsd/homeを実行するとPermission deniedになり、
 そのとき、サーバの /var/log/messages には
 mountd[943]: mount request from 200x:**:5b57 from unprivileged port
 と記録されます。また、クライアント側ではコンソールに
 automountd[672]: freebsd:/home server not responding: RPC: 認証エラーです。; why = 
 クライアントの資格が足りません。

ここだけしか見てませんが, /etc/rc.conf の nfs_reserved_port_only 設定
ネタですかねぇ。。YES, NO どっちに振ってあるかしりませんが, 反対にすればいい
かな。sysctl vfs.nfsrv.nfs_privport の値を調整してみてください。


[FreeBSD-users-jp 90373] Re: ethereal の後継 wireshark

2007-02-14 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Wed, 14 Feb 2007 22:48:47 +0900
Tsurutani Naoki [EMAIL PROTECTED] wrote:
 一応、既にPRが出てますが、閉じられちゃいました。
 # ひどい言いぐさだと思いますけど。
 http://www.freebsd.org/cgi/query-pr.cgi?pr=ports/108776
 私のところでは、/etc/make.confでCFLAGSに-O2を指定して
 net-mgmt/net-snmpを再インストールしてから、net/wiresharkを再構築すれば、
 うまくいきました。
 もしかすると、WITHOUT_SNMP=1を指定してビルドしてもうまくいくのかも知れません。
 なお、再現性はしっかりとあるのですが、こうなるホストとならないホストが
 あり、ならないホストでは詳しく追求していません。

あぁ。あれはああいうしか言いようが無いですねぇ。。フォローアップ
は必要だと思いますが:-)。彼(marcus氏)の立場(GNOMEの偉い人:-)ではあ
いう類の問い合わせが多いとしか言いようがない世界に居るっちゅーか。

というわけでフォロー。
経験的にはデバッグシンボル(特に -pg)でああいうシンボルを生成した
りされたりすることがあります(どこか預りしらないヤツや一時的な何か
の場合もあります)。そうすると要らないのにそれが必要みたいな状態に
なって, バージョンアップするとおかしくなるという(何言ってるのやら
 私)。

特に, GNOME/GTK 関係はバイナリコンパティビリティについては, 無頓
着なところがあります(これだけに限りませんが)。特に長い間バージョ
ンアップ(portupgrade)を繰り返してきたバイナリだとそういうまずい
何か(シンボル等)な状態になります。

私的には ports のメジャー修正(GNOME のメジャーバージョンアップや
ら XFree86 → Xorg やら)が行われる度に, pkg_delete -a で完全に入
れ直すようにしています。経験的にはインストールしている ports の
1 割に影響与えるような修正があった時は入れ直すのがいいかなと思っ
ています。


[FreeBSD-users-jp 90256] Re: 2つ の NIC 間のルーテングについて

2007-01-02 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Tue, 02 Jan 2007 18:35:42 +0900
YABUUCHI Kenji [EMAIL PROTECTED] wrote:
  FreeBSD6.2Beta1を使用しています。
  2つのネットワーク間でルーテングが出来なくて試行錯誤しております。
  rc.conf の中で経路書いていろいろやっていますが、解決できないので質問を
  投げてみました。
  WindowsのマシンからBSDの違うネットワークのNIC(ed0)にアクセスをしたいの
  ですが、旨くいきません・・・。(fxp0にはアクセスできます)
  どうか、参考になるページや解決方法がありましたら、よろしくお願いしま
  す。
YahooBBモデム(NAT/DHCP有効 192.168.3.1)
|
   HUB  + WINDOWS(192.168.3.6)固定ip
|
= fxp0(192.168.3.10)固定ip
|   |
   FreeBSD  |   |
= ed0(192.168.1.10)固定ip
|
|
  (クライアント)

とりあえず図が気に入らない。ということで。

   |
+--+-+ ++
|YahooBBモデム| |WINDOWS |
++ +---++
   | 192.168.3.1   | 192.168.3.6
   |   |
+--+-+-+---+ ハブ
 |
 | fxp0(192.168.3.10)
++-+
| FreeBSD  |
++-+
 | ed0(192.168.1.10)
+--+
|クライアント|
+--+

そういえば, こういう図の書き方ってどういうルールがあるんだろう。同一ネッ
トワークは 1 本の横線内に収容するようにするのが原則だろうか。よくわから
ん:-)。誰か教えて。

とりあえず図を書き直してみると, 突っ込みどころが満載過ぎてちょっと大変
かもしれない(^^;。

  rc.conf-
  hostname=xxx.xxx.xxx
  network_interfaces=YES
  ifconfig_fxp0=inet 192.168.3.10 netmask 255.255.255.0
  #ifconfig_fxp0=DHCP
  ifconfig_ed0=192.168.1.10 netmask 255.255.255.0
  static_routes = set0 set1
  route_set0 = default 192.168.3.1
  route_set1 = 192.168.1/24 192.168.1.10
 gateway_enable=YES
 でしょうか?

そうですね。gateway_enable=YES が第一。次に static_routes の設定
は不要というか, ディフォルトゲートウェイについては下記のように設定する
のが作法です。

defaultrouter=192.168.3.1

route_set1 の方は完全に不要です。自分の足(今回は fxp0 と ed0)につい
た IP アドレスとその IP が所属するネットワーク(今回は 192.16.3.0/24
と 192.168.1.0/24)は自動的にルーティング情報に登録されます。

FreeBSD マシンレベルではそんなところでしょうが, このネットワーク構成
には色々と罠があります。

「YahooBBモデム」と「WINDOWS」マシンは「クライアント」マシンへの行き
方(routing)がわかりません。解決策としてはいくつかありますが, どれか一
つ選ぶ必要があります。

1. とりあえず YahooBBモデムに 192.168.3.0/24 へ行くには 192.168.3.10
   へ送る。という設定をします。ほぼこれで解決できますが, YahooBB モ
   デムにそういう設定ができるインテリジェントなインターフェースがある
   か不明です。

2. 192.168.1.0/24の全てのマシンに 192.168.3.0/24 への行き方を登録
   する(1の拡張版です)。ICMPリダイレクトに対応していないルータやら,
   ポリシで許されてない場合などでやるしかなくなる手段です:-)。

3. 「FreeBSD」マシンで NAT します。192.168.1.0/24 のネットワークか
   ら 192.168.3.0/24 のネットワークを見せません。その代わり WINDOWS
   マシンからも直接クライアントが見えないので, 環境によっては問題になる
   可能性もあります。その場合はさらに Static NAT で逃げるのが手となり
   ます。

以上


[FreeBSD-users-jp 90180] Re: serial console on HP server's iLO2

2006-11-30 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Fri, 1 Dec 2006 01:48:15 +0900
KAWAGUTI Ginga [EMAIL PROTECTED] wrote:
 FreeBSD の serial console の設定について教えていただけないでしょうか.

なんとなく

http://www.freebsd.org/doc/en_US.ISO8859-1/books/handbook/serialconsole-setup.html
ネタかな…と思わないこともないのですが, 実験できる機械が手元になくて
未検証(^^;。

 目的
   * serial console で普通のコンソールと同等に扱いたい
   * serial console は HP iLO2(IPMI,とは違う?)の virtual serial I/F(後述)を
 利用して network から完全に制御したい

iLO は IPMI+α な機能を提供しています。iLO100 は比較的 IPMI のみな
状況ですが, それでも色々な拡張を行っています。

IPMI については
http://www.intel.co.jp/jp/developer/update/contents/sv07031.htm

iLO2 については
http://h50146.www5.hp.com/products/servers/integrity/technology/ilo.html

iLO100 については

http://www1.jpn.hp.com/products/software/oe/linux/mainstream/support/doc/general/hw_setup/mgmt.html

といったところでしょうか。リモートコンソールは IPMI の標準機能ではな
いです:-)。

ちなみに DELL の場合 DRAC というものがあるそうで, iLO2 相当のもの
が別途ライセンスを購入せずに使えます(GUI console が標準だと使えな
い, virtual CD のマウントができない等  iLO2)。

 出来れば msg1〜4 まで全部 virtual serial console から
 見て制御することができれば,安心して遠隔地に設置できるのですが
 何かアドバイス等あればよろしくお願いします

sio(4)のコンソール設定が行われてないように見えます。COM1 に
virtual console (iLO2) が割り当てられているのが正解に見えますので
あとは /boot/loader.conf に

hint.sio.1.flags=0x10

を追加して再起動するだけで行けそうな気がします。/boot/device.hints
を見ると sio0 でもコンソールになるように設定されてるようですね:-(。
あと, ハンドブック見ると kernel configuration でなんとかすべしと
あるけど, 今どきの FreeBSD なら device hinting 使わないと:-)。

# P.S.
# boot_multicons=YES は便利ですよね:-)。


[FreeBSD-users-jp 90170] Re: 現在 購入可能かつ FreeBSD が動作する DELL か HP

2006-11-24 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Fri, 24 Nov 2006 19:54:57 +0900
KAWAGUTI Ginga [EMAIL PROTECTED] wrote:
 お望みのスペック・予算がどの辺りかくらいは書かないと
 雑談になってしまいますよ.
 # それはそれでアリ?

個人的には興味あり:-)。

 In Fri, Nov 24, 2006 at 06:03:47PM +0900,
 舘野徳秀 [EMAIL PROTECTED] wrote:
   HPに関しては↓この辺が参考になるかと思います。
   http://h50146.www5.hp.com/products/software/oe/bsd/index.html
  そこを参考にしてDL380を検討して押えようと思ったら在庫がはけてしまって
  途方にくれて皆さんにお願いした次第です。最新のものはHPでも動作検証が済
  んでないらしいし。

そうなんですよねぇ。。2 ヶ月前に提案出した案件が来たけど在庫が…。 orz

 DL380 G5 / DL360G5 (Intel Xeon woodcrest)は i386 版では
 問題なく動作しています.
   * 6.1-R は不可
   * 目前の 6.2 は多分 OK(少なくとも 200608 頃の stable snapshot で OK)

がぁ〜ん:-)。

   * NIC が目新しい: broadcom BCM5708
  = bce ドライバで一応 OK

本家の ML 見てると bge(4) で認識しないYO!という叫びがちらほらと…:-)。
そりゃそうだ。bce(4)じゃないと(ちゃんちゃん)。

   * RAID は標準で載ってるやつしか判りませんが ciss で
 da0 とかとして見えます
 (RAID volume の設定とかを OS から動的にできるかどうか
  までは良く分からないです)

HP Insight Manager が FreeBSD で公式に(非公式でも)サポートされてな
いのがちょっと…。。。

とりあえずちょっとしたツールなら下記 URL にもありますが, G5 に適用で
きるかは不明です。

http://people.freebsd.org/~jcagle/

   * IPMI の virtual serial console も使えますね
 (boot message が見えないのは sio0 に
  割り当てられるようにしないといけないのかな???)

IPMI とはちょっと違いますよね。IPMI スーパーセットというには機能が
大幅に拡張されまくってますが。  iLO2

   * amd64 kernel は起動中に panic したようなしなかったような?
 (少なくとも WS の方の xw6400 は ACPI off な safe mode とかでも不可)
 = 当方は i386 で使用中

そういえば G4 でも 64bit OS の検証しなかったなぁ。。

   * そういや graphics がなんだったか(i.e. Xorg が動くか?),は試してないです.
 (関係ないけど thinkpad X60 で Xorg -configure が動かなくて泣いてます...)

サーバー機で X は興味無いけど…。(^^;


[FreeBSD-users-jp 89974] bsdstats.org ってなんですか? (Re: ldconfig_compat について)

2006-09-03 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
On Sun, 3 Sep 2006 19:59:43 +0900
Yoshisato YANAGISAWA [EMAIL PROTECTED] wrote:
 # http://bsdstat.org/ 参加中 (sysutils/bsdstats)

signatureに反応してしまうのもなんなのですが, http://bsdstats.org/ の
間違いでなくて? というのは置いておくとして。

最近本家MLでもちょこまか見るし, 今サイトも見たのですが, 動作環境情報を集
めようってプロジェクトですか? (^^;


[FreeBSD-users-jp 89950] Re: USB HDD の mount の仕方[USB 動作報告?]

2006-08-24 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Thu, 24 Aug 2006 17:09:31 +0900
Eiichirou UDA [EMAIL PROTECTED] wrote:
 FreeBSD上でフォーマットしてラベルエディタで以下を作成.
 Part Mount Size Newfs Part Mount Size Newfs
  -  -  -  -
 da0s1d /mount/us 12942MB UFS2+S Y
 マウント

色々指摘ありますが, これ設定した後「W」で書き込んでない(disklabel/
newfs)してないようですね。安全に振ってあるとは言え, 「書き込みます
か?」くらい聞いてきて欲しいところ。  sysinstall

私も「W」を押す必要があることに気がつくまで悩みました:-)。


[FreeBSD-users-jp 89889] Re: SATA   RAID

2006-08-08 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

どう用語を定義付けるか。な話になってしまうので, どのあたりの業界の言葉
によるかと思われるのですが…と前振りしておく。

On Wed, 09 Aug 2006 01:11:20 +0900
Yoshiaki Uchikawa [EMAIL PROTECTED] wrote:
 「ハード的」が何を意味するのかよくわかりませんが、
 ataraidがサポートする機器のうち
 Intel MatrixRAID
 NVIDIA MediaShield
 Silicon Integrated Systems (SiS)
 VIA Tech V-RAID
 がオンボードチップ系のようですね(Intel ICH5,6,7等,NForce4系,SiS965等,
 VT8251,VT8237等)このうちNVIDIA系についてはRAIDの作成、再構成などはFreeBSD
 上からはできないようです。

マザーボード上のという意味でオンボードと言うことからすると,
Promise, Highpoint あたりが代表格ですかねぇ。。  採用
特に一時期, Promise 製のチップがついてる製品が多かったで
すね。サウスブリッジ統合型(チップセット内に機能を持つ)はオ
ンダイというのがいいかと思われ。うちかわさんがおっしゃられ
たのがおおよそ全てではないでしょうか。最近では。

 ところでataraidのマニュアルをよく読むと何となくわかるのですがataraidの
 サポートしているのはsoftoware RAIDなのですよね。
 どうもBIOS+チップセット+ソフトウェアでRAIDを実現しているらしい。
 これらのチップ一般にそういう実装なのかFreeBSDで使う場合はsoftware
 RAIDになるのか判りませんが...

個人的にはファームェアRAIDって言葉でっちあげてしまうのが
いいかもしれないと思ってたりします(^^;。ソフトウェアRAID
といい切る程にはハードウェアの支援が無いわけでなし, ハード
ウェアRAIDという程にはハードウェアが支援してるわけではない
ので。

それはさておき, ataraid(4)でサポートするRAIDシステムは
このファームウェアRAIDに相当する一連のコントローラ(チップ
セット)/システム(BIOS)をサポートするものと考えると, 理解
が早いと思われます。

 ちなみにSCSIのMegaRAID等の場合RAID構成してしまえばホスト側からは普通の
 1台のディスクに見えます。

MegaRAID の SATA 版の位置付けが微妙なところですが, まぁ
ハードウェアRAID と言い切ってしまっていいのではないでしょ
うか。少なくとも SCSI の MegaRAID については。


[FreeBSD-users-jp 89812] ports/UPDATING.jp 20060726 版

2006-07-25 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

長沢さん, 柳澤さんありがとうございます。
御二方の分をマージしました。

とりあえず私は 2006 年 7 月分と 2006 年 5 月分を作業して
いきたいと思います。よろしくお願いします。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
このファイルは ports のアップグレード時に遭遇するであろう問題の
いくつかを文書化します。我々のできる限り混乱を最小化しようとしま
すが, 時々避けられないこともあります。

ports のアップグレードを試みる前に, ports コレクションの更新す
る度に, このファイルの変更を確認する習慣を身につけるようにする
べきです。

20060723:
  影響: www/dillo-i18n の使用者
  文責: [EMAIL PROTECTED]

  バージョン 20060709 の国際化バージョン以後の Dillo は UTF-8 エン
  コーディングによりブックマークファイルを符号化しています。既に
  あるブックマークファイルを bm-update スクリプトまたは, 現在のロ
  カールから UTF-8 へ手動で iconv(1)を使用して(例として 'iconv -f
  ISO-8859-1 -t UTF-8 ~/.dillo/bm.txt' を呼び出すことで)変換しよ
  うとするでしょう。

  より詳細については iconv のドキュメントを御覧ください。

20060722:
  影響: games/phpua-* の使用者
  文責: [EMAIL PROTECTED]

  ディフォルトのインストールディレクトリが ${PREFIX}/www/data/phpua-*
  から ${PREFIX}/www/phpua-* に変更されました。

20060719:
  影響: mail/postfix の使用者
  文責: [EMAIL PROTECTED]

  mail/postfix は 2.3.0 へアップデートされました。そして POSIX_OPTIONS のサポ
  ーとはなくなります。OPTIONS を設定するために make config を実行することを
  考慮してください。また, 綺麗にパッチが当たらないのと, pipe(8) 使用時に問題
  が発生するため, SPF (訳注: Sender Policy Framework)パッチは削除されました。
  SPF パッチの代わりに mail/posix-policyd-spf を使用することを検討しなさい。

  もし Postfix 2.2 版を必要とするなら, mail/postfix22 が見つかるでしょう。

20060714:
  影響: security/krb5 の使用者
  文責: [EMAIL PROTECTED]

  MIT KRB5 1.5 以降, Kerberos はもはや static link あるいは static ライブ
  ラリの構築をサポートしません。この理由は, KRB5 1.5 は機能を導入するため
  のプラグインを実装するからです。 GSS-API は今では関数として実装されてい
  ます。このことは, MIT Kerberos チームはまた static ライブラリを使用した
  プラグインを実装していません。バイナリを静的にリンクするか static ライ
  ブラリを要求するユーザーに対して, MIT が静的にリンクされたバイナリのた
  めの解決策を提供するまでは, このリリースへのアップグレードを行わないよ
  うに勧めるものです。

20060711:
  影響: net/samba3 の使用者
  文責: [EMAIL PROTECTED]

  実験的にサポートしていた SQL および XML ベースの passdb バックエンドは
  バージョン 3.0.23 以降サポートされなくなりました。もしこの機能を必要と
  するのであれば, どうか http://pdbsql.sourceforge.net/ を訪れてください
  (ports は近日入ります)。

  smbpasswd ファイルまたは tdbsam passdb バックエンドを使用している
  時の Domain Admins のようなグループのためのディフォルトでマップ
  された エントリーはもやは作成されません。これらのエントリーを設定
  するためには 'net groupmap modify' ではなく 'net groupmap add' を
  使用しなさい。

  sambaSID 属性定義への部分文字列一致ルールは追加されました。OpenLDAP
  サーバーのために, slapd.conf 設定ファイルへの 'index sambaSID sub'
  の追加が要求されるでしょう。この変更を行った後, slapindex を実行す
  る必要があるでしょう。実際のデータ格納スキーマへの変更はありません。

20060706:
  影響: security/gnutls 及びこの ports に依存した ports の使用者
  文責: [EMAIL PROTECTED]

  gnutls は 1.4.0 へアップデートされ, 全ての共有ライブラリのバージョン
  が昇格されました。よって gnutls に依存する全てのアプリケーションのリ
  ビルドを行う必要があります。以下のように行動してください:

portupgrade -rf gnutls

20060703:
  影響: sysutils/portupgrade の使用者
  文責: [EMAIL PROTECTED]

  portupgrade は Berkley DB version 2 以降の検出に関する問題があった
  のと, 検出したバージョンを使うためにデータベースフォーマットが設定
  されいるため,  portupgrade は古いデータベース上で動かないことになり
  かねません。応急措置としてはデータベースを削除することです。以下の
  ようにタイプしなさい:
  'rm /var/db/pkg/pkgdb.db /usr/ports/INDEX*.db'
  portupgrade は自動的にデータベースの再生成を行うでしょう。これは絶
  対的に間違いありません。

  もしデータベースを削除したくないなら, どのようなデータベースを使用
  しているのか検出し, しかるべく portupgrade のための port オプシ
  ョンを設定しなければなりません。
  以下の指示に従いなさい:

  - アップグレードする*前に* 'pkgdb -fu' を実行しなさい。そして出力
を見ておきなさい。
データベースフォーマットを format:XXX という形で見ることができ,
この XXX が現在使用しているデータベースフォーマットとなります。
  - portupgrade の ports ディレクトリに行き, 'make config' コマンド
により configure を行いなさい。もし bdb_* フォーマットなら, こ
こでは BDB4 オプションを on にしなさい。もし bdb1_* フォーマッ
トなら BDB4 オプションを off にし, BDB1 オプションを on にしな
さい。もし dbd_hash フォーマットなら, 全てのオプションを off に
しなさい。
  - portupgrade をアップグレードしなさい。
  
  注意: もし ports オプションを変更することでデータベースフォーマ
  ットを変更するなら, 必要としない ruby-bdb* ポートを削除するべき
  です。あるいは, pkgtools.conf 注にデータベースフォーマットをハー
  どコーディングすることもできます。

20060616:
  影響 emulation/linux_base-* の使用者
  文責: [EMAIL PROTECTED]

  Fedora Core 4 を linux base の port として利用するようになりました。
  これに対応して、X11 libs の port ではなく、xorg libs を使うように
  なります。

  アップグレードするには下記のコマンドを打ってください
portupgrade -f -o emulator/linux_base-fc4 linux_base\*
portupgrade -f -o x11/linux-xorg-libs linux-XFree86-libs

  もし、printenv | grep LD_ が LD_LIBRARY_PATH や LD_PRELOAD など
  何か表示をしたら、linux のプログラムが起動するときにそれらの値が
  設定されないようにしなくてはなりません。もし、設定されていた場合には
  FreeBSD のライブラリが使われ、そのプログラムは起動しないでしょう。

  アップグレードの後、 acroread などの linux のプログラムを起動してテスト
  してみてください。もし、linux のプログラムが起動するときに何か問題が
  起きて、上記で述べたような LD_* 変数を設定していないなら、全部の linux
  関連の port を全て削除し、 /compat/linux を何のファイルも残さないように
  完全に削除し、再インストールしなおすしか解決策はありません。御愁傷様。

$FreeBSD$


[FreeBSD-users-jp 89803] ports/UPDATING#20060722

2006-07-24 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

/usr/ports/UPDATING の翻訳者募集中! 翻訳する単位が小さい
ので, 暇つぶしにどうぞ。


20060722:
  影響: games/phpua-* の使用者
  文責: [EMAIL PROTECTED]

  ディフォルトのインストールディレクトリが ${PREFIX}/www/data/phpua-*
  から ${PREFIX}/www/phpua-* に変更されました。


[FreeBSD-users-jp 89804] ports/UPDATING#20060723

2006-07-24 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

20060723:
  影響: www/dillo-i18n の使用者
  文責: [EMAIL PROTECTED]

  バージョン 20060709 の国際化バージョン以後の Dillo は UTF-8 エン
  コーディングによりブックマークファイルを符号化しています。既に
  あるブックマークファイルを bm-update スクリプトまたは, 現在のロ
  カールから UTF-8 へ手動で iconv(1)を使用して(例として 'iconv -f
  ISO-8859-1 -t UTF-8 ~/.dillo/bm.txt' を呼び出すことで)変換しよ
  うとするでしょう。

  より詳細については iconv のドキュメントを御覧ください。


[FreeBSD-users-jp 89805] ports/UPDATING#20060703

2006-07-24 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。


20060703:
  影響: sysutils/portupgrade の使用者
  文責: [EMAIL PROTECTED]

  portupgrade は Berkley DB version 2 以降の検出に関する問題があった
  のと, 検出したバージョンを使うためにデータベースフォーマットが設定
  されいるため,  portupgrade は古いデータベース上で動かないことになり
  かねません。応急措置としてはデータベースを削除することです。以下の
  ようにタイプしなさい:
  'rm /var/db/pkg/pkgdb.db /usr/ports/INDEX*.db'
  portupgrade は自動的にデータベースの再生成を行うでしょう。これは絶
  対的に間違いありません。

  もしデータベースを削除したくないなら, どのようなデータベースを使用
  しているのか検出し, しかるべく portupgrade のための port オプシ
  ョンを設定しなければなりません。
  以下の指示に従いなさい:

  - アップグレードする*前に* 'pkgdb -fu' を実行しなさい。そして出力
を見ておきなさい。
データベースフォーマットを format:XXX という形で見ることができ,
この XXX が現在使用しているデータベースフォーマットとなります。
  - portupgrade の ports ディレクトリに行き, 'make config' コマンド
により configure を行いなさい。もし bdb_* フォーマットなら, こ
こでは BDB4 オプションを on にしなさい。もし bdb1_* フォーマッ
トなら BDB4 オプションを off にし, BDB1 オプションを on にしな
さい。もし dbd_hash フォーマットなら, 全てのオプションを off に
しなさい。
  - portupgrade をアップグレードしなさい。
  
  注意: もし ports オプションを変更することでデータベースフォーマ
  ットを変更するなら, 必要としない ruby-bdb* ポートを削除するべき
  です。あるいは, pkgtools.conf 注にデータベースフォーマットをハー
  どコーディングすることもできます。


[FreeBSD-users-jp 89795] ports/UPDATING#20060711

2006-07-23 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

微妙に samba ネタ知らないので, フォローよろしく。

20060711:
  影響: net/samba3 の使用者
  文責: [EMAIL PROTECTED]

  3.0.23 版より始まっている Samba の 実験的な SQL 及び XML passdb バ
  ックエンドのサポートしません。もしこの機能を必要とするのであれば,
  どうか http://pdbsql.sourceforge.net/ を訪れてください(ports は
  近日入ります)。

  smbpasswd ファイルまたは tdbsam passdb バックエンドを使用している
  時の Domain Admins のようなグループのためのディフォルトでマップ
  された エントリーはもやは作成されません。これらのエントリーを設定
  するためには 'net groupmap modify' ではなく 'net groupmap add' を
  使用しなさい。

  sambaSID 属性定義への部分文字列一致ルールは追加されました。OpenLDAP
  サーバーのために, slapd.conf 設定ファイルへの 'index sambaSID sub'
  の追加が要求されるでしょう。この変更を行った後, slapindex を実行す
  る必要があるでしょう。実際のデータ格納スキーマへの変更はありません。


[FreeBSD-users-jp 89787] Re: batsect の使いかたについて

2006-07-21 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Fri, 21 Jul 2006 14:28:18 +0900
TOGAWA Satoshi [EMAIL PROTECTED] wrote:
 # メーカー修理に出せない理由
 # 1.修理に出したときにWinXPがセットアップされていないと,
 #   再セットアップ料として15k円とられる.

私は情報漏洩の問題から全部クリアして出します。といって修理
出しました。それなりに理解はされますが, はて東芝だとどうだ
ろう。。  松下ではok

 # 2.WindowsXPをセットアップして,ディスクの「エラーチェック」から
 #   「不良セクタをスキャンし,回復する」を実行しても,不良セクタ
 #   らしきものが検出されない.

こういう確認できるなら, とりあえずインストールだけしておい
て, 修理出すか…。


[FreeBSD-users-jp 89696] Re: kterm: stty min = 0 のせいで ng 暴 走 ?

2006-07-01 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Sat, 1 Jul 2006 21:36:28 +0900
KAWAGUTI Ginga [EMAIL PROTECTED] wrote:
 FreeBSD + kterm において stty の設定が
 起動のさせかたによっておかしくなる(?)点があるという指摘がありました.
 FreeBSD の terminal 周りの問題ではないか,という
 話もあるのですが,私ではよく分からないため,
 識者のご意見を伺いたいとおもっています.

ng ではないですが, portupgrade 中 dialog (つまり OPTIONS の
処理で)が暴走するという経験をしたことがあります。その時は再
現できたので read(2) が 0 バイト入力完了で busy loop に入っ
たのが原因と特定できましたが(どうも script(1) が原因っぽか
った), その後問題が起きてないのでなんともいやはや。。
 現在 ja-kterm-6.2.0_8 を使用中

最近 current と kterm の動きがよろしくない(kterm が暴走しや
すい)傾向が見られるので, 微妙に使わなくなりつつあります(^^;。


[FreeBSD-users-jp 89642] FYI: Let's Note Suspend/Resume Successful

2006-06-04 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

第三世代型 CF-R4 (2006年春モデル)でサスペンド・レジューム機能
が使えることが確認できましたのでお知らせです。

動作確認は 6.1-STABLE ですが, おそらくは 6.1-RELEASE よりも前
の FreeBSD でも動くと思われます。ポイントは下記設定の追加とな
ります。

/boot/loader.conf に追加
- - - - - - - - - - - - - - -
hint.apic.0.disabled=1
hint.psm.0.flags=0x2000
- - - - - - - - - - - - - - -

残念ながら第一世代型の CF-R4 では改善が見られません。第二世代
型については情報がありません。その代わり同じく第三世代型の
CF-W4 についてもサスペンド・レジュームできることが確認できま
した。

詳細は http://blog.ninth-nine.com/diary/20060604.txt あたりでも。


[FreeBSD-users-jp 88970] Re: bjfilter と linuxpluginwrapper (Re: print/pips970 と linuxpluginwrapper の相性問題? )

2005-12-27 スレッド表示 Norikatsu Shigemura
重村法克です。

On Tue, 27 Dec 2005 09:22:19 +0900
Fuhito Inagawa [EMAIL PROTECTED] wrote:
  最初の質問には関係ない話で申し訳ないのですが,
  pluginwrapper/pips.so
  のような仕組みをCANON のbjfilterの2.x系(特にPIXUSシリーズ対応の2.4,2.5など)
  に適用できないでしょうか?
 最近、ちらっと頭をよぎったアイデアとして、
 Debian GNU/kFreeBSD では glibc を使っているらしいので、
 そこから必要なライブラリを抜きだして来れば、強引にwraper をかぶせなくても
 Linux 用のいろんなバイナリをある程度まで動かす事が出来るんじゃないか、
 という妄想に耽ってみたりしているんですが、どうなんでしょうね?
 誰か試してみた人はいませんか?

評価したことあるのですが, 致命的に不可です。たとえば, pthread
一つ取った場合(firefox の話になってしまいますが), glibc pthread
と KSE pthread の共存×。と瞬殺されることがわかります(爆)。
jfilter と言えど, Debian でリンク…という話なると結局は linux
バイナリを cross で生成するのと同じくらいのオオゴトになってし
まうのであんまり意味が無いです(やる分にはありだと思いますが,
私はやる気力が無い)。

そうこう色々やってるうちに(ライブラリ等の共存重要), 結局カスタ
ムメイドのコードを書かないといけないので, どんな関数をどういう
風に実装してるんだろう。くらいにしか参考になりません(T_T)。結
局 glibc と linux kernel のソースを読むのと同じ程度に読まなけ
ればならないという。。。

ちなみに, 7-current で入った ELF symbol versioning のおかげで
LPW 動きません:-)。しばらく諦めるか, 手伝ってください。ていう
か libmap.conf でなんで乗っ取り切れんのだ(T_T)。  rtld-elf

# と微妙に愚痴ってみる罠...